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ハワイの新聞記事から その395 1937年 ワットムルス~イースト・インディア・ストアはホノルルで着実に成長してきた(3) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に掲載された
イースト・インディア・ストアに
関する新聞記事を
翻訳しています。

****************************

『ワットムルス~
イースト・インディア・
ストアはホノルルで着実に
成長してきた(3)

 このこと(訳者補足:
ビルを賃借するのではなく
所有することで生まれる
金銭的な余裕)のおかげで
イースト・インディア・ストアは
顧客に、これまでよりも
お得感のある価格で
商品を販売できるであろう。

 何年もの間、
フォート通り1150番地は
同社の本店であったが、
ホノルルで広範な不景気が
感じられ始めたあとの1931年に、
ワットムル氏は
フォート通り1017番地に
店舗を移転させ、その地で
イースト・インディア・ストアは
上質な東洋の商品に対する
大衆の興味を
満たしたのである。』

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イースト・インディア・ストアの新しいビル.jpg

****************************

ワットムルスの前身である
イースト・インディア・ストアは
創業した1917年から、
不景気によって移転した
1931年までは、
フォート通り1150番地にあり、
1931年から、
自社ビルを建てた1937年までは
フォート通り1017番地にあり、
そして1937年からは
フォート通りとチャプラン小路の
角にあったのである。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その394 1937年 ワットムルス~イースト・インディア・ストアはホノルルで着実に成長してきた(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に掲載された
イースト・インディア・ストアに
関する新聞記事を
翻訳しています。

****************************

『ワットムルス~
イースト・インディア・
ストアはホノルルで着実に
成長してきた(2)

 ワットムル氏はイースト・
インディア・ストアのための
全ての買付を自ら行っており、
中国、日本、インドの
最良の商品を選び、
各地のバイヤーたちと
交渉するために
毎年アジアに赴いている。

 彼は極東の市場にも
精通しているので、
本当に価値のあるものとして
人々に紹介できる商品を
幅広く確保できるのである。

彼のモットーは常に
「最も品質の高い商品を
最もお手頃な価格で」
というものであり、
このポリシーは、彼曰く、
この新しい店でも
生き続けるであろう。

ホノルルの最も高額な
ビジネス街においては、
賃料を払うよりもむしろ
自社ビルを
所有することによって、
財政的な優位性が
増すのであり、
顧客はその恩恵を
受けるであろうと
ワットムル氏は言う。』

****************************

Mr. watumull.jpg

ワットムル氏はホノルルの
イースト・インディア・
ストアのオーナー兼
支配人である。

彼の豪華な新ワットムル・ビルは
本日午前8:30に
正式にオープンする。

****************************

1937年に竣工した
ワットムル・ビルは
賃借したものではなく
自身で所有している
ビルだったことがわかります。

のちに彼は不動産業に
進出することになるわけですが、
「借りるより所有した方が得だ」
という金銭感覚、ビジネス観を、
彼はこのときすでに
持っていたのでしょう。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その393 1937年 ワットムルス~イースト・インディア・ストアはホノルルで着実に成長してきた(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回から新たに、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に掲載された
イースト・インディア・ストアに
関する新聞記事を
翻訳していきます。

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『ワットムルス~
イースト・インディア・
ストアはホノルルで着実に
成長してきた(1)

G・J・ワットムルは、
ホノルルの未来を信じている

 G・J・ワットムルは、
彼の同僚には親しみを込めて
「G・J」という名で
知られているが、
その彼がイースト・インディア・
ストアの常駐支配人と
なったのは
20年前のことである。

25年前に、もしも誰かが彼に、
ビジネスに興味があるかと
尋ねたとしたら、
彼は力強く「いいえ」と
言ったであろう。

しかし、彼の兄J・ワットムルが
G・Jを説き伏せて、
インドでの政府の開発サービスの
仕事を辞めさせ、
自身の会社を取り仕切るために
ホノルルに来させたのは
1917年のことであった。

