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ハワイの新聞記事から その194 1956年 カメハメハ~ポンジエットが布地の最新キーワード(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

今回から新しく、カメハメハ・ガーメント株式会社に関する記事を翻訳していきます。
これは1956年のホノルル・アドヴァタイザー紙に掲載された、
「ハワイのファッション産業」を紹介したシリーズ記事の第3回です。


『シリーズ ハワイのファッション産業 第3回 カメハメハ
ポンジエットが布地の最新キーワード(1)
文/ベツィ・ホブス

編集者注:これは、ハワイ衣料品メーカー組合に属する会社に関する
シリーズ記事の第3回である。

今回の物語はカメハメハ・ガーメント株式会社の話である。

 ポンジエットは、今のところ、
ハワイの布地に関する最新のキーワードである。

カメハメハ・ガーメント社の、
日本にある布地工場によって開発されたもので、
ポンジーとコットンの性質を兼ね備えている。

その結果は、洗濯機で洗濯でき、倹約向きで、お洒落である。

 ハーバート・V・ブライナーは今月、
カメハメハのオーナーとしての20周年を祝った。

ハワイの衣料品産業における開拓者である彼は、
本土に船で初めて荷物を送り、新しい布地を初めて実験し、
それらの素材に初めてハワイの名前を付けた1人である。』




今回からカメハメハに関する新聞記事をご紹介していきます。
1956年のカメハメハのアロハシャツと言えば、
レーヨン抜染の生地はもう使わなくなり、
ほとんどがコットンになっていた(レーヨン縮緬もなぜかほとんど使っていません)、
そんな時期に当たると思います。

ここに出てくる「ポンジエット」という布地がどのようなものだったかは
よくわかりません。
アロハシャツの布地ではなく、女性物の服の布地の話かもしれません。

このあと、アロハシャツの話が出てくれば面白いのですが・・・。

最後までお付き合いください。



kamehameha (2).jpg

(筆者コレクションより)

1956年頃は、この「赤文字」の織ネームが使われていたと
筆者は推測しています。




(次回に続く)

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