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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(386)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

最近は週2回のペースで
お届けしている
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。
前回、前々回と同じ
出品者さんになります。

こちら ↓ です。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1121621700

サーファーや網を投げる男、
ハイビスカスとウクレレと
ヤシの木、
アンスリウムとパイナップル、
キヒキヒとマロロ(トビウオ)
などが描かれています。

比較的有名な柄で、
確かサンサーフからも
復刻されていたと記憶します。

織ネームは「パリ・
ハワイアン・スタイルド」、
素材はレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンはシェルミーボタンです。


同じパリハワイアンでも
織ネームが微妙に異なり
「パリ・スタイル・ハワイアン」
というものがあります。
こちらです。

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(筆者コレクションより)

年代がほんの少し違うのでしょうか?

そして面白いのがボタン。
竹ボタンなのですが
地色に合わせて
赤く彩色されているのです。

スクリーンショット 2024-01-28 212219.png

これは珍しいです。
あとからの彩色ではなく
オリジナルだと考えられます。
特別仕様だったのでしょうか?


ところでこの柄は、
当時も人気があったのか、
色違いがかなりあることや、
レーヨン壁縮緬を使った
バージョンが存在すること、
また他のブランド、例えば
ハレハワイやホアロハなどからも
発売されていたことなどが
知られています。

ちなみに
『定本ハワイアンシャツ』P96と
『Hawaiian Shirt Design』P133に
ハレハワイの縮緬バージョンが、
『Hawaiian Shirt Design』P133に
パリ・スタイル・ハワイアン
(上の赤版と同じ織ネーム)の
レーヨンバージョンが
掲載されています。


筆者は、壁縮緬バージョンが
やや古くて1950年代半ば、
レーヨンバージョンが
それより新しくて
1950年代末頃の製品だと
推測していますが、
『Hawaiian Shirt Design』には
「レーヨン版は縮緬版の復刻版で
10年新しい」と書かれています。


この柄は
色違いやブランド違いで
結構ヤフオクにも出てきます。
また出品されていたら
ご紹介しますね。





今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(385)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

最近は週2回のペースで
お届けしている
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。
前回と同じ出品者さんです。

こちら ↓ になります。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1121591009

有名な「ランドオブアロハ」の
デザイン違いです。
織ネームやボタンを見る限り
当時のヴィンテージシャツで
間違いないと思いますが、
最初から製品としてこのように
作られた「変則仕様品」なのか、
それともあとからリメイクされた
ものなのか、画像からは
わかりません。

ほかで見たことがないものなので
個人的には「リメイク品」だと
推測します。

素材はレーヨン壁縮緬、
プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。

織ネームは「ハレハワイ」ですが
よく見かける「ヤシの木」がある
四角のタイプではなく、
絵のない三角タグです。
三角タグの年代は
四角より前なのか後なのか、
実はよくわかりません。

このようなリメイク品
(もしくは変則仕様品)を
どのように評価するかは
人それぞれだと思います。
面白いと思う方は
入札してみてください。




今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。





(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(384)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

最近は週2回のペースで
お届けしている
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。

こちら ↓ になります。

スクリーンショット 2024-01-21 192936.png

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1121615309

大きな帆掛け船と松の木、
岩山でできた小さな島々と荒波、
遠くには富士山と夕焼け空と
連なる小さな帆掛け船などが
描かれています。

ブランドは「パリ・ハワイアン・スタイル」で、
メイドインハワイのものです。
素材はレーヨン壁縮緬、
プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。

パリハワイアンの中でも
縮緬の生地と竹ボタンを
使ったもの、しかもハワイ製は、
このブランドの初期、
つまり1950年代半ばの
製品であることが推測されます
(後期はレーヨン、
シェルミーボタン、日本製が
特徴です)。
また「パリ峠」の絵の織ネームも
同様のことを示しています。

初期のパリハワイアンは
多くの色が使われ、
柄も緻密に描かれているのが
特徴です。
この柄もそのような特徴を
良く表していますね。


ちなみにこれと同じ柄の
色違いがあります。

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(筆者コレクションより)

上のシャツと同様、織ネームは
「パリ・ハワイアン・
スタイル」で、
レーヨン壁縮緬と竹ボタンが
使われています。

多色使いの派手さはありませんが
しっとりとした落ち着いた色調で
まとまっています。




今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(383)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

週2でお届けしている
(つもりですが、
最近はやや滞っている)
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。

こちら ↓ になります。

スクリーンショット 2024-01-16 214646.png

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c1121347904

バリ・バティックのような様式で
描かれた植物柄です。
アロハシャツっぽくない柄ですが
出品者さんも指摘している通り
発色の良い黄緑色や朱色の
コントラストが効いていて
美しいです。

ブランドは「デューク・カハナモク」で、
織ネームは初期の
「正方形タイプ」になります。
1950年代初頭の製品だと
思います。

そして特筆すべきは
生地の耳に「a Cisco Casual」の
文字があることでしょう。
製造したシスコ社のことですね。
これは珍しい!と思います。

状態がかなり悪いようなので
コレクション用でしょうか?



