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ハワイの新聞記事から その245 1958年 シャヒーンズの新作紹介(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回から新たに、1958年の
ホノルル・アドヴァタイザー紙に
掲載された、
シャヒーンズに関する
記事になります。

****************************

『1958年 シャヒーンズの
新作紹介(1)

 まばゆいばかりに白い
バーズアイ・ピケの
エレガントなカクテル・
ドレスは、
アルフレッド・シャヒーン・
オブ・ハワイ株式会社によって
製作されたクルーズ・ラインの
新作の1つである。

 ペロン社の接着芯の
裏地が付いたこのドレスは、
かすかに香る香水と同じくらい
女性的で、
新しいエンパイア・ラインを
作り出すために
胴部中ほどに
複雑なカットが入っている。

またこのドレスは
完全に洗濯可能である。

背中側の低い位置まで
下がっている、
V字型のホールター・バンドは
ターコイズ色の
コットン素材であり、
また、前身の裾近くに
花束を散らしたような
仕上げの蝶形リボンも
同様にコットン素材である。』

****************************

今回の新聞記事には
写真がなく文字だけの
説明なので、
どのような服なのかが
イマイチよくわかりません。

しかも女性物の
ドレスの話なので、
ちょっと退屈ですね。

アロハシャツの新柄の話も
少しは入れてくれれば
いいのにと思ってしまいます。


今回の記事で注目すべき部分は
「アルフレッド・シャヒーン・
オブ・ハワイ株式会社」
という社名表記ですね。

この織ネーム ↓ 

s-DSCN1729.JPG

(筆者コレクションより)

が使われるようになったのは、
この記事が書かれた
1958年前後、つまり
1950年代後半ということ
なのでしょうか?


ちなみに、記事に出てくる
「エンパイア・ライン」とは
こんなデザイン ↓ だそうです。

empire-line.jpg

https://www.dresspatternmaking.com/garment-elements/stylelines/styleline-empire

(Dresspatternmaking.comより
 引用)


(次回に続く)

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ヴィンテージ・アロハシャツ徹底解剖(3)シャヒーンズ・オブ・ホノルル(2) [ヴィンテージ・アロハシャツ徹底解剖]

本日は祝日なので
翻訳の方はお休みして、
「ヴィンテージ・
アロハシャツ徹底解剖」
をお送りします。

話題は前回に引き続き、
映画「Naked Paradise」に
登場する「PAREU」柄と
そのバリエーションを
研究します。

まず最初に、
PAREU柄を構成する
主なモチーフを
見てみましょう。
この4つです。

PAREU 1.jpg

PAREU 2.jpg

PAREU 3.jpg

PAREU 4.jpg

仮に、
「花」
「三つ葉」
「鳥」
「細葉」
とでも命名しておきます。


実は、これらのモチーフを
再構成した柄が
いくつか存在するのです。


まず最初にご紹介したいのは
こちら ↓ です。

shaheen 1.jpg

拡大します。

shaheen 2.jpg

(アルフレッド・シャヒーンの
HPより引用)


すごい柄ですよね。
「鳥」のモチーフが
繰り返し出てくるのですから。


筆者はこの柄を、
この写真でしか見たことがない
(実物やオークションで
見たことがない)
のですが、
シャヒーンの会議で
着ているのですから
絶対にシャヒーンズ製です
(が、
サンプルしか作られなかった
という可能性は
もちろんあります)。
ぜひ実物を見てみたいです。


ほかには
こんなものもあります。

i-img1042x1200-1651483141c14ovs61628.jpg

(ヤフオクの過去の
出品物より引用)

「ケイ・オウ・カウアイ」
というブランドの
ボーダー柄です。
上の4つのモチーフが
全て出てくるところが
面白いです。

配色やボタンから
1960年代製と推測されますが
シャヒーンズ製の
プリント生地を使っているか
縫製までシャヒーンズに
依頼したか、のどちらかでは
ないでしょうか?


