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ハワイの新聞記事から その345 1958年 イオラニは、手捺染されたハワイ柄を専門に扱っている(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回から新しく、
イオラニ・スポーツウェアを
取り上げた1958年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳していきます。

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『イオラニ・スポーツウェア~
染料は外国から---
イオラニは、手捺染された
ハワイ柄を専門に扱っている(1)

 イオラニ・スポーツウェア
株式会社は、ハワイアン・
ファッションとしては、
シルクとレーヨンの混紡と、
キュピオニ・コットンという
2つの生地にこだわっている。

同社はもともと、
日本の京都から輸入された
シルクやレーヨンの生地を使って、
男性用のスポーツ・シャツや
ムームーを製造していた。

 その生地は明るい色の総柄で、
しばしばアロハシャツを
連想させるタイプのものである。

このような生地のスタイルは
今でも同社のビジネスの
根幹をなしている。』

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イオラニ・スポーツウェアは
1953年に創業した、
後発のメーカーですが、
ここに書かれているように、
シルクやレーヨン
(特にレーヨン縮緬)の生地と、
いかにもアロハシャツらしい
明るい色の総柄とが
同社の大きな特徴でした。

例えばこちら ↓ 。

iolani .jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c1060515870

あるいは、以前にも
ご紹介した、こちら ↓ 。

s-DSCN7002.jpg

(筆者コレクションより)

あるいは、こちら ↓ 。

s-DSCN6466.jpg

(筆者コレクションより)

筆者の感覚では、
イオラニと言えば
レーヨン縮緬が
圧倒的に多いです
(上のシャツは3点とも
レーヨン縮緬です)。


ところがこの記事が書かれた
1958年には、それらとは
やや違う方向にシフトしている
というお話が続きます。

それはどんな風なのか?

次回以降に
明らかになっていきます。

続きをお楽しみに。



(次回に続く)

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