今週はカハナモクが
もう1着新出品されています。
カメの柄です。
こちらも「正方形タグ」ですね。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x1121188567

人気の高い濃色なので
すでに高額になっています。




今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(382)少し前に終了したアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

最近は週2でお届けしている
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は、
「少し前に終了した
アロハシャツ」をご紹介します。

こちら ↓ になります。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1120240416

鮮やかな青い空と水色の雲、
濃茶の溶岩と赤く噴き出す炎、
水色の水蒸気、緑のシダの葉、
そして遠くに薄茶色の山などが
描かれています。
赤と青の対比が美しいです。

またハワイの活火山の
ダイナミックな様子も
感じられますね。

製造は「イオラニ・
スポーツウェア」です。

シダの葉は、イオラニが
頻繁に描くモチーフです。
社長ケイジ・カワカミの
故郷カウアイ島を代表する
植物だからのようですね。

ただ、カウアイ島には
活火山はありません。
火山の様子は
ハワイ島のものでしょうから
この柄は、両者を組み合わせた、
架空の風景なのかもしれません。


素材はレーヨン縮緬、
プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。

1950年代半ばの製品です。




今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。





(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(381)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

最近は週2でお届けしている
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。

こちら ↓ になります。

スクリーンショット 2024-01-05 224217.png

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1120023930

ダイヤモンドヘッドと、
ヒョロ長の巨大なヤシの木、
砂浜とアウトリガーカヌー、
そして深い青色の海、
というハワイ感たっぷりの
風景柄です。

比較的有名な柄で、
専門書にもたびたび
掲載されていますね。

ブランドは「ハレハワイ」、
素材はレーヨン壁縮緬、
プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。


実はこの柄の色違いが
ヤフオクに出品されています。
こちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1095884183

同じハレハワイで、
ボタンも同じ竹ボタン、
織ネームは同じデザインで
色違いになっています。
同時期の製品と考えて
間違いないでしょう。

比較しやすいように
並べておきます。

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面白いのは、黄色地の方は
海が黄色で浜が青色と
イメージとは逆に
なっているところです。
ちょっと違和感がありますが
まあ、良しとしましょうか。


さて、この柄には
類似柄があります。

こちらです。

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(過去のヤフオク出品物より)

ハイビスカスが
描かれているのが
大きな違いです。

描き込みというか
柄の細かさも
やや雑になっています。

ブランドは「パリハワイアン」で
素材はレーヨンに、
ボタンはシェルミーボタンに
代わっています。


さらにハイビスカスの部分が
茅葺の小屋になっている
バージョンもあります。

スクリーンショット 2024-01-05 231624.png

(筆者コレクションより)

こちらもパリハワイアンです。


いくつもバージョン違いが
あるということは、
当時結構人気があって
かなり売れたということが
推測されますね。



さらにハレハワイの
バージョンには、
「夕日あり」のものが
存在するのですが、
すぐに画像が出て来ないので
今度見つけたらご紹介します。



今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。





(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(380)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

2024年、最初のブログです。
皆様、あけまして
おめでとうございます。
今年も当ブログをよろしく
お願いいたします。

最近は週2でお届けしている
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本年最初となる本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。

こちら ↓ になります。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1119353842

薄い茶色の地に、
緑・黄・青の帯状のタパ模様が
飛び飛びに描かれています。
どちらかというと地味な柄で
あまり人気は高くなさそうですが
非常に珍しい柄だと思います。
筆者は初めて見ました。
もちろん専門誌には
掲載されていないでしょう。

織ネームは「アンドレード・
リゾートショップス・ワイキキ」
となっていて、高級紳士服店
「アンドレード」の中の、
ワイキキにあった店舗、
具体的には
ロイヤル・ハワイアン・
ホテルとモアナ・ホテルで
販売されていたことが
わかります。

素材はシルク、
プリントはオーバープリント、
ボタンはココナッツ製です。

アンドレードは高級店の
プライドがあったのか
特にシルクを使った
高級なアロハシャツに
力を入れていました。
1950年代初頭に、
レーヨン製が6ドルくらいで
売られていたのに対して、
シルク製は倍の12ドルくらい、
長袖なら15ドルくらいで
売られていました。
このシャツも、
そんな高級版だったと
推測されます。

ちなみにこのシャツは
1950年代初頭頃の製品だと
思われます。




今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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