ハワイの新聞記事から その362 1968年 イオラニ～ある就業機会プログラムがうまく機能している(１) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳していきますが、
話題は引き続き、
イオラニ・スポーツウェアに
関するものです。
****************************
自身のスポーツウェア工場で
作業するカワカミ氏
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
ある就業機会プログラムが
うまく機能している（１）
合衆国のおよそ1000人の
慢性的失業者を
生産的な労働者に変えるという、
ある野心的なプログラムが
ハワイで進行中である。
それは、ビジネスマン連盟の、
あるプログラムの一部である。
ビジネスマン連盟は
ジョンソン大統領による
アピールのあと
組織されたもので、
現在は、JOBS
（ビジネス部門における
就業機会）として知られる
プロジェクトに乗り出している。
ハワイでは、
アロハ航空のハング・ウォー・
チング会長が率いるグループが
ビジネスマン連盟の
先頭に立っている。
全米の指導的ビジネスマンの
多くはこのプログラムを
支持しているが、
信用していない人も
依然として少しは存在する。』
****************************
イオラニ・スポーツウェアの
企業としての模範的な姿勢が
再び取り上げられるようです。
前置きが長い記事ですが、
少し辛抱して
お付き合いください。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1968年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳していきますが、
話題は引き続き、
イオラニ・スポーツウェアに
関するものです。
****************************
自身のスポーツウェア工場で
作業するカワカミ氏
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
ある就業機会プログラムが
うまく機能している（１）
合衆国のおよそ1000人の
慢性的失業者を
生産的な労働者に変えるという、
ある野心的なプログラムが
ハワイで進行中である。
それは、ビジネスマン連盟の、
あるプログラムの一部である。
ビジネスマン連盟は
ジョンソン大統領による
アピールのあと
組織されたもので、
現在は、JOBS
（ビジネス部門における
就業機会）として知られる
プロジェクトに乗り出している。
ハワイでは、
アロハ航空のハング・ウォー・
チング会長が率いるグループが
ビジネスマン連盟の
先頭に立っている。
全米の指導的ビジネスマンの
多くはこのプログラムを
支持しているが、
信用していない人も
依然として少しは存在する。』
****************************
イオラニ・スポーツウェアの
企業としての模範的な姿勢が
再び取り上げられるようです。
前置きが長い記事ですが、
少し辛抱して
お付き合いください。
（次回に続く）
ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ（249）新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。
今回は
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。
まず最初はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1085507419
リーバイスのヴィンテージ・
アロハシャツは珍しいですね。
この柄は専門書にも
掲載されている有名柄ですね。
『定本ハワイアンシャツ』のP139に
色違いが載っています。
よく似た「出目魚」の柄が
カハラにあります
（前掲書・同ページに掲載）が、
カハラの方はクラゲや
タツノオトシゴも描かれていて
バラエティに富んでいます。
素材はレーヨン、
プリントは抜染で、
ボタンは貝ボタンのようです。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t648933043
「キロハナ」の有名な
ピクチャー・プリントです。
「大王像」と「フラガール」が
描かれているのですが、
実は、その２つが描かれている
別のピクチャー・プリントが
存在するので、要注意なのです。
それが、
『定本ハワイアンシャツ』のP110に
載っている「ハレハワイ」の
バージョンです。
そちらは、
大王像とフラガールのほかに、
サーファー、アロハタワー、
ココナッツボーイが描かれています。
一方、キロハナの方は
大王像とフラガールのほかに、
「クロスロード」の看板、
サトウキビを刈る男、
街の風景が描かれています。
このシャツでは出てきませんが、
大王像の右側に
ココナッツボーイがいるのは
ハレハワイと同じです。
ちなみにキロハナの
バージョンは、
洋書『The Hawaiian Shirt』の
P56にエンジ地が、
P57にカラー版が載っています。
見比べてみると面白いですよ。
素材はレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンは尿素ボタンです。