 ワットムル氏の指導の下、
イースト・インディア・
ストアはこれまで着実に
成長してきた。

そして幾度かの
拡張と移転を経て、今回、
フォート通り1017番地から、
フォート通りとチャプラン小路の
角に建つワットムル・ビルへと、
最も重要な拡張・移転を
果たしたのである。』

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イースト・インディア・ストアの新しいビル.jpg

新しいワットムル・ビルは
建築美を
具現化したものである

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今回から、
ワットムルスの前身である
イースト・インディア・ストアの
新しいビルの竣工に関する記事を
翻訳していきます。

1937年という年は、
ちょうどアロハシャツが
巷に普及し始めた時期と
重なります。

なにか面白い情報が出てくると
いいのですが。



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(271)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回は、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。

多めにご紹介するので
簡単に行きます。

まず最初はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d1093460874

フラミンゴ(のような鳥)と
ヤシの木が描かれています。

ブランドは「マンハッタン」、
素材は(出品者さんは
ポリコットンと
記載していますが)
レーヨンだと思われ、
ボタンはプラスチック製です。

ポケットは、胸のほかに
両裾にも付いていて、
アロハシャツというよりも
マイアミ・シャツに
近い感じです。



続いてはこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c1093298132

浜に置かれた
アウトリガーカヌーと、
荒波、ヤシ、ハイビスカスが
描かれた有名柄で、
当ブログでも何度か
ご紹介していますね。

ブランドは「パリ・ハワイアン・
スタイルド」(「ド」付き)で、
素材はレーヨン、
ボタンはシェルミーボタンです。



そしてこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1093300390

ハイビスカスの
ボーダー・パターンです。

ブランドは「ロイヤル・
ハワイアン」で、
素材はコットン、
ボタンは竹ボタンです。

よくありがちな
ハイビスカス柄ですが、
ボーダーになっているのは
ちょっと珍しいです。

赤地の色違いが
ありそうですね。
目に浮かびます。



最後はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1092983469

竹のような棒と、
「漢字のようなもの」が
書かれた短冊が
描かれています。

ブランドは「E&W」、
素材はコットンで、
ボタンはプラスチック製です。



今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(270)本日終了の良柄アロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回は、
「本日終了の良柄アロハシャツ」を
ご紹介します。

多めにご紹介するので
簡単に行きます。

まず最初はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1092707155

漁網の地に、カラフルな色の
さまざまな貝(ホタテ貝、
巻貝、サザエなど)が
ちりばめられています。
なかなか見かけない、
珍しい柄だと思います。

ブランドは「ペニーズ・
トップフライト」、
素材はシアサッカー、
ボタンは尿素ボタンのようです。


続いてはこちらになります。

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Jantzen LABEL.jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1092709437

簡略化されたボートと
オールを組み合わせて
描いた柄です。

ブランドは「ジャンセン」で、
素材はやや目の粗いコットン地、
ボタンは貝ボタンでしょうか?

単純ですが面白い柄です。




そしてこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1092679692

蛇行して流れるレイと、
ちりばめられた
ジンジャーなどの花が
組み合わされた柄です。

ブランドは
「パリ・ハワイアン・
スタイルド」(『ド』付き)、
素材はレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンはシェルミーボタンです。

実はこの柄には
いくつかの色違いがあります。

Pali.jpg

(筆者コレクションより)

こちらは、同じ配色が
変色したように見えますが、
黄土色の地なので、
最初からこの色だったと
推測できます。

PALI 2.jpg

(過去のヤフオク出品物より)

こちらは爽やかな水色地です。



最後はこちらです。

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PENNEY'S Button.jpg

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c1089918625

ハワイのノスタルジックな
風景柄です。
フラガールが藁の家の前で
踊っています。

似たような藁の家の柄は
「ロイヤル・ハワイアン」にも
あります ↓ が、

royal.jpg

(筆者コレクションより)

