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ハワイの新聞記事から その310 1956年 ホロホロ~シャツ300着分を一度に裁断(5) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙掲載の、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事の第10回、
ホロホロ・アパレルを
翻訳中です。

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スクリーンショット 2023-01-05 230829.jpg

(1950年代前半頃の織ネーム
~筆者コレクションより)

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『シリーズ ハワイの
ファッション産業(10)
~ホロホロ・アパレル
シャツ300着分を
一度に裁断(5)
文/バーバラ・プロック

 新しい作品をスケッチした後、
彼女(訳者補足:デザイナーの
タカシゲ夫人)は
型紙の原版を使って作業し、
サンプルは1つしか作らない。

これが、同社の
販売責任者である
ジョージ・サトウに
引き継がれる。

彼は、同社の卸先に
そのサンプルを見せた後、
タカシゲ夫妻に
経過報告をする。

もしその服の
注文が入ったら、
ドレスやシャツは
生産に回される。

 バイヤーたちが提案した
微修正はこの時点でなされる。

その後、タカシゲ夫人が
型紙を作る。

ドレスは10号から20号までの
サイズで裁断されるが、
12号が最もよく売れ、
その次が10号と14号である。』



(次回に続く)

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