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ハワイの新聞記事から その226 1956年 ハレ・ハワイ~ファッションにおける中国的傾向が特筆される(3) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事の第4回で、
ハレ・ハワイが
取り上げられています。

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このぴったりしたドレスは
中国の影響を受けている。
グレー、オレンジ、白の
漢字の柄になっている。

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『1956年 シリーズ
ハワイのファッション産業
第4回 ハレ・ハワイ
ファッションにおける
中国的傾向が特筆される(3)
文/マイレ・カーンズ

 簡単に着るため、
フルスカート
(ギャザーなどでシルエットを
ゆったりさせたスカート)・
タイプの、
ゴム絞めのサンドレスが、
四季を通じて人気である。

ロック氏は最近発見した。

プリントの柄や色は
変化するかもしれないが、
サンドレスのスタイル自体は
多くの女性たちに毎年
気に入られているのがわかる。

人気を保ち続けている、
また別のモデルは
サロン・ドレスである。

 余暇時間に着るような、
好奇心をそそる服への関心は
だんだん増えている。

ロック氏は言及した。

ドレッシーなポンジーやシルクの
ティータイマーだけでなく、
カジュアルな素材の
ティータイマーも求められている。

その一方で、
コントラストの強いプリント柄と
無地の素材を使った
ペダル・プッシャーは
バイヤーの目を引いている。』

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サンドレス、サロン・ドレス、
ティータイマーが人気で、
ペダル・プッシャーは
バイヤーに好まれている、
ということのようです。

また、漢字柄のドレスがある
ということは、
漢字柄のアロハシャツも
あるはずです。

ハレ・ハワイに限りませんが、
1950年代後半には
オリエンタルな柄
(和柄や中国柄)が
多く見られます。
ハレ・ハワイのこの漢字柄は
その先駆けと言っても
良いくらい早い時期の
製品だと思います。


(次回に続く)

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