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ハワイの新聞記事から その232 1956年 シャヒーンズ~シャヒーンのプリント生地には異国風の名前がついている(5) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事の第5回で、
シャヒーンズに関する
記事になります。

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shaheen's.jpg

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『1956年 シリーズ
ハワイのファッション産業
第5回シャヒーンズ
シャヒーンのプリント生地には
異国風の名前がついている(5)
文/セシル・ネイション

 観光客や地元の人が好む
35種類から40種類の
プリント生地はしばしば、
デザイナーのグッドウィンに
問題を引き起こす。

これらのプリント生地は、
男性のスポーツシャツや
海水パンツから
女性のシントウ・シースドレス
(訳注:神道の巫女装束の
デザインの細身のドレスか)
までの全ラインで
使われている。

同じ生地を
幅広いスタイルに
置き換えることは、
デザインや
細身のスタイリングを
工程管理する際に、
ライン取りや
型紙作成の熟練した知識を
必要とするのである。』

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これはシャヒーンズに
限らないことですが、
男性向けのアロハシャツと
女性向けのドレスで
生地の向きが90度
変わっていることが
時々あります。

例えば、ドレスでは
縦方向のボーダー柄なのに、
アロハシャツでは
横方向のボーダー柄に
なっているということも
時々あるのです。

同じプリント生地を
いろいろな服に使う際には
さまざまな苦労が
あったのでしょうね。


(次回に続く)

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