最初のPAREU柄に近いのが
こちら ↓ です。

s-DSCN4834.jpg

(筆者コレクションより)

初期の「レインスプーナー」
(乳首タグ)の織ネームが
付けられています。
1970年代初頭頃の
製品だと推測されます。
シャヒーンズの生地、
または製品でしょう。


そしてここで謎なのが、
こちら ↓ です。

m_s-DSCN2772-ea2ee.jpg

(筆者コレクションより)

このシャツは、
以前、当ブログで、
ドラマ・ウルトラセブン

m_s-DSC_0287.jpg

や、映画『天国と地獄』

m_s-DSCN9828-fb505.jpg

や、『社長外遊記』

m_s-DSCN9840-534de.jpg

に出てくるシャツとして
ご紹介しましたね。

https://vintage-aloha-shirt.blog.ss-blog.jp/2022-05-04-2


ブランドは
「パラダイスハワイ」です。

上に挙げた4つのモチーフのうち
2番目の「三つ葉」がなく、
1番目の「花」も少し小さく、
さらには別のモチーフ
(「6花弁花」としましょう)

6花弁.jpg

がプラスされています。

これはどのようないきさつで
作られたシャツなのでしょうか?

考えられるのは、
シャヒーンズのPAREU柄が
人気だったため、
他社が、限りなく似た柄を
(無断で)コピーしたのか、
あるいはシャヒーンズが作った
「PAREU柄パート2」の生地を
仕入れてシャツにしたのか、
といったところです。
しかし本当のところは
いまひとつはっきりしません。


バリエーションが多く、
謎も多い「PAREU」柄は、
罪作りな柄ですよね。


さらに別なバリエーションが
あるかもしれないので、
今後も探していきます。
見つかったら当ブログで
ご紹介することにします。


今回はこの辺で。


(次回に続く)

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ヴィンテージ・アロハシャツ徹底解剖(2)シャヒーンズ・オブ・ホノルル(1) [ヴィンテージ・アロハシャツ徹底解剖]

本日は週末なので
翻訳の方はお休みして、
「ヴィンテージ・
アロハシャツ徹底解剖」
をお送りします。

気になるヴィンテージを
詳細に、比較・観察・
検証しよう、という
不定期の企画です。


第2回目の今回は、
前回のブログで取り上げた、
映画「Naked Paradise」に
登場する「PAREU」柄を
見ていくことにします。


まず最初に、
筆者が確認している、
この柄の変遷について
整理しておきます。

最初は、1953年の新聞広告で
サーフンサンド社
(注:シャヒーンの
プリント生地工場)の
「プリント生地」として
紹介されていました。
1ヤード1.35ドルでした。

その後、1955年の
ワットムルスの広告で
「当店独自の新柄」として
紹介されていました。
スターリング・
モスマンというミュージシャンが
衣装として着ているもので、
価格表記もなく、
発売前のものという感じでした。

そして翌1956年に、
高級品店マキナニーで、
1着5.95ドルで
販売されるという
新聞広告が掲載されました。

それが、このシャツ ↓

i-img600x600-16599552961cjia34657.jpg

です。


実は同じ柄のシャツを
筆者も所有しています。
こちらです。

s-DSCN5887.jpg

織ネームは
「ダイヤモンドヘッド・
スポーツウェア」のもので
古銭ボタンが付いています。

1950年代後半頃の製品で、
上のマキナニーのものより
少しだけ新しい時代の
ものだと推測されます。


この2着を見比べて
気が付いたことがあります。
全く同じ柄ではあるのですが
わずかに違いがあったのです。


こちら ↓ をご覧ください。

スクリーンショット 2022-10-07 230256.jpg

スクリーンショット 2022-10-07 230210.jpg

三つ葉の間を拡大します。

スクリーンショット 2022-10-07 230407.jpg

スクリーンショット 2022-10-07 230341.jpg

わかるでしょうか?
紺色の方は2つの三つ葉が
離れていますが、
赤い方はつながっています。

これは、
プリントに使っている版が
摩耗によって、
柄のエッジが甘くなっている
ということを
意味するのではないかと
筆者は考えました。

ロングセラーのため
大量にプリントしたための
現象のように思えるのです。

そしてこの柄は
ロングセラーゆえに、
さらにいろいろなバージョンが
作られていくことになります。

この続きは次回に。


(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その244 1957年 シャヒーンズが映画に衣装提供する(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、1957年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に掲載された
シャヒーンズに関する
記事になります。

