ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ（230）年末SP～注目のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
ついに2022年も
最後の日となってしまいました。
翻訳の方はお休みして、
週末恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、
以前から出品されていますが、
珍しくて、柄も興味深い
「注目のアロハシャツ」を
ご紹介します。
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k1055765637
子供がフラを踊っている様子と
楽譜（おそらく有名なフラの
楽曲の楽譜でしょう）が
描かれています。
子供のお絵描きのような、
ちょっと稚拙なタッチの絵が
味わい深いです。
この不思議な柄に
結構な価格が付けられているため
長期間落札されないのでしょうが
筆者はこのアロハシャツに
かなり注目しています。
まずなにより、
非常に珍しい柄です。
専門書には掲載されていませんし
（柄がビミョーだからでしょう）、
筆者も初めて見ました。
筆者の基準からすれば、
時々目にする有名柄よりも
希少な無名柄のほうが
価値を認めたくなります。
そしてこのシャツは、
筆者の好きなシャヒーンズの
製品でもあります。
「キイラニ」は
シャヒーンズの別ブランドで、
おそらくシャヒーンズの名前を
出したくない販路向けの
ブランドであったのでしょう。
さらには、生地の耳に
「"KEIKI HULA HANDS"
SURF'N SAND HANDPRINT」
と文字が書かれていることです。
「子供のフラの踊り手」
といった意味でしょうか。
また「サーフンサンド」は
シャヒーンズが営む
プリント工場の名前です。
柄と捺染会社の名前が
わかるのは非常に貴重です。
以上のような理由で
このアロハシャツに
筆者は注目するのです。
素材はコットン、
プリントは
オーバープリントで、
ボタンはココナッツボタンです。
そのココナッツの材質が
古そうなタイプであること、
襟が大きいことなどから、
1940年代末～50年代初頭の
製品だと推測します。
今年最後にご紹介するのに
ふさわしい、とても貴重な
ヴィンテージアロハシャツだと
思います。
今年も１年、お読みくださり
ありがとうございました。
来年も面白い情報をお届けする
つもりでおりますので、
引き続きご愛読くださりますよう
お願い申し上げます。
なお、お正月は特別企画を
ご用意しています。
お楽しみに。
（次回に続く）
最後の日となってしまいました。
翻訳の方はお休みして、
週末恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、
以前から出品されていますが、
珍しくて、柄も興味深い
「注目のアロハシャツ」を
ご紹介します。
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k1055765637
子供がフラを踊っている様子と
楽譜（おそらく有名なフラの
楽曲の楽譜でしょう）が
描かれています。
子供のお絵描きのような、
ちょっと稚拙なタッチの絵が
味わい深いです。
この不思議な柄に
結構な価格が付けられているため
長期間落札されないのでしょうが
筆者はこのアロハシャツに
かなり注目しています。
まずなにより、
非常に珍しい柄です。
専門書には掲載されていませんし
（柄がビミョーだからでしょう）、
筆者も初めて見ました。
筆者の基準からすれば、
時々目にする有名柄よりも
希少な無名柄のほうが
価値を認めたくなります。
そしてこのシャツは、
筆者の好きなシャヒーンズの
製品でもあります。
「キイラニ」は
シャヒーンズの別ブランドで、
おそらくシャヒーンズの名前を
出したくない販路向けの
ブランドであったのでしょう。
さらには、生地の耳に
「"KEIKI HULA HANDS"
SURF'N SAND HANDPRINT」
と文字が書かれていることです。
「子供のフラの踊り手」
といった意味でしょうか。
また「サーフンサンド」は
シャヒーンズが営む
プリント工場の名前です。
柄と捺染会社の名前が
わかるのは非常に貴重です。
以上のような理由で
このアロハシャツに
筆者は注目するのです。
素材はコットン、
プリントは
オーバープリントで、
ボタンはココナッツボタンです。
そのココナッツの材質が
古そうなタイプであること、
襟が大きいことなどから、
1940年代末～50年代初頭の
製品だと推測します。
今年最後にご紹介するのに
ふさわしい、とても貴重な
ヴィンテージアロハシャツだと
思います。
今年も１年、お読みくださり
ありがとうございました。
来年も面白い情報をお届けする
つもりでおりますので、
引き続きご愛読くださりますよう
お願い申し上げます。
なお、お正月は特別企画を
ご用意しています。
お楽しみに。
（次回に続く）
ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ（229）新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は年末（12月30日）なので、
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、久しぶりに
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。