フラガールがおらず、
異なる柄だとわかります。

ペニーズでのこの柄は
筆者は初めて見ました。
意外に珍しい柄だと思います。

ブランドは「ペニーズ・メイド・
イン・ジャパン」、
素材はレーヨン、
ボタンはプラスチック製です。


今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その392 1979年 ワットムルス~エレン・ジェンセン・ワットムルへのインタビュー 補足と経歴(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1979年に行われた
エレン・ジェンセン・
ワットムルへのインタビューの
補足と、彼女の経歴を
翻訳しています。

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スクリーンショット 2023-04-26 230147.jpg

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『ワットムルス~
エレン・ジェンセン・
ワットムルへのインタビュー
補足と経歴(1)
まとめ/
キャサリン・B・アレン

1956年にスタートした
ワットムル投資会社は、
最初アラコア・アパートメント・
ホテル(コア通り2443番地)に
あり、後にワットムル夫人が
入居したのは
このオフィスだった。

イースト・インディア・
ストアの、G・J・ワットムルの
持分は、1956年に売却された。

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エレン・ジェンセン・ ワットムルの経歴

1897年11月26日、オレゴン州
ポートランドにて、
デンマーク人の両親
(カールとマリーの
クリステンセン・ジェンセン)
のもとに生まれる。

オレゴン州ポートランドの
公立学校リード・カレッジに
1914年から17年まで在校。

学校外の音楽教育も受ける。

1920年1月1日に
ホノルルに移る。

ハワイのハナハウオリ・
スクールで音楽を教え、
また長年にわたり
個人の生徒にも
音楽を教えていた。

1922年7月5日に
カリフォルニア州
レッドウッド・シティにて、
インド・シンド州
ハイデラバード出身の
ゴビンドラム・ジャマンダス・
ワットムル氏と結婚する。

ライラ・アン・サーニー
(ブリジ・ラル・サーニー夫人)、
デイヴィッド・ワットムル、
ラジャ・ワットムル・ホメイ
という3人の子供と、
8人の孫がいる。

1923年、米国連邦最高裁判所が、
インドの国民は
米国市民権を得られないとする
判決を下したため、
米国在住インド人の妻は
米国市民権を失うことになった。
その結果、
ハワイ州女性有権者連盟や
アジア系の親を持つ女性たちと
協力し、外国系を含む
アメリカ生まれの女性が
夫の国籍に関係なく
アメリカ国籍を保持できるよう、
ケーブル法を改正させることに
成功した。

法律が改正されると、
1931年5月5日、
ハワイ連邦裁判所において、
女性として初めて
帰化が認められた。

インドとアメリカの間の
理解を深めるために
ワットムル財団が設立された
1942年に、エレンは
分配委員会の委員長に就任し、
インド人への、奨学金、
フェローシップ、旅行補助金、
客員教授などの授与を指揮した。

1956年、副理事長に就任。

多くのワットムル財団
奨学生たちは、
優秀な成績を収めており、
そのうちの何人かは、
インド政府の閣僚や
省庁の役職に就いている。

また、国際連合
(特に国連食糧農業機関)の
役職に就いている者もいる。

また、米国や他の国々で
優秀な地位に就いている人も
少なくない。

1940年代後半には、
エレンはカリフォルニア大学
ロサンゼルス校で、
あらゆる人種や国籍の留学生の
さまざまな問題に関わる
いくつかの委員会の
委員を務めた。

留学生事務所の所長や、
大学の宗教会議や
留学生センターと連携し、
住居や学外での、
学生活動や学生問題などに
取り組んできた。』




(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その391 1979年 ワットムルス~エレン・ジェンセン・ワットムルへのインタビュー第4弾(3) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1979年に行われた
エレン・ジェンセン・
ワットムルへのインタビュー
(第4弾)を翻訳しています。

****************************

スクリーンショット 2023-04-26 230147.jpg

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『ワットムルス~
エレン・ジェンセン・
ワットムルへのインタビュー
第4弾(3)
インタビュー/
キャサリン・B・アレン

---ハワイの不動産価値について、
特にお聞かせください。

ハワイの不動産価値、
店舗のレンタル、
ホノルルのダウンタウンの変化、
老舗がカピオラニ大通りや
ワイキキに移っていることなどに
関して、特に言いたいことは
ありますか?