それ以外は簡単にご紹介します。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1085458135
竹の葉柄でしょうか？
素材はシアサッカーです。
ブランドは不明で、織ネームには
「スポーツウェア・フォー・
タウン・アンド・カントリー」と
記されています。
最後は、アステカ（アズテック＝
メキシコ）柄ですが、こちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1085467341
アステカの象形文字のような
柄です。
ブランドは「アロウ」、
素材はコットンで、
ボタン無しのプルオーバー、
のようです。
イタリアンカラーなので
1960年代製だと思います。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。
今回は
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。
まず最初はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1085507419
リーバイスのヴィンテージ・
アロハシャツは珍しいですね。
この柄は専門書にも
掲載されている有名柄ですね。
『定本ハワイアンシャツ』のP139に
色違いが載っています。
よく似た「出目魚」の柄が
カハラにあります
（前掲書・同ページに掲載）が、
カハラの方はクラゲや
タツノオトシゴも描かれていて
バラエティに富んでいます。
素材はレーヨン、
プリントは抜染で、
ボタンは貝ボタンのようです。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t648933043
「キロハナ」の有名な
ピクチャー・プリントです。
「大王像」と「フラガール」が
描かれているのですが、
実は、その２つが描かれている
別のピクチャー・プリントが
存在するので、要注意なのです。
それが、
『定本ハワイアンシャツ』のP110に
載っている「ハレハワイ」の
バージョンです。
そちらは、
大王像とフラガールのほかに、
サーファー、アロハタワー、
ココナッツボーイが描かれています。
一方、キロハナの方は
大王像とフラガールのほかに、
「クロスロード」の看板、
サトウキビを刈る男、
街の風景が描かれています。
このシャツでは出てきませんが、
大王像の右側に
ココナッツボーイがいるのは
ハレハワイと同じです。
ちなみにキロハナの
バージョンは、
洋書『The Hawaiian Shirt』の
P56にエンジ地が、
P57にカラー版が載っています。
見比べてみると面白いですよ。
素材はレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンは尿素ボタンです。
それ以外は簡単にご紹介します。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1085458135
竹の葉柄でしょうか？
素材はシアサッカーです。
ブランドは不明で、織ネームには
「スポーツウェア・フォー・
タウン・アンド・カントリー」と
記されています。
最後は、アステカ（アズテック＝
メキシコ）柄ですが、こちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1085467341
アステカの象形文字のような
柄です。
ブランドは「アロウ」、
素材はコットンで、
ボタン無しのプルオーバー、
のようです。
イタリアンカラーなので
1960年代製だと思います。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その361 1966年 イオラニ～利益分配と訓練プログラムが配当を支払う（６） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（６）
フローラ・ヒグチ女史、
ノブコ・ヒガシ女史、そして
マーヴィン・オキモト氏は、
３人とも訓練プログラムの
監督者であるが、
方針を策定し投資を決定し
従業員の福祉を決める
利益分配委員会を立ち上げた。
また、先述のヒグチ女史、
カウアイの委任代理人であり
社長の兄弟でもある
ノリト・カワカミ氏、
そしてホノルルの
委任代理人である
ジェームズ・Ｈ・カモ氏は、
信託ファンドの監督人である。』
****************************
利益分配者たち---
イオラニ・スポーツウェアの
利益分配委員会の
メンバーたちが、
コナ・ホパカ・ビルの
権利証券を検めている。
同社はその証券を
利益分配信託に
譲渡したのであり、
その結果、同信託は
そのビルの単独所有者に
なったのである。
左から、ノブコ・ヒガシ女史、
フローラ・ヒグチ女史、
マーヴィン・オキモト氏。
****************************
今回でこの記事の翻訳は
終わりです。
次回からはまた別の
記事をご紹介します。
お楽しみに。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（６）
フローラ・ヒグチ女史、
ノブコ・ヒガシ女史、そして
マーヴィン・オキモト氏は、
３人とも訓練プログラムの
監督者であるが、
方針を策定し投資を決定し
従業員の福祉を決める
利益分配委員会を立ち上げた。
また、先述のヒグチ女史、