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NAKED PARADISE 1.jpg

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『シャヒーンズが映画に
衣装提供する(2)』

新聞の記事自体は短いもので
前回の翻訳でご紹介したものが
全てになります。

今回は、この映画に出てくる
ほかの柄をご紹介します。

IMDbの
「Naked Paradise」の項目から
引用します。

https://www.imdb.com/title/tt0050748/


NAKED PARADISE 9.jpg

ここには4つの柄が
写っていますね。

左側の2つ

NAKED PARADISE 10.jpg

NAKED PARADISE 11.jpg

は、筆者には見覚えがなく、
すぐには思い出せません。
ごめんなさい。

右側の女性の水着の柄

NAKED PARADISE 12.jpg

は、先日もご紹介した
「ジョス・スティック」柄 ↓

s-l1600.jpg

のようにも見えますが、
違うようにも思えます。
写真がぼやけているので
確実なところはわかりません。


一番右の柄 ↓ 

NAKED PARADISE 13.jpg

は、前回も出てきた、
シャヒーンズの代表作
「PAREU」(パレウ)柄です。

i-img600x600-16599552961cjia34657.jpg

(過去の
ヤフオク出品物より引用)

この柄はロングセラーで
さまざまなバージョンがあり、
それを検証すると面白いので
後日取り上げます。


映画に戻って、
さらにこちら ↓ 。

NAKED PARADISE 14.jpg

NAKED PARADISE 15.jpg

菱形のタパ模様に特徴があり、
見たことがあるような
所有していたような
気もするのですが、
すぐに画像が出てきません。
ごめんなさい。


この映画には
いろいろな柄が
出てくるようなので、
今度ぜひ探してみて
じっくり鑑賞したいと思います。


(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その243 1957年 シャヒーンズが映画に衣装提供する(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回から、1957年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に掲載された
シャヒーンズに関する
記事になります。

****************************

NAKED PARADISE 1.jpg

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『シャヒーンズが映画に
衣装提供する(1)

NAKED PARADISE 2.jpg

 この写真は、
映画「ネイキッド・
パラダイス」の撮影中、
ハワイでのロケに出演した
ビヴァリー・ガーランドである。

その映画は現在、
クイーン、キング、パレスの
各映画館で上映している。

「ネイキッド・パラダイス」の
全出演者の衣装は、
アルフレッド・シャヒーン・
オブ・ホノルルによって
提供されたのであり、
同社はシネマスコープの映画に
名前がクレジットされている。』

****************************

上の写真を拡大すると
こんな柄 ↓ の水着を
着ていたことがわかります。

NAKED PARADISE 3.jpg


探してみると、
もう少し鮮明な写真が
見つかりました。

NAKED PARADISE 5.jpg

https://www.imdb.com/title/tt0050748/

拡大すると、
こんな柄です。

NAKED PARADISE 6.jpg

特徴がないパレオ柄で
よくわかりませんが、
別の写真で後ろ側を
見ることが出来ます。

NAKED PARADISE 7.jpg

NAKED PARADISE 8.jpg

これなら見覚えがあります。
「PAREU」と名付けられた
有名かつロングセラーの
柄です。

IMDbの記述によれば、
この映画は
「撮影は1956年9月2日に
開始されました。
この映画は2週間で
ハワイのロケ地で
撮影されました。」
とのことです。
つまり1956年の柄と
言ってもよいでしょう。

この柄については
後日詳しく解説します。


ところで、この映画は
ハワイの3つの映画館で上映され
その広告も新聞に
掲載されました。

こちら ↓ です。

NAKED PARADISE 4.jpg

(筆者コレクションより)



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その242 1954年 シャヒーンズの新作がパーティで紹介された(4) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、1954年のホノルル・
スターブリトゥン紙に掲載された
シャヒーンズに関する
記事になります。

****************************

1955 Shaheen.jpg

(1955年の展示会時の写真。
アルフレッド・シャヒーンの
HPより引用
~本文とは関係ありません)

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『シャヒーンズの新作が日曜、
パーティで紹介された(4)
文/ルース・リヴィア

絵描きとデザイナー

 デザイナーの
リチャード・グッドウィンと
絵描きのトニー・ウォーカーは、
彼らの傑出した仕事に対する
多大な称賛に値する。

新作は
東洋と西洋の影響を
示していた。

 パーティに出席していた
重役社員は、
販売部長フレッド・バック、
信用調査部長ローランド・
ウィンブッシュ、
工場長ジョー・P・ルーマン、
そしてケネス・ゴトウ
(訳者補足:
肩書の記載はないが、
おそらく会計係)であった。