最初はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1077093352
比較的有名なオウム柄で、
専門書にも掲載されていますね。
ヤシの木や、アザミのような花と
葉っぱとが描かれています。
素材はレーヨン、
プリントは抜染で、
ボタンは赤い尿素ボタンです。
1950年代初頭頃の
製品でしょう。
ブランドは
「ハーパー・スポーツウェア」
です。
続いては、
同じ出品者さんの
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1077078434
白地に緑の松葉と
茶色の鷲とが映える
なかなかカッコイイ柄です。
織ネームは、
三角タグの「ペニーズ・
メイドインジャパン」です。
素材はレーヨン、
ボタンは透明な
プラスチックボタンです。
最後はこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1076799814
ハイビスカスの花と、
小さなアンスリウムが
縦に並んだ
ボーダー・パターンです。
ブランドは「パラダイス・
スポーツウェア」で、
比較的古い織ネームです。
素材はレーヨンで、
プリントは抜染のように
見えますが、実際は
オーバープリントに
なります。
ボタンはココナッツボタンです。
1950年代初頭頃の
製品でしょうか？
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、久しぶりに
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。
最初はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1077093352
比較的有名なオウム柄で、
専門書にも掲載されていますね。
ヤシの木や、アザミのような花と
葉っぱとが描かれています。
素材はレーヨン、
プリントは抜染で、
ボタンは赤い尿素ボタンです。
1950年代初頭頃の
製品でしょう。
ブランドは
「ハーパー・スポーツウェア」
です。
続いては、
同じ出品者さんの
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1077078434
白地に緑の松葉と
茶色の鷲とが映える
なかなかカッコイイ柄です。
織ネームは、
三角タグの「ペニーズ・
メイドインジャパン」です。
素材はレーヨン、
ボタンは透明な
プラスチックボタンです。
最後はこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1076799814
ハイビスカスの花と、
小さなアンスリウムが
縦に並んだ
ボーダー・パターンです。
ブランドは「パラダイス・
スポーツウェア」で、
比較的古い織ネームです。
素材はレーヨンで、
プリントは抜染のように
見えますが、実際は
オーバープリントに
なります。
ボタンはココナッツボタンです。
1950年代初頭頃の
製品でしょうか？
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その304 1968年 カハラ・スポーツウェア～ハワイの新しいファッションはモッズ(番外編) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回は番外編として、
前回まで翻訳していた、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載されたカハラ・
スポーツウェアの記事と
同じ頃に作られたと思われる
カハラのシャツと織ネームを
ご紹介してみます。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（番外編）
まず、1960年代後半頃に
使われていたと思われる
織ネームを,
ヤフオクで探してみました。
このあたり ↓ ではないかと
筆者は推測します。
そのシャツはこんな感じです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j567335645
素材はコットンで
プルオーバータイプです。
「フォアモースト」は
アイスクリームの
ブランドですね。
もう１つ。
こちら ↓ は同じ書体ですが
「チャップマンズ」という
（おそらく）ショップ向けの
織ネームです。
そのシャツはこんな感じです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1060298913
植物の柄のようですが
何なのかはわかりません。
素材はやや厚手のコットンで
プルオーバータイプ、
ボタンは、サーフラインなどと
同じ、厚めのウッドボタンです。
もしかしたら
1970年代のシャツかもしれません。
今回はこの辺で。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回は番外編として、
前回まで翻訳していた、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載されたカハラ・
スポーツウェアの記事と
同じ頃に作られたと思われる
カハラのシャツと織ネームを
ご紹介してみます。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（番外編）
まず、1960年代後半頃に
使われていたと思われる
織ネームを,
ヤフオクで探してみました。
このあたり ↓ ではないかと
筆者は推測します。
