ハワイの新聞記事から その288 1953年 ナリイ・ファッションズ～おしめの裏地が付いたマロが繁盛ビジネスへと成長（５）

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1953年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された
ナリイ・ファッションズに
関する記事を翻訳しています。

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『ナリイ・ファッションズ～
おしめの裏地が付いたマロが
繁盛ビジネスへと成長（５）

　最近、ものごとが
とてもタイトなため、
彼らは助けを求めて
声を上げた。

すると夫人の両親である
ロサンゼルスのウィリアム・
ハーバート夫妻が、
彼らに援助の手を
差し伸べるために
飛行機で飛んできた。

ハーバート氏は現在、
組み立てラインの財務部門を
取り仕切っており、
ハーバート夫人は、
ガフニー家の子供たち、
５歳半の男の子と
２歳の女の子の
お守りをしている。

　ガフニー夫妻の
衣服に付けられた
ブランド名の
ナリイというのは、
「最小の者たちへ」を意味する。

顧客に訴えかけるうえで
重要なことが２つある。

明るく強い色が
使われていることと、
細かいハワイ柄が
プリントされた生地とが、
幼児からティーンまでの
アンサンブル用には
好まれるのである。

こうしたプリント生地は
ハワイの供給会社を通して
購入している。』

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この記事では、
「プリント生地は
ハワイの供給会社を通して
購入している。」と
あいまいに書かれていますが、
先日翻訳した1956年の記事には
「ハワイの供給会社」のことが
具体的に述べられていました。

すなわち、
シャヒーンズと
カハラ・スポーツウェアと
ナニ・スポーツウェアの
３社です。

先日ご紹介したこちら　↓　も
シャヒーンズの生地が
使われています。




もしナリイの服
（アロハシャツもあります）を
見つけたら、
そのプリント生地は
上の３社のものかもしれません。
探してみてください
（ヤフオクでは
見つかりませんでしたが･･･）。



（次回に続く）

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