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ハワイの新聞記事から その346 1958年 イオラニは、手捺染されたハワイ柄を専門に扱っている(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
イオラニ・スポーツウェアを
取り上げた1958年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳しています。

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(1950年代後半~60年代前半の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム~
ヤフオク出品物より引用)

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j672183422

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『イオラニ・スポーツウェア~
染料は外国から---
イオラニは、手捺染された
ハワイ柄を専門に扱っている(2)

 ケイジ・カワカミ社長と
彼のスタッフは、
布地やモチーフや
服のカッティングにおいて
ハイファッション調に
仕上げられた、
手捺染による
スポーツウェアに
最近手を広げたところである。

 好まれる布地は
キュピオニである。

これは、コーマ綿
(訳注:櫛でとかして
長繊維だけをそろえた
細番手の綿糸)と
レーヨンとの混紡生地で、
ドリップドライ
(訳注:そのまま干して
乾かせばすぐに乾き
シワもできない、
アイロンがけの不要な特性)
仕上げになっている。

地色は、ハワイアン・
ファッションに似合うように、
またスタイルの流行に
乗るように注文されている。

メロンの果肉のような
オレンジ色や、
くすんだオリーブ・
グリーン色や、
チャコール・グレー色の
ような色合いが、今年は
フィーチャーされている。』

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イオラニは現在も続いている
メーカーなのですが、
そのHPを見ると、
往年の社員の集合写真が
掲載されていました。

Iolani .jpg

https://iolani.com/pages/about

その前列にいるのが
ケイジ・カワカミ社長です。

Kawakami.jpg



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その345 1958年 イオラニは、手捺染されたハワイ柄を専門に扱っている(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回から新しく、
イオラニ・スポーツウェアを
取り上げた1958年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳していきます。

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『イオラニ・スポーツウェア~
染料は外国から---
イオラニは、手捺染された
ハワイ柄を専門に扱っている(1)

 イオラニ・スポーツウェア
株式会社は、ハワイアン・
ファッションとしては、
シルクとレーヨンの混紡と、
キュピオニ・コットンという
2つの生地にこだわっている。

同社はもともと、
日本の京都から輸入された
シルクやレーヨンの生地を使って、
男性用のスポーツ・シャツや
ムームーを製造していた。

 その生地は明るい色の総柄で、
しばしばアロハシャツを
連想させるタイプのものである。

このような生地のスタイルは
今でも同社のビジネスの
根幹をなしている。』

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イオラニ・スポーツウェアは
1953年に創業した、
後発のメーカーですが、
ここに書かれているように、
シルクやレーヨン
(特にレーヨン縮緬)の生地と、
いかにもアロハシャツらしい
明るい色の総柄とが
同社の大きな特徴でした。

例えばこちら ↓ 。

iolani .jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c1060515870

あるいは、以前にも
ご紹介した、こちら ↓ 。

s-DSCN7002.jpg

(筆者コレクションより)

あるいは、こちら ↓ 。

s-DSCN6466.jpg

(筆者コレクションより)

筆者の感覚では、
イオラニと言えば
レーヨン縮緬が
圧倒的に多いです
(上のシャツは3点とも
レーヨン縮緬です)。


ところがこの記事が書かれた
1958年には、それらとは
やや違う方向にシフトしている
というお話が続きます。

それはどんな風なのか?

次回以降に
明らかになっていきます。

続きをお楽しみに。



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(245)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。

前回に続き今回も、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。

最初はこちらからです。

coco head.jpg

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button 2.jpg

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d1083145319

ココヘッド、ダイアモンドヘッド、
ヌウアヌパリ、
ブラックサンドビーチといった
ハワイの観光地の風景が
描かれた柄です。

織ネームには
「アン・オーセンティック・
ハワイアン・プリント」と
書かれているだけで、
ブランドの表記はありません。
また生産地については
「メイドインカリフォルニア」
と小さく記されています。
時々見かける織ネームですね。