 有名な招待客は、
次期市長ニール・ブレイスデル、
ポーター・ディキンソン夫妻、
ジョージ・シャヒーン夫妻
(訳者補足:アルフレッド・
シャヒーンの両親であり、
ジョージは1952年頃まで
シャヒーン社の社長)、
アイラ・サンダース、
カール・ヘーベンシュトライト、
そしてKGMBテレビの
リー・ベッカー、
フロイド・フッド、
ワラワラ(訳者補足:
店の名前?詳細不明)の
ウィリアム・アンダーソン夫妻
などであった。』

****************************

リチャード・グッドウィンと
トニー・ウォーカーは、
以前にも出てきた名前ですね。

工場長ジョー・P・ルーマン
(ジョセフ・P・ルーマン)は
1952年前後に
ニューヨークから来た、
服飾製造のベテランで、
妻ルビー・ルーマンは
当時、サーフンサンド社の
支配人でした。

ルーマンは、この記事が
書かれた1954年前後に、
独立して
「J・P・ルーマン社」という
シャツのメーカーを
立ち上げています。


この記事は今回で終わりです。

次回をお楽しみに。


(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その241 1954年 シャヒーンズの新作がパーティで紹介された(3) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、1954年のホノルル・
スターブリトゥン紙に掲載された
シャヒーンズに関する
記事になります。

****************************

the Alfred Shaheen collection exhibit 2.jpg

(アルフレッド・
シャヒーン展を紹介した
Karen In Honolulu さんの
ブログより引用
~本文とは関係ありません)

****************************

『シャヒーンズの新作が日曜、
パーティで紹介された(3)
文/ルース・リヴィア

新しいハワイアン・ライン

 欠けることのない完全な、
新しいハワイアン・ラインは、
ムームー、ホロムー、パケムー、
ホロクという
さまざまな形を取って、
デビューを飾った。

裾の短いホロクや、
ハワイ調でドレッシーな
オケージョンウェアは
人々の拍手を誘った。

 ハイライトは、
スア・ゴールド色、
ブロンズ色、茶色の
プリント生地から作られた
新しいスタイルのサンドレスと、
ロンパー・スタイルの
母娘用水着であった。

ちなみにサンドレスは
パティ・スティーヴンズが、
水着は幼いシャヒーン3姉妹と、
モデルズ・ハワイの
シャーリーン・ホルトが、
それぞれモデルを務めた。

 シャヒーンズ社の新機軸は、
バーバラ・キムがデザインした、
ビーチ・ハットとバッグを
付加したことである。

これらの新しいアクセサリーは、
フィリピン・タラバヤシの
(訳注:ヤシの葉を編んだ)
布地やアボーテクス
(訳注:詳細不明)の布地から
作られ、
涼し気な帽子や
収納力のあるビーチ・バッグに
なったものである。』

****************************

フィリピン・タラバヤシは
こんな ↓ ヤシです。

220px-CabbagePalm01.jpg

https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/Corypha_utan?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

(ウィキペディアより引用)


その葉が、扇子や籠や
マットに加工されるそうです。

タラバヤシ製品を探してみると
こんな小物入れ ↓ を
見つけました。

buri-made-768x475.jpg

https://our7107islands.com/the-buri-palm-and-its-crafts/

(OUR 7107 ISLANDSの
 HPより引用)

これに似た
帽子やバッグだったのでは
ないかと想像します。


(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その240 1954年 シャヒーンズの新作がパーティで紹介された(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、1954年のホノルル・
スターブリトゥン紙に掲載された
シャヒーンズに関する
記事になります。

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the Alfred Shaheen collection exhibit 1.jpg

https://kareninhonolulu.wordpress.com/2012/11/11/alfred-shaheen-brings-aloha-friday-to-bishop-museum/

(アルフレッド・
シャヒーン展を紹介した
Karen In Honolulu さんの
ブログより引用
~本文とは関係ありません)