カウアイの委任代理人であり
社長の兄弟でもある
ノリト・カワカミ氏、
そしてホノルルの
委任代理人である
ジェームズ・Ｈ・カモ氏は、
信託ファンドの監督人である。』
****************************
利益分配者たち---
イオラニ・スポーツウェアの
利益分配委員会の
メンバーたちが、
コナ・ホパカ・ビルの
権利証券を検めている。
同社はその証券を
利益分配信託に
譲渡したのであり、
その結果、同信託は
そのビルの単独所有者に
なったのである。
左から、ノブコ・ヒガシ女史、
フローラ・ヒグチ女史、
マーヴィン・オキモト氏。
****************************
今回でこの記事の翻訳は
終わりです。
次回からはまた別の
記事をご紹介します。
お楽しみに。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その360 1966年 イオラニ～利益分配と訓練プログラムが配当を支払う（５） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（５）
機械操作の技能や、
利益分配を通じた
インセンティブを与えられて、
従業員たちは
とてもよくやっているため、
同社の事業は
当然のように成功するのだと
カワカミ氏は言った。
つい先週のこと、
カワカミ氏は
コナ・ホパカ・ビルの
所有権の半分を、
従業員たちの利益分配信託に
譲ったところである。
ちなみにその信託は、
会社の株式の半分を、
すでに２年前に
譲り受けている。
この結果、
従業員利益分配信託は現在、
イオラニ・スポーツウェアが
２階に入居しているビルの
所有権を単独で所有している。
同信託はまた、
イオラニ・スポーツウェアの
利益の一部も寄贈されており、
３年目の現在、
50000ドル以上の純資産を
有している。』
****************************
1960年代前半頃の
イオラニ・スポーツウェアの
シャツを、ヤフオクで
見つけました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1082792463
素材はレーヨンで、
ざっくりした粗い織り、
ボタンは大きめの
プラスチックボタンで、
王冠（イオラニのマーク）と
おそらく戦士の顔の刺繍が
胸に入っています。
****************************
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（５）
機械操作の技能や、
利益分配を通じた
インセンティブを与えられて、
従業員たちは
とてもよくやっているため、
同社の事業は
当然のように成功するのだと
カワカミ氏は言った。
つい先週のこと、
カワカミ氏は
コナ・ホパカ・ビルの
所有権の半分を、
従業員たちの利益分配信託に
譲ったところである。
ちなみにその信託は、
会社の株式の半分を、
すでに２年前に
譲り受けている。
この結果、
従業員利益分配信託は現在、
イオラニ・スポーツウェアが
２階に入居しているビルの
所有権を単独で所有している。
同信託はまた、
イオラニ・スポーツウェアの
利益の一部も寄贈されており、
３年目の現在、
50000ドル以上の純資産を
有している。』
****************************
1960年代前半頃の
イオラニ・スポーツウェアの
シャツを、ヤフオクで
見つけました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1082792463
素材はレーヨンで、
ざっくりした粗い織り、
ボタンは大きめの
プラスチックボタンで、
王冠（イオラニのマーク）と
おそらく戦士の顔の刺繍が
胸に入っています。
****************************
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その359 1966年 イオラニ～利益分配と訓練プログラムが配当を支払う（４） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
（1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
～筆者コレクションより）
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（４）
しかしこの訓練プログラムは
最初からずっと、
大いなる成功を収めていると
カワカミ氏は言った。
プログラムをやり終えた
若い女性たちは、
正規の技術者と同じくらい
熟練しているし有能でもある。
将来は、
必要なら正規技術者にも
訓練プログラムを
受けさせるだろうと
カワカミ氏は言った。
イオラニ・スポーツウェアの
従業員たちは、
衣料品産業全体の平均と比べて
有能であり生産性が高いが、
それでも改善の余地は
大いにあると
カワカミ氏は考えている。』
****************************
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
（1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
～筆者コレクションより）
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（４）