素材はレーヨン、
プリントは抜染、
ボタンはエンジ色の
尿素ボタンです。

程度はそれほど
良くなさそうですが、
なかなか良い柄なので
お勧めです。


同じ出品者さんの出品物を
もう1つ。こちら ↓ です。

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button.jpg

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1083127839

さまざまな色のレイの上に、
ハイビスカスや
アンスリウムといった
ハワイの植物がちりばめられた
比較的有名な柄です。

こちらも織ネームは
「メイドインカリフォルニア」で
ブランドやメーカーは不明です。

素材はレーヨン、
ボタンは竹ボタンです。
ちなみにカリフォルニア製で
竹ボタンは珍しいですね。

フラップ付きのポケットが
両胸に付いていて、
袖は長袖になっています。



今回はこの辺で。



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(244)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。

前回に続き今回も、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。出品者さんは
前回と同じではありますが、
ハワイのメーカーの良柄が
ありましたので、
取り上げることにしました。


最初はこちら ↓ です。

Kamehameha .jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o1082603888

ハワイのモチーフ総出演です。
レイセラー、投網漁の男、
サーファー、フラガール、戦士、
カメハメハ大王像、ウクレレ、
ハイビスカス、帆船などが
描かれています。

クック船長のハワイ上陸など
ハワイの歴史を感じさせる場面が
見られるところから、
筆者は1940年代末頃に
作られた製品だと推測します。

現在の「アロハ・
フェスティバル」は
もともとは
「アロハ・ウィーク」として
1946年に始まったのですが、
最初のうち(1940年代末)、
その祭りで着られるように、
「ハワイの歴史や文化を
盛り込んだ柄」の
アロハシャツが
数多く作られたのです。
そしてこのカメハメハの
シャツも、そんな時代に
作られたもののように
見えるのです。

素材はおそらくレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンはドームボタンで、
ブランドは「カメハメハ」です。

モチーフはよく見かけるような
ものがてんこ盛りですが、
柄としては希少なものだと
思います。
筆者は初めて見ました。


もう1つはこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1082601874

こちらは、専門書にも
掲載されている有名な柄です
(『Hawaiian Shirt Designs』の
P109に同柄が載っています)。
パイナップルとモンステラの葉が
組み合わされ、「HAWAII」の
文字が添えられています。

ブランドは「ハレハワイ」ですが
ほかに「キヒキヒ」の
織ネームのものもあります。

素材はレーヨン、
プリントは抜染で、
ボタンは本来は
ココナッツボタン
(専門書掲載のシャツは
ココナッツボタン)ですが
出品物には別のボタンが
付けられています。

1950年前後の製品だと
思われます。



今回はこの辺で。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その344 1957年 サーフライダーズ~通信販売のカタログが買物サービスを容易にする(9) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
サーフライダーズ・
スポーツウェアを取り上げた、
1957年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳しています。

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『サーフライダーズ~
友人をつなぎとめておく方法
通信販売のカタログが
買物サービスを容易にする(9)

 それは新しい考えであり、
とても良い考えである。

ハワイ流のもてなしを
広めるのに、また、
本土のお金をより多く
ハワイにもたらすのに、
簡単かつ出費のいらない
方法なのである。

 「友情とビジネスは
とても良い仲間を
作ってくれます。」と
ホー氏は言う。

文/ジョー・ビール』


****************************

今回も、サーフライダーズの
ヴィンテージシャツを
探してみたところ、
こちらが見つかりました。

Surfriders SW.jpg

116378416.jpg

116378416_o1.jpg

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https://beachdays.jp/?pid=116378416

(BEACH DAYSさんの
HPより引用)

魚やタツノオトシゴ、
ホネ貝などと、
菱形や丸などの幾何学模様とが
描かれています。
ほかでは見ないような
ユニークな柄ですね。
筆者も初めて見た柄です。

素材はコットン、
ボタンは古銭ボタンで、
1950年代末~60年代初頭頃の
製品だと推測します。

****************************

この記事は今回で終わりです。

サーフライダーズの歴史や
事業内容については
あまり触れず、もっぱら
ホー氏の人となり
(もてなし上手なところ)を
取り上げた記事でしたね。
得られる情報が少なく、
やや残念です。