 私たちがマノア・ヴァレーに
建てた最初の家は、
3,000ドルほどだったと
記憶しています。

その後、不動産の価値は
どんどん上がっていきました。

私たちの最初の家を
買った人たちは、
その家を11,000ドルで売ったと
記憶しています。

彼らは、自分たちは
十分な利益を得たと
思ったでしょう。

しかし、不動産の広告が
何ページも何ページも
掲載されている
新聞の日曜版を読んだら、
先日、90万ドル台の物件を
見かけました。

実際、その通りで、
私の家の、通りを挟んだところに
住んでいる隣人は、少し前に、
自分の家を435,000ドルで
売りに出しましたよ。

でも、彼はまだ家を
売っていませんから、
高値で取引されている不動産に、
おそらく誰もが手を出すわけでは
ないのでしょう。

---ホノルル・アカデミー・
オブ・アーツについて、
コメントをお願いします。

どのような変化が
あったのでしょうか?

 もちろん、ホノルル・
アカデミー・オブ・アーツは
ホノルルの立派な
施設のひとつですし、
その展示物も
その時々によって変わります。

私がある展覧会を見に行った、
一番最近の展示品が
あまりにもモダンだったので、
それまではワットムル財団も
購入するつもりだったのですが、
つまり、財団がホノルル・
アカデミー・オブ・アーツで
年間購入賞を設けていて、
価値のある絵画または彫刻1点を
アカデミーの永久コレクションに
加えるつもりだったのですが、
私たち家族は、
このモダンな展示の中には、
購入するようなものはないと
判断しました。(終わり)』

****************************

インタビューの翻訳は
今回で終わりです。

最後まで読んでみましたが、
結局、有益な情報は
ほとんどありませんでした。
期待して読んでくださった皆様、
申し訳ございません。

ワットムル財団の話や
家族の話などが多かったので、
大部分は省略しました。

イースト・インディア・
ストアの話は少しだけ
出てきましたが、
ワットムルスや
レイラニの話は皆無でした。
エレン・ワットムルは
ほとんどタッチして
いなかったのでしょう。


次回は、
エレン・ワットムルの
経歴をまとめた文章を
翻訳していきます。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その390 1979年 ワットムルス~エレン・ジェンセン・ワットムルへのインタビュー第4弾(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1979年に行われた
エレン・ジェンセン・
ワットムルへのインタビュー
(第4弾)を翻訳しています。

****************************

スクリーンショット 2023-04-26 230147.jpg

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『ワットムルス~
エレン・ジェンセン・
ワットムルへのインタビュー
第4弾(2)
インタビュー/
キャサリン・B・アレン


・・・中略・・・

 その後、ワイキキで
私がワットムル財団の仕事をする
オフィスを構えたのですが、
午後になると、夫の当時の会社
(原注:ワットムル投資会社)、
土地や不動産に
投資していた会社ですが、
その会社の近くまで私が車で行き、
二人で家に帰ってきていました。

 夫は運転が
好きではなかったので、
結果的に運転はすべて私が
していました。

私が運転が上手だから
というわけではなく、
単に彼が運転が
好きではなかったからです。

だから、夫が亡くなる前の
数年間は、私がすべての運転を
していました。

---ワットムル投資会社は、
最初は、つまり彼がその会社を
初めて立ち上げたときという
意味ですが、
どこにあったのですか?

