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ハワイの新聞記事から その225 1956年 ハレ・ハワイ~ファッションにおける中国的傾向が特筆される(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事の第4回で、
ハレ・ハワイが
取り上げられています。

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『1956年 シリーズ
ハワイのファッション産業
第4回 ハレ・ハワイ
ファッションにおける
中国的傾向が特筆される(2)
文/マイレ・カーンズ

 ハレ・ハワイは、
1年に2度新作を出し、
最初はワイキキの複数の店で
テスト販売する。

水着のデザインは
新しいラインごとに出る。

その後、最も人気のある
アイテムが、
本土の販売店への
輸出用に選ばれる。

その中には、
フロリダや西海岸にある
リゾート都市や、
暖かい気候用の服が
よく売れるテキサスなどの
販売店が含まれる。

 「観光客は、
ハワイ的だと
簡単にわかるような
モチーフが入った、
明るい色の
ハワイアン・プリントを
好むのだということに
我々は気付きました。」と
ロック氏は言った。

「パイナップルやレイ、
ハイビスカス、サーフボード、
その他、ハワイ固有のものなら
何でも観光客を惹きつけますし、
色は派手であればあるほど
良いのです。」』

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筆者は、ハレ・ハワイは
ハワイだけで売られていたと
勝手に思い込んでいましたが、
フロリダやカリフォルニアや
テキサスなどでも
売られていたようです。
これは新情報ですね。

そしてハワイらしいモチーフを
積極的に打ち出していたことも
今回の記事で分かりました。

例えば、このような柄 ↓ 

s-DSCN6585.jpg

(筆者コレクションより)

もハワイらしいモチーフと
言えるでしょう。


(次回に続く)

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