さて次回からはまた別の記事を
ご紹介します。
お楽しみに。




(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(243)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。

今回は、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。
同じ出品者さんなのですが、
「ホリゾンタル・パターン」の
シャツを2点見つけました。
どちらも非常に珍しい柄なので
(筆者はどちらも
初めて見ました)、
ぜひ皆さんもご堪能下さい。


最初はこちら ↓ です。

El Grande .jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1082604860

果実を抱える女性と、
銛で魚を突く男性、そして
大きなハイビスカスや
ヘリコニア、パイナップルなどの
植物がちりばめられた、
南国感あふれる柄です。
胸の周りに描かれているのは
貝でしょうか?

素材はおそらくレーヨン、
プリントは抜染、
ボタンは青の尿素ボタンで、
ブランドは「エル・グランデ」、
カリフォルニアのメーカー、
エルトン製です。

1950年代前半頃の製品だと
推測します。

とても魅力的なシャツですね。



もう1つはこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1082602737

上側はサボテンを線描で描き、
裾回りに朱色の花
(おそらくサボテンの花)を
びっしり描くという、上下で
色とデザインの対比を見せる
面白い柄です。

サボテン柄なので
アロハシャツと呼ぶのは
いささか気が引けますが、
それでもぜひご紹介したい
珍しい柄です。

織ネームは
「メイドインカリフォルニア」の
三角タグです。
素材はおそらくレーヨン、
プリントは
抜染のように見えますが、
実際はオーバープリントで、
ボタンは青の尿素ボタンです。


どちらの商品も、
先日ご紹介した、
サーフライダーズのメニュー柄と
同じ方が出品しており、
「30年近く前に父が営んでいた
ビンテージ雑貨の商品」
なんだそうです。
なかなか良い品を
売っていらしたのですね。
お店を見て見たかったです。

ほかにも良いアロハが
たくさん出品されているので
続きはまた次回にたっぷりと。


今回はこの辺で。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その343 1957年 サーフライダーズ~通信販売のカタログが買物サービスを容易にする(8) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
サーフライダーズ・
スポーツウェアを取り上げた、
1957年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳しています。

****************************

『サーフライダーズ~
友人をつなぎとめておく方法
通信販売のカタログが
買物サービスを容易にする(8)

 ホー氏は、あなたが
友人であり続けるのを
進んで手助けようとしている。

この魅力的な小カタログ、
生地スワッチ付き、は、
請求さえすれば
無料であなたのものに
なるのである。

 のみならず、
彼はあなたの友人の幾人か
または全ての名前を
彼の発送リストに
喜んで載せるであろう。

そしてあなたの友人たちが
最新のハワイアン・
ファッションを
取り入れられるよう、
彼は喜んで
取り計らうであろう。』

****************************

サーフライダーズの
ヴィンテージを
ネットショップで
探してみたところ、
こちらが見つかりました。

Surfrider SW.jpg

2018-1223-262.jpg

2018-1223-265.jpg

2018-1223-267.jpg

2018-1223-266.jpg

https://www.feeetshop.net/product/60524

(Feeet WEB SHOPさんの
HPより引用)

ハワイ王族の、ヘルメット、
カヒリ、ケープの3点セットが
描かれています。

アロハシャツでは、
この3つがセットで
描かれることが多いです。
権威の象徴なんだと思います。

素材はコットン、
ボタンは古銭ボタンで、
1950年代末~60年代初頭頃の
製品だと推測します。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その342 1957年 サーフライダーズ~通信販売のカタログが買物サービスを容易にする(7) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
サーフライダーズ・
スポーツウェアを取り上げた、
1957年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳しています。

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『サーフライダーズ~
友人をつなぎとめておく方法
通信販売のカタログが
買物サービスを容易にする(7)