しかしこの訓練プログラムは
最初からずっと、
大いなる成功を収めていると
カワカミ氏は言った。
プログラムをやり終えた
若い女性たちは、
正規の技術者と同じくらい
熟練しているし有能でもある。
将来は、
必要なら正規技術者にも
訓練プログラムを
受けさせるだろうと
カワカミ氏は言った。
イオラニ・スポーツウェアの
従業員たちは、
衣料品産業全体の平均と比べて
有能であり生産性が高いが、
それでも改善の余地は
大いにあると
カワカミ氏は考えている。』
****************************
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その358 1966年 イオラニ～利益分配と訓練プログラムが配当を支払う（３） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（３）
カワカミ氏の妻エディスは、
米国本土でのいくつかの
短期集中教室を受講した後、
１年前にこの訓練プログラムを
開発した。
このプログラムには
お金がかかっている。
というのも、訓練生のために、
会社は数台の機械に
投資してきたからである。
またこのプログラムは、
監督する者にとっては
仕事が増えることを意味する。
なぜなら、通常業務の
機械作動にプラスして、
訓練生の機械作動も
監督しなければならない
からである。』
****************************
1960年代前半頃の
イオラニのシャツを
見つけたので
ご紹介します。
https://store.schrein.net/?pid=160014022
（RUMHOLE beruf オンライン
ストアさんのHPより）
****************************
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（３）
カワカミ氏の妻エディスは、
米国本土でのいくつかの
短期集中教室を受講した後、
１年前にこの訓練プログラムを
開発した。
このプログラムには
お金がかかっている。
というのも、訓練生のために、
会社は数台の機械に
投資してきたからである。
またこのプログラムは、
監督する者にとっては
仕事が増えることを意味する。
なぜなら、通常業務の
機械作動にプラスして、
訓練生の機械作動も
監督しなければならない
からである。』
****************************
1960年代前半頃の
イオラニのシャツを
見つけたので
ご紹介します。
https://store.schrein.net/?pid=160014022
（RUMHOLE beruf オンライン
ストアさんのHPより）
****************************
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その357 1966年 イオラニ～利益分配と訓練プログラムが配当を支払う（２） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（２）
少しだけ訓練された
女性よりもむしろ、
未経験だが素質のある
女性のほうが好ましいと
カワカミ氏は言った。
「泳ぐのと同じで、
適切なやり方で
縫うことができないという人に
教える方が簡単です。」と
カワカミ氏は言う。
「中途半端に訓練されていると、
最初に自己流のへんなクセを
持たされているかも
しれないのです。」』
****************************
この新聞記事が書かれた
1960年代後半頃の製造と
思われるシャツが
ヤフオクにありましたので
ご紹介しておきます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1084784858
****************************
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙に載った、
イオラニ・スポーツウェアに
関する記事を翻訳しています。
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（２）
少しだけ訓練された
女性よりもむしろ、
未経験だが素質のある
女性のほうが好ましいと
カワカミ氏は言った。
「泳ぐのと同じで、
適切なやり方で
縫うことができないという人に
教える方が簡単です。」と
カワカミ氏は言う。
「中途半端に訓練されていると、
最初に自己流のへんなクセを
持たされているかも
しれないのです。」』
****************************
この新聞記事が書かれた
1960年代後半頃の製造と
思われるシャツが
ヤフオクにありましたので
ご紹介しておきます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1084784858
****************************
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その356 1966年 イオラニ～利益分配と訓練プログラムが配当を支払う（１） [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙の記事を
