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ハワイの新聞記事から その200 1956年 アメリカのファッションが展示会のためにパリに送られる(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、1956年のホノルル・アドヴァタイザー紙に掲載された記事を翻訳中で、
内容は、アメリカの女性物ファッション業界が
パリの展示会に出展したというものです。



『アメリカのファッションが展示会のためにパリに送られる(2)

 「どうか信じてください。
我々はパリのファッションと競争するつもりはありません。」と
米国広報・文化交流局のファッションの専門家
ハリエット・シッパー女史は言明した。

「我々は、米国の女性物ドレスが予算に対していかに品質が良いかを
お見せしようとしているだけなのです。」

 「パリのファッションには太刀打ちできませんし、
そのことを分かってもいます。」と彼女は説明する。

「しかしフランスには、米国に匹敵するような、
消費者向けの大量生産デザインのシステムはありません。

フランスの主婦はスタイリッシュに見せるのに
いかに多くのお金を出せるか、
そしていかに最新のファッションを身に着けているかを
お見せしたいのです。」』



(次回に続く)

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