****************************

『シャヒーンズの新作が日曜、
パーティで紹介された(2)
文/ルース・リヴィア

 シャヒーン氏が、
次期市長の
ニール・ブレイスデルを
紹介すると、ブレイスデルは、
シャヒーンズ社の
ソフトボール・チームの
フレッド・マツウラ監督に、
選手権優勝のブロンズの
トロフィーを贈った。

 チーチー
(訳注:歌手だと思われるが
不明)とそのセレナーデが、
コーディネーター、
サリー・リーの解説の
BGMを担当し、
サリー・リーは
シャヒーンズ・オブ・
ホノルルの1955年の新作を
紹介した。

 サーフンサンド・
デザインズ・アンド・
スタイルズの、
ビーチ・ウェアから
アフタヌーン・
サマードレスまでの、
25の新作が、
シャーリーン・ホルト、
パティ・スティーヴンズ、
マモ・ハウエル、
そしてスーザン、
カミーユ、ディディの
シャヒーン3姉妹が
着用して披露された。』


(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その239 1954年 シャヒーンズの新作がパーティで紹介された(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回から新しく、
1954年のホノルル・
スターブリトゥン紙に掲載された
シャヒーンズに関する
記事になります。

****************************

『シャヒーンズの新作が日曜、
パーティで紹介された(1)
文/ルース・リヴィア

 400人の従業員と
その友人たちが日曜午後、
アリカ・ドライブ3116番地の
アルフレッド・
シャヒーンズ社主催の
クリスマス・パーティに
招待された。

そして彼らは、
シャヒーンズ社の全新作を
披露する春の
ファッションショーの試演で、
自分たち自身の手仕事を見た。

 シャヒーン夫人は、
トランペット形の新しい裾線と
ピンクのサテンの飾り帯が付いた
白のストレッチ・レースの
シース・スタイル・ドレスを着て
従業員とその友人たちに
挨拶した。

彼女は3人の娘、
スーザン、カミーユ、デアドル
(ディディ)に
取り巻かれていた。』

****************************

20110404_fea_shirts1.jpg

https://www.staradvertiser.com/2011/04/04/features/aloha-for-the-world/

(アルフレッド・
シャヒーン展を紹介した
スターアドヴァタイザーの
新聞記事より引用
~本文とは関係ありません)

****************************

(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(213)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。

今回は
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。
まず最初はこちら ↓ です。

i-img900x1200-1664161724njynrq703661.jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1065094130

ペルシヤあたりの唐草模様を
背景にして、
壺や茶碗などの陶磁器が描かれた
東洋的な柄です
(あるいは遺跡から出土した
土器が描かれているのかも
しれません)。
このような東洋的/日本的な
陶磁器や茶道具が描かれた柄は
1950年代後半頃に
多く見られるものです。
また、茶色系の地味な色合いも
1950年代末頃に
よく見られる色調です。

ブランドは高級紳士服店の
「ロス・サザランド」です。

素材はレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンはココナッツボタンです。
そして長袖は珍しいですね。

* 追伸 ちょうど落札されて
終了してしまったようです。



続いては、
少し前から出品されている
こちら ↓ です。

i-img640x480-1663921510zhjy4a187134.jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1064857909

着物姿の女性と、
刀を差した浪人風情の男性と、
飛脚や駕籠屋と、柳の木などが
描かれています。
歌舞伎などの演目を
柄にしたものなのでしょうか?
詳細は不明ですが、
面白い柄ですね。
筆者は初めてみました。
もちろん専門書未掲載です。

素材はコットン、
ボタンはプラスチックボタンで
織ネームは、
高級ショップの「アンドレード・
リゾートショップス」です。
1960年代末から70年代初頭頃の
製品だと推測されます。


最後は、こちらも以前から
出品されている、
こちら ↓ です。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u1049522012

アラモアナ・パークの
ヨットハーバーや橋、
藁ぶきのビーチパラソルと
そこでくつろぐ男女、
などが描かれた
「アラモアナ・パーク」柄です。
専門書にも掲載されている
比較的有名な柄になります。

素材はレーヨン、
プリントは抜染、
ボタンはココナッツボタンで、
ブランドは「シャヒーンズ・
オブ・ホノルル」になります。

専門書掲載のこちら ↓

i-img1200x1200-1651048513wbmudp174838.jpg

とは配色が少し違うようです。


今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。



(次回に続く)

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