 ワイキキの
カラカウア通りにある、
ロイヤル・ブロックと
呼ばれる場所(原注:
カラカウア通り2207番地、
ロイヤル・ハワイアン・
ホテルの山側・地上階に
隣接)にありました。

私たちが行っていたビジネス、
実際それは、フォート通りにある
とても素敵なお店(訳者補足:
イースト・インディア・
ストアのこと)で、
カトリックの(原注:平和の聖母
マリア教会の)大聖堂の向かいに
あったのですが、
夫はその店を売却して
ワイキキに事務所を移し、
その後、不動産業に携わりました。

---それ(訳者補足:不動産業に
携わったの)が
何年のことだったか
覚えていますか?

 覚えていません
(原注:1956年のことだった)。』

****************************



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(269)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回も、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。

今回は多めにご紹介するので
簡単に行きます。

まず最初はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1092687886

満月の海に浮かぶカヌーと
ヤシの木という
ロマンチックな柄です。

織ネームは
「メイド・イン・ハワイ」、
素材はレーヨン、
プリントは抜染、
ボタンは竹ボタンです。

ただし筆者は、
ボタンが最近の竹ボタンに
付け替えられていると
考えます。

良い柄です。



次はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s1092590297

ハイビスカスのような花と、
パパイヤのような実と、
ヤシの木の葉のようなものが
縦に連なった、
ボーダー・パターンです。

絵具でサラサラっと描いたような
独特なタッチです。

ブランドは「カメハメハ」で
緑字の三角タグ、
素材はコットンで
プリントはオーバープリント、
ボタンはココナッツ製です。

珍しい柄だとは思いますが、
出品価格はチトお高いように
思います。


そしてこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1092694329

さまざまな貝が描かれた
「カタリナ」のシャツです。

素材はコットン、
ボタンはココナッツ製です。

実はこれと同柄の、
面白いバージョンが
以前から出品されています。
こちら ↓ になります。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u429866771

襟と袖とポケットに、
赤いライン(縫い付けられた
リボンでしょうか?)が
入っているのです。
リメイクされたものかも
しれませんが、
詳細は不明です。

織ネームが欠損していて
ブランドもわかりません
(おそらく、同じ
カタリナだと思いますが)。

ボタンは尿素ボタンです。

どちらも1950年前後の
古いコットン・アロハだと
推測します。


最後はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1092486257

月下美人とプルメリアの花が
南国らしいワイルドなタッチ
(やや暑苦しい配色)で
描かれています。
比較的有名な柄で、
『定本ハワイアンシャツ』の
P127にも、赤地の色違いが
掲載されています。

ブランドは「ジャンセン」、
素材はレーヨン、
プリントは抜染で、
ボタンは貝ボタンです。


魅力的なヴィンテージ・
アロハシャツが
たくさん出品される、
良い季節になってきました。

来週もお楽しみに。



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(268)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回も、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。

まず最初はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1091867997

ヤシの木と太鼓が描かれた
ちょっと不思議な柄です。
柄としては珍しいと思います。

素材はレーヨン縮緬、
ボタンは竹ボタン、
ブランドは「ホオカノ」です。


続いてはこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1091916865

ビーチチェアに座る水着の女性、
サーフボードにひざまずく男性と
ビーチパラソル、
ロイヤルハワイアンホテル、
アウトリガーカヌーとオール、
ヨット、ダイヤモンドヘッド、
そして「Waikiki」の文字が
描かれています。

ジョン・メイグスが
描いたとされる柄で、
サンサーフからも
復刻されていますね。

織ネームは「メイドイン
カリフォルニア」、
素材はレーヨン、
プリントは抜染で、
ボタンは尿素ボタンです。


ちなみにこの柄の色違いは
こちら ↓ になります。

スクリーンショット 2023-05-20 222032.jpg

(筆者コレクションより)

ブランドは「ピルグリム」です。


さて、最後はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1091958785

細かな花(名称不明)が
短冊状に、縦に連なった
ボーダー・パターンです。

素材はコットン、
ボタンはココナッツ製で
ブランドは「ラウハラ」です。
1950年代末頃の製品だと
推測します。


今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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