そのシャツはこんな感じです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j567335645
素材はコットンで
プルオーバータイプです。
「フォアモースト」は
アイスクリームの
ブランドですね。
もう１つ。
こちら ↓ は同じ書体ですが
「チャップマンズ」という
（おそらく）ショップ向けの
織ネームです。
そのシャツはこんな感じです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1060298913
植物の柄のようですが
何なのかはわかりません。
素材はやや厚手のコットンで
プルオーバータイプ、
ボタンは、サーフラインなどと
同じ、厚めのウッドボタンです。
もしかしたら
1970年代のシャツかもしれません。
今回はこの辺で。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その303 1968年 カハラ・スポーツウェア～ハワイの新しいファッションはモッズ(３) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（３）
メンズのシャツは
およそ８ドルで、
アンドレード、レインズ、
リバティハウス、マキナニーズ、
そしてシアーズで入手できる。
一方ウィメンズの服は
マキナニーズ、シアーズ、
リバティハウスで入手できる。
カハラはまた、女児用の
ヒップ・ハンガー・パンツも
作っており、
15ドル以下でリバティハウスで
入手できる。』
****************************
この記事の翻訳は
今回で終わります。
次回からはまた別の記事を
ご紹介します。
お楽しみに。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（３）
メンズのシャツは
およそ８ドルで、
アンドレード、レインズ、
リバティハウス、マキナニーズ、
そしてシアーズで入手できる。
一方ウィメンズの服は
マキナニーズ、シアーズ、
リバティハウスで入手できる。
カハラはまた、女児用の
ヒップ・ハンガー・パンツも
作っており、
15ドル以下でリバティハウスで
入手できる。』
****************************
この記事の翻訳は
今回で終わります。
次回からはまた別の記事を
ご紹介します。
お楽しみに。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その302 1968年 カハラ・スポーツウェア～ハワイの新しいファッションはモッズ(２) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（２）
爽やかな白い襟と
粋なポケットのフラップは、
ヘンリー・アヤウが着ている、
クラシックなハイビスカス・
プリントのシャツや、
ブレア・ベンソンが着ている
小花柄のシャツに、
新たな驚きを与えてくれる。』
****************************
メンズのシャツは
「クラシックなハイビスカス」柄
です。
一方のウィメンズのシャツは
「小花柄」
です。
どちらも
「白い襟とポケット・フラップ」
が目を引きます。
従来のアロハシャツとは
印象が違いますよね。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（２）
爽やかな白い襟と
粋なポケットのフラップは、
ヘンリー・アヤウが着ている、
クラシックなハイビスカス・
プリントのシャツや、
ブレア・ベンソンが着ている
小花柄のシャツに、
新たな驚きを与えてくれる。』
****************************
メンズのシャツは
「クラシックなハイビスカス」柄
です。
一方のウィメンズのシャツは
「小花柄」
です。
どちらも
「白い襟とポケット・フラップ」
が目を引きます。
従来のアロハシャツとは
印象が違いますよね。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その301 1968年 カハラ・スポーツウェア～ハワイの新しいファッションはモッズ(１) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事をお届けします。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（１）
ハワイは、
現在大学生に気に入られている
花柄バージョンの外見を
取り入れることで、
モッズ・ファッションの流行に
飛び乗ったところである。
カハラ・スポーツウェアは、
衣料品産業を開拓した
ホノルルの会社のうちの
１社であるが、
ダンディ風に着る
ロンドンの流儀で作られた
シャツを発表した
最初の会社である。』
****************************
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事をお届けします。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイの新しいファッションは
モッズである（１）
ハワイは、
現在大学生に気に入られている
花柄バージョンの外見を
取り入れることで、
モッズ・ファッションの流行に
飛び乗ったところである。
カハラ・スポーツウェアは、
衣料品産業を開拓した
ホノルルの会社のうちの
１社であるが、
ダンディ風に着る
ロンドンの流儀で作られた
シャツを発表した
最初の会社である。』
****************************
（次回に続く）
ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ（228）カハラのアロハシャツ（３） [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は週末の日曜日なので、
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、前回に続いて
「カハラのアロハシャツ」の
第３弾です。
そして
（タイトルからは逸脱しますが）
海外のフリマサイトで
探してみました。
最初はこちらです。
https://www.etsy.com/jp/listing/1034114390/vintage-50s-childs-the-kahala-sleeveless?ga_order=price_desc&ga_search_type=all&ga_view_type=gallery&ga_search_query=vintage+kahala&ref=sr_gallery-3-17&sts=1&organic_search_click=1
（Etsyの出品物より引用）
ハワイの花を縦と横に
並べた柄です。
「ジンジャー・タパ」とでも
名付けられていた感じですね。
この種のタパ柄は
1950年代前半に各ブランドから
作られていたようです。
「バロックス」
（先日ご紹介した新聞記事にも
カハラの得意先であることが
触れられていましたね）向けの
商品であることが
織ネームからもわかります。
素材はコットン、
ボタンはココナッツボタンです。
女児向けのティータイマーですが
プリント柄に注目しました。
続いてはこちらです。
https://www.ebay.com/itm/185131906776?hash=item2b1ab8b6d8:g:~UQAAOSwpxlhZHaY
（ebayの出品物より引用）
サンサーフからも復刻されている
比較的有名な柄で、
バナナの葉を描いたのでしょうか？
1940年代末に作られた製品です。
長袖というところが珍しいですね。
素材はレーヨン、
プリントは抜染、
ボタンはココナッツボタンです。
織ネームは、「マキナニー」向けの
別注品であることを示しています。
最後はやや珍しいものを
ご紹介しておきます。
https://www.ebay.com/itm/203592925088?hash=item2f67157fa0:g:aTgAAOSwbPFhMuwm
（ebayの出品物より引用）
アウトリガー・カヌー・クラブの
マークのワッペンが胸ポケットに
付けられているシャツです。
公式ユニフォームでしょうか？
厳密に言えば
アロハシャツとは言えませんが
この織ネームは非常に希少です。
筆者は初めて見ました。
素材はざっくりしたレーヨンだと
推測されます。
ボタンは透明な
プラスチックボタンです。
1950年代末～60年代初頭頃の
製品だと思います。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、前回に続いて
「カハラのアロハシャツ」の
第３弾です。
そして
（タイトルからは逸脱しますが）
海外のフリマサイトで
探してみました。
最初はこちらです。
https://www.etsy.com/jp/listing/1034114390/vintage-50s-childs-the-kahala-sleeveless?ga_order=price_desc&ga_search_type=all&ga_view_type=gallery&ga_search_query=vintage+kahala&ref=sr_gallery-3-17&sts=1&organic_search_click=1
（Etsyの出品物より引用）
ハワイの花を縦と横に
並べた柄です。
「ジンジャー・タパ」とでも
名付けられていた感じですね。
この種のタパ柄は
1950年代前半に各ブランドから
作られていたようです。
「バロックス」
（先日ご紹介した新聞記事にも
カハラの得意先であることが
触れられていましたね）向けの
商品であることが
織ネームからもわかります。
素材はコットン、
ボタンはココナッツボタンです。
女児向けのティータイマーですが
プリント柄に注目しました。
続いてはこちらです。
https://www.ebay.com/itm/185131906776?hash=item2b1ab8b6d8:g:~UQAAOSwpxlhZHaY
（ebayの出品物より引用）
サンサーフからも復刻されている
比較的有名な柄で、
バナナの葉を描いたのでしょうか？
1940年代末に作られた製品です。
長袖というところが珍しいですね。
素材はレーヨン、
プリントは抜染、
ボタンはココナッツボタンです。
織ネームは、「マキナニー」向けの
別注品であることを示しています。
最後はやや珍しいものを
ご紹介しておきます。
https://www.ebay.com/itm/203592925088?hash=item2f67157fa0:g:aTgAAOSwbPFhMuwm
（ebayの出品物より引用）
アウトリガー・カヌー・クラブの
マークのワッペンが胸ポケットに
付けられているシャツです。
公式ユニフォームでしょうか？
厳密に言えば
アロハシャツとは言えませんが
この織ネームは非常に希少です。
筆者は初めて見ました。
素材はざっくりしたレーヨンだと
推測されます。
ボタンは透明な
プラスチックボタンです。
1950年代末～60年代初頭頃の