 そして20%ディスカウント?
「我々は工場価格を
提示するだけの
余裕があります。」と
ホー氏は誇らしげに言う。

「ほかの小売店に
販売していないので
そういう店と張り合って
いないのです。

しかも、卸売りだけを
やっているほかのメーカーとも
張り合っていません。」

 「ここまで来るのに
長い時間がかかりましたし、
そもそも通販ビジネスは
始めるのに大きな出費でした。

しかしお金を稼ぐためには
お金を使わなくてはなりません。

また、人々に友人になって
もらわなくてはなりません」』

****************************

ヤフオクにサーフライダーズが
新しく出品されたので
ご紹介しておきます。

Surfriders.jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1082617853

マッキントッシュのメニュー柄です。

この絵 ↓

20210627_3167443.jpg

と、この絵 ↓

20210627_3167446.jpg

が組み合わされています。

素材はコットン、
ボタンはベークライトです。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その341 1957年 サーフライダーズ~通信販売のカタログが買物サービスを容易にする(6) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
サーフライダーズ・
スポーツウェアを取り上げた、
1957年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳しています。

****************************

T.H.HO.jpg

サーフライダーズの代表、
T・H・ホー

****************************

『サーフライダーズ~
友人をつなぎとめておく方法
通信販売のカタログが
買物サービスを容易にする(6)

 ホー氏がこれまで
仲良くなってきた
多くの友人たちからの、
訪ねて来てほしいという
数百の招待、それは
友人たちが、ホー氏の有名な
歓待の幾分かでも
お返しするための
ものであるが、
そのような招待を受けても、
彼はめったに本土へは行かない。

「我々はそれよりも、
友人たちにハワイに戻ってきて
もらいたいし、
彼らの友人たちを
ハワイに送り出して
もらいたいのです。」』



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(242)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。

今回は、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。

最初はこちら ↓ です。

Penney's -2.jpg

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penney's.jpg

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1082204514

ハイビスカスとアンスリウムが
描かれた柄です。
赤味がかったグレーの背景に
赤い花が浮き上がって見えます。

ブランドは
「ペニーズメイドインジャパン」
です。

背景から浮かび上がるような
配色とデザインは、
ペニーズメイドインジャパンで
よく見る手法ですね。

例えばこちら。

s-DSCN5399.jpg

(筆者コレクションより)


素材はレーヨン、
ボタンは透明な
プラスチックボタンです。


続いては、こちら。
同じ出品者さんでした。

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Pilgrim -2.jpg

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1082184241

ヤシの木と小屋、帆掛け船、
ティキ像などが描かれています。

ブランドは
「ピルグリム」ですが、
「プール、ビーチ、アンド
パティオ」と書かれています。
街で着るシャツというよりも
海パンに合わせて着るシャツ、
という位置づけなのでしょう。

素材はコットン、
ボタンはペニーズと同じ
透明なプラスチックボタンです。


実は同柄の色違いがあります。

pilgrim.jpg

(筆者コレクションより)

織ネームも同じです。
青地と赤地だと
印象もだいぶ違いますね。


そして、プリント生地が
出品されていたので
ご紹介しておきます。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1082401413

ヤシの木と島と海と
ハイビスカスの柄です。

スクリーンプリントの生地で、
日本製です。

1950年という説明がありますが、
それほど古くはなく、
1960年代末頃の製品だと
筆者は推測します。

それほど魅力的な
柄ではありませんが、
デッドストックで3mあるので
それなりに貴重ですね。
検査シールが残っているのも
ポイントが高いです。


最後は、
新出品ではありませんが、
良い柄を見つけたので
ご紹介しましょう。

Mildred.jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/476660476

丸と四角の模様が
縦横に整然と並んだ
面白い柄です。

似たような柄には、
例えばカタリナのこちら

Catalina.jpg

(筆者コレクションより)

や、先日ご紹介したこちら

同配置.jpg

などがあります。


素材はコットン、
ボタンは古銭ボタンで、
ブランドは、ミルドレッズ・
オブ・ハワイの
「ワイキキ・ウェア」です。

1960年代頃の製品だと
筆者は推測します。



今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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