ハワイの新聞記事から その356 1966年 イオラニ~利益分配と訓練プログラムが配当を支払う(1) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙の記事を
翻訳していきますが、
話題は引き続き、
イオラニ・スポーツウェアに
関するものです。
****************************
(1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
~筆者コレクションより)
****************************
『イオラニ・スポーツウェア~
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う(1)
ある衣料品メーカーの重役は、
とても必要とされる
機械操作員を
訓練するにあたって、
政府の支援を
待ってはいない。
その人は、イオラニ・
スポーツウェアの社長、
ケイジ・カワカミである。
「そのような訓練は
可能な限り自分でやるのが
私の信念です。」と
彼は言った。
それは、自分の方が
政府よりもうまく
訓練できるからという
単純な理由からである。
イオラニの
訓練プログラムでは、
その訓練を始める日から
訓練生に給与が支払われる。
しかし彼らは非常に慎重に、
素質で選ばれており、
また訓練期間中は、
付きっきりで
監督されてもいる。』
****************************
前回の新聞記事もそうですが、
イオラニ・スポーツウェアは
作る製品よりも、
ビジネスモデルのユニークさが
注目されていたようですね。
この当時としては革新的な、
「協同組合」のような試みが
なされていたようなのです。
訓練初日から
給与が支払われるというのも
なかなか画期的な
試みだと思います。
製品しか見てこなかった筆者も
このような話は
知りませんでした。
(次回に続く)
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。
今回から新たに、
1966年のホノルル・
スターブリトゥン紙の記事を
翻訳していきますが、
話題は引き続き、
イオラニ・スポーツウェアに
関するものです。
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(1960年代半ば頃の
イオラニ・スポーツウェアの
織ネーム
~筆者コレクションより)
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『イオラニ・スポーツウェア~
利益分配と訓練プログラムが
配当を支払う(1)
ある衣料品メーカーの重役は、
とても必要とされる
機械操作員を
訓練するにあたって、
政府の支援を
待ってはいない。
その人は、イオラニ・
スポーツウェアの社長、
ケイジ・カワカミである。
「そのような訓練は
可能な限り自分でやるのが
私の信念です。」と
彼は言った。
それは、自分の方が
政府よりもうまく
訓練できるからという
単純な理由からである。
イオラニの
訓練プログラムでは、
その訓練を始める日から
訓練生に給与が支払われる。
しかし彼らは非常に慎重に、
素質で選ばれており、
また訓練期間中は、
付きっきりで
監督されてもいる。』
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前回の新聞記事もそうですが、
イオラニ・スポーツウェアは
作る製品よりも、
ビジネスモデルのユニークさが
注目されていたようですね。
この当時としては革新的な、
「協同組合」のような試みが
なされていたようなのです。
訓練初日から
給与が支払われるというのも
なかなか画期的な
試みだと思います。
製品しか見てこなかった筆者も
このような話は
知りませんでした。
(次回に続く)