製品だと思います。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ（227）カハラのアロハシャツ（２） [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は週末の土曜日なので、
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、
先週末に取り上げた
「カハラのアロハシャツ」の
第２弾です。
ただしヤフオクには
めぼしいものが
見つからなかったので
（タイトルからは逸脱しますが）
ヤフオク以外で探してみました。
最初はこちらです。
https://cozyvintage.stores.jp/items/60daa3d09bb167632e0d79a7
（cozy vintageさんの
HPより引用）
中国の山水画に出てきそうな
岩山、塔、橋、帆掛け船などが
描かれています。
素材はシルクで、
それでいてボタンは
ココナッツボタンと
いうところが面白いです
（普通、和柄/中国柄なら
竹ボタンが多いです）。
「筆記体の織ネーム」なので
1960年代製かと思いきや
生地やボタンなどから
1950年代初頭の製品のようにも
思えてきます。
年代特定が難しいですね。
続いてはこちらです。
https://acorn-vtg.com/archives/103788
（ACORNさんのブログより）
ハイビスカスなどの花や葉が
紺地に白のボーダーパターンで
描かれています。
面白いのは素材です。
普通ボーダーパターンと言えば
レーヨンに抜染プリント
したものですが、こちらは、
アップの画像を見ると
表面にシボが見えて、
縮緬のように思えるのです。
しかも色の境目もややあいまいで
抜染プリントではなさそうな
感じなのです。
もしもレーヨン縮緬なら、
「縮緬のボーダーパターン」
という非常に珍しいタイプと
いうことになります。
少なくとも筆者は今までに
見たことも聞いたことも
ありません。
この赤い織ネームは
1940年代に使われていたと
推測されるのですが、
ココナッツボタンも
古そうですし、
1940年代後半頃の製品と
言えるかもしれません。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、
先週末に取り上げた
「カハラのアロハシャツ」の
第２弾です。
ただしヤフオクには
めぼしいものが
見つからなかったので
（タイトルからは逸脱しますが）
ヤフオク以外で探してみました。
最初はこちらです。
https://cozyvintage.stores.jp/items/60daa3d09bb167632e0d79a7
（cozy vintageさんの
HPより引用）
中国の山水画に出てきそうな
岩山、塔、橋、帆掛け船などが
描かれています。
素材はシルクで、
それでいてボタンは
ココナッツボタンと
いうところが面白いです
（普通、和柄/中国柄なら
竹ボタンが多いです）。
「筆記体の織ネーム」なので
1960年代製かと思いきや
生地やボタンなどから
1950年代初頭の製品のようにも
思えてきます。
年代特定が難しいですね。
続いてはこちらです。
https://acorn-vtg.com/archives/103788
（ACORNさんのブログより）
ハイビスカスなどの花や葉が
紺地に白のボーダーパターンで
描かれています。
面白いのは素材です。
普通ボーダーパターンと言えば
レーヨンに抜染プリント
したものですが、こちらは、
アップの画像を見ると
表面にシボが見えて、
縮緬のように思えるのです。
しかも色の境目もややあいまいで
抜染プリントではなさそうな
感じなのです。
もしもレーヨン縮緬なら、
「縮緬のボーダーパターン」
という非常に珍しいタイプと
いうことになります。
少なくとも筆者は今までに
見たことも聞いたことも
ありません。
この赤い織ネームは
1940年代に使われていたと
推測されるのですが、
ココナッツボタンも
古そうですし、
1940年代後半頃の製品と
言えるかもしれません。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その300 1962年 カハラ・スポーツウェア～ハワイ製のスキー・ジャケット（５） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1962年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
****************************
『カハラ・スポーツウェア～
ハワイ製のスキー・ジャケット(５)
文／クレオ・エヴァンズ
このジャケットは、
撥水コットン地でできていて、
ポプリンの裏地が
付いているのであるが、
スキーをする時に着ると、
暖かい服よりもさらに暖かい。
被ったり外したりできる
引きひも締めのフード、
ウエスト位置の引きひも、
ジッパー・ポケット、
そしてウエストのゴムなどが
付いている。
ハワイで着るなら、
このジャケットは、
スポーツカー・コートとしても
完璧に兼用でき、
あるいは水上スキーをした後に
着るのに申し分ない
アウターであろう。
このジャケットには
30ドル以下の値段が
付いている。』
****************************
この記事が書かれた1962年には
このような ↓ 織ネームが
使われていたと考えられます。
あるいは、リバティハウスとの
ダブルネームになった、
このような ↓ 織ネームが
使われていたかもしれません。。
（筆者コレクションより）
この記事の翻訳は
今回で終わります。