翻訳していきますが、
話題は引き続き、
イオラニ・スポーツウェアに
関するものです。
****************************
（1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
～筆者コレクションより）
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（１）
ある衣料品メーカーの重役は、
とても必要とされる
機械操作員を
訓練するにあたって、
政府の支援を
待ってはいない。
その人は、イオラニ・
スポーツウェアの社長、
ケイジ・カワカミである。
「そのような訓練は
可能な限り自分でやるのが
私の信念です。」と
彼は言った。
それは、自分の方が
政府よりもうまく
訓練できるからという
単純な理由からである。
イオラニの
訓練プログラムでは、
その訓練を始める日から
訓練生に給与が支払われる。
しかし彼らは非常に慎重に、
素質で選ばれており、
また訓練期間中は、
付きっきりで
監督されてもいる。』
****************************
前回の新聞記事もそうですが、
イオラニ・スポーツウェアは
作る製品よりも、
ビジネスモデルのユニークさが
注目されていたようですね。
この当時としては革新的な、
「協同組合」のような試みが
なされていたようなのです。
訓練初日から
給与が支払われるというのも
なかなか画期的な
試みだと思います。
製品しか見てこなかった筆者も
このような話は
知りませんでした。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙の記事を
翻訳していきますが、
話題は引き続き、
イオラニ・スポーツウェアに
関するものです。
****************************
（1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
～筆者コレクションより）
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う（１）
ある衣料品メーカーの重役は、
とても必要とされる
機械操作員を
訓練するにあたって、
政府の支援を
待ってはいない。
その人は、イオラニ・
スポーツウェアの社長、
ケイジ・カワカミである。
「そのような訓練は
可能な限り自分でやるのが
私の信念です。」と
彼は言った。
それは、自分の方が
政府よりもうまく
訓練できるからという
単純な理由からである。
イオラニの
訓練プログラムでは、
その訓練を始める日から
訓練生に給与が支払われる。
しかし彼らは非常に慎重に、
素質で選ばれており、
また訓練期間中は、
付きっきりで
監督されてもいる。』
****************************
前回の新聞記事もそうですが、
イオラニ・スポーツウェアは
作る製品よりも、
ビジネスモデルのユニークさが
注目されていたようですね。
この当時としては革新的な、
「協同組合」のような試みが
なされていたようなのです。
訓練初日から
給与が支払われるというのも
なかなか画期的な
試みだと思います。
製品しか見てこなかった筆者も
このような話は
知りませんでした。
（次回に続く）
ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ（248）最近終了した注目のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。
今回は
「最近終了した注目の
アロハシャツ」を
ご紹介します。
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1083640630
金閣寺と、日本のどこかの風景
（橋、滝、五重塔など）が
描かれています。
専門書などに掲載されていない
珍しい柄だと思います。
素材はレーヨンで、
プリントはオーバープリント、
ボタンは透明な
プラスチックボタンで、
ブランドは「ゴールデンゲイト・
スポーツウェア」です。
サンフランシスコにある
メーカーのブランドでしょう。
プリント生地はおそらく、
1950年代の日本製だと
思われますが、
縫製はカリフォルニアで
行われています。
色数が多くてきれいで、
それなりに細かい
プリントになっています。
非常に特徴的なのは、
襟のデザインです。
襟の裏側に小さなボタンが付き
ボタンホールが開いています。
そしてそのボタンを留めると
襟が小さくまとまり、
ボタンダウンカラーのように
固定されるのです。
このような襟は初めて見ました。
第１ボタンも留めて、
きれいめに着られるように
なっているわけです。
柄の点でもデザインの点でも
珍しいものだと思うので
終了していますが
ご紹介しました。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。
今回は
「最近終了した注目の
アロハシャツ」を
ご紹介します。
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1083640630
金閣寺と、日本のどこかの風景
（橋、滝、五重塔など）が
描かれています。
専門書などに掲載されていない
珍しい柄だと思います。
素材はレーヨンで、
プリントはオーバープリント、
ボタンは透明な