次回からはまた別の記事を
ご紹介します。
お楽しみに。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1962年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
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『カハラ・スポーツウェア～
ハワイ製のスキー・ジャケット(５)
文／クレオ・エヴァンズ
このジャケットは、
撥水コットン地でできていて、
ポプリンの裏地が
付いているのであるが、
スキーをする時に着ると、
暖かい服よりもさらに暖かい。
被ったり外したりできる
引きひも締めのフード、
ウエスト位置の引きひも、
ジッパー・ポケット、
そしてウエストのゴムなどが
付いている。
ハワイで着るなら、
このジャケットは、
スポーツカー・コートとしても
完璧に兼用でき、
あるいは水上スキーをした後に
着るのに申し分ない
アウターであろう。
このジャケットには
30ドル以下の値段が
付いている。』
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この記事が書かれた1962年には
このような ↓ 織ネームが
使われていたと考えられます。
あるいは、リバティハウスとの
ダブルネームになった、
このような ↓ 織ネームが
使われていたかもしれません。。
（筆者コレクションより）
この記事の翻訳は
今回で終わります。
次回からはまた別の記事を
ご紹介します。
お楽しみに。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その299 1962年 カハラ・スポーツウェア～ハワイ製のスキー・ジャケット（４） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1962年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
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『カハラ・スポーツウェア～
ハワイ製のスキー・ジャケット(４)
文／クレオ・エヴァンズ
ニューヨークで
売られているほか、
このジャケットは現在、
アイ・マグニンやバロックス・
ウィルシャーといった
西海岸の特約店にも
配送されている。
またリバティハウス・
ワイキキにも、
一部の在庫がある。』
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（バロックス・ウィルシャーの
1950年前後の織ネーム～
筆者コレクションより）
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ウィキペディアによれば
バロックス・ウィルシャーは
ロサンゼルスのダウンタウンにある
百貨店「バロックス」の
より高級な店舗として、
1929年にオープンしたそうです。
https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/Bullocks_Wilshire?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
そして以前の記事の中に、
バロックスはカハラの中でも
特に有力な卸先だったと
書かれていましたね。
また1960年代の
リバティハウス・ワイキキで
売られていた商品には、
こんな織ネーム ↓ が
付けられていたと推測されます。
（筆者コレクションより）
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1962年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
カハラ・スポーツウェアの
記事を翻訳しています。
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『カハラ・スポーツウェア～
ハワイ製のスキー・ジャケット(４)
文／クレオ・エヴァンズ
ニューヨークで
売られているほか、
このジャケットは現在、
アイ・マグニンやバロックス・
ウィルシャーといった
西海岸の特約店にも
配送されている。
またリバティハウス・
ワイキキにも、
一部の在庫がある。』
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（バロックス・ウィルシャーの
1950年前後の織ネーム～
筆者コレクションより）
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ウィキペディアによれば
バロックス・ウィルシャーは
ロサンゼルスのダウンタウンにある
百貨店「バロックス」の
より高級な店舗として、
1929年にオープンしたそうです。
https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/Bullocks_Wilshire?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
そして以前の記事の中に、
バロックスはカハラの中でも
特に有力な卸先だったと
書かれていましたね。
また1960年代の
リバティハウス・ワイキキで
売られていた商品には、
こんな織ネーム ↓ が
付けられていたと推測されます。
（筆者コレクションより）
（次回に続く）