プラスチックボタンで、
ブランドは「ゴールデンゲイト・
スポーツウェア」です。
サンフランシスコにある
メーカーのブランドでしょう。
プリント生地はおそらく、
1950年代の日本製だと
思われますが、
縫製はカリフォルニアで
行われています。
色数が多くてきれいで、
それなりに細かい
プリントになっています。
非常に特徴的なのは、
襟のデザインです。
襟の裏側に小さなボタンが付き
ボタンホールが開いています。
そしてそのボタンを留めると
襟が小さくまとまり、
ボタンダウンカラーのように
固定されるのです。
このような襟は初めて見ました。
第１ボタンも留めて、
きれいめに着られるように
なっているわけです。
柄の点でもデザインの点でも
珍しいものだと思うので
終了していますが
ご紹介しました。
次回をお楽しみに。
（次回に続く）
ハワイの新聞記事から その355 1964年 イオラニ～オーナーは100人の従業員と成功を分かち合うだろう(６) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
イオラニ・スポーツウェアを
取り上げた1964年のホノルル・
スターブリトゥン紙の記事を
翻訳しています。
****************************
（1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
～筆者コレクションより）
****************************
『イオラニ・スポーツウェア～
オーナーは100人の
従業員と成功を
分かち合うだろう(６)
カワカミ氏は
マカロア通りに
３倍の広さの場所を見つけ、
1956年に引っ越しが行われた。
コナ通りの新しい工場は
1962年12月下旬に完成され、
全ての設備は、
彼の第442連隊戦闘団の
友人たちの助けを借りて、
クリスマス前の２日間で
運び込まれた。』
****************************
ケイジ・カワカミが
日系２世であることは
知っていましたが、
「第442連隊戦闘団」の
帰還兵だとは知りませんでした。
イオラニでは
442連隊記念柄の
アロハシャツは、
筆者が知る限り作っていません。
1950年代には
まだ小さなメーカーであり、
必要な数量を
生産できなかったのでは
ないかと思います。
また、
「マカロア通りに
３倍の広さの場所を見つけ、
1956年に引っ越しが
行われた。」
と書かれていますが、
これは、先日ご紹介した
「アパレル・センター」
の2階であり、
そこは、つい数か月前まで、
「ノエル・オブ・ハワイ」と
「ペギー・ウッド・
デザインズ」が入っていた
スペースになります。
つまりその２社は入居から
数か月か１年程度で
退去したということに
なるわけです
（ノエル・オブ・ハワイは
倒産又は廃業したのかも
しれません）。
結構、入れ替わりが
激しかったのですね。
****************************
この記事は今回で終わりです。
次回からはまた新しい記事を
ご紹介します。
（次回に続く）
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
現在は、
イオラニ・スポーツウェアを
取り上げた1964年のホノルル・
スターブリトゥン紙の記事を
翻訳しています。
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（1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
～筆者コレクションより）
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『イオラニ・スポーツウェア～
オーナーは100人の
従業員と成功を
分かち合うだろう(６)
カワカミ氏は
マカロア通りに
３倍の広さの場所を見つけ、
1956年に引っ越しが行われた。
コナ通りの新しい工場は
1962年12月下旬に完成され、
全ての設備は、
彼の第442連隊戦闘団の
友人たちの助けを借りて、
クリスマス前の２日間で
運び込まれた。』
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ケイジ・カワカミが
日系２世であることは
知っていましたが、
「第442連隊戦闘団」の
帰還兵だとは知りませんでした。
イオラニでは
442連隊記念柄の
アロハシャツは、
筆者が知る限り作っていません。
1950年代には
まだ小さなメーカーであり、
必要な数量を
生産できなかったのでは
ないかと思います。
また、
「マカロア通りに
３倍の広さの場所を見つけ、
1956年に引っ越しが
行われた。」
と書かれていますが、
これは、先日ご紹介した
「アパレル・センター」
の2階であり、
そこは、つい数か月前まで、
「ノエル・オブ・ハワイ」と
「ペギー・ウッド・
デザインズ」が入っていた
スペースになります。
つまりその２社は入居から
数か月か１年程度で
退去したということに
なるわけです
（ノエル・オブ・ハワイは
倒産又は廃業したのかも
しれません）。
結構、入れ替わりが
激しかったのですね。
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この記事は今回で終わりです。
次回からはまた新しい記事を
ご紹介します。
（次回に続く）
