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ハワイの新聞記事から その407 1937年 ワットムルス~イースト・インディア・ストアの売場紹介 [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
イースト・インディア・ストアの
売場紹介の写真と説明を
翻訳します。

****************************

『1937年 ワットムルス~
イースト・インディア・
ストアの売場紹介

MEN'S WEAR .jpg

メンズ・ウェア

シルク・シャツ、パジャマ、
ネクタイ、キモノ、
ラウンジング・ローブ、
スポーツ・ウェア


BEACH & SPORTSWEAR .jpg

ビーチ・ウェアと
スポーツ・ウェア

マリヒニ・ハウス・コート、
スイム・スーツ、
ビーチ・パジャマ、
スポーツ・シャツ


LINGERIE & PAJAMAS .jpg

ランジェリーとパジャマ

最新カットのスリップ、
ガウン、パンティ、
就寝用パジャマ、
ラウンジ用パジャマ、
ドレッシング・ガウン、
シャンハイ(訳者補足:
中国風デザインの)・
ホステス・ガウン


YARDAGE.jpg

ヤーディッジ
(訳注:ヤード単位で
切り売りする布地)

ブロケード(金襴)、
ダマスク織、
コットン製プリント生地、
壁縮緬のプリント生地、
ロウ・シルク製
ハンドブロック・プリント生地


kimono room.jpg

キモノ・ルーム

ビーチ・ウェアや
レジャー・ウェア用の
最新キモノ・モード、
マンダリン(訳者補足:
中国風デザインの)・コート、
刺繡入りイブニング・ラップス


hawaiian dept.jpg

ハワイアン売場

手彫りの木製皿、
サラダ・サーバー
(フォークとスプーン)、
テーブル・マット、
土産物、人形 』

****************************

メンズ・ウェアの売場では、
「アロハシャツ」という
表記がありませんが、
1937年には、
「タパ柄」のプリント・
シャツは売られていた
ようなので、上の表記では
「スポーツ・ウェア」の
中に含まれていた
のかもしれません。



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(276)本日終了&新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回は、
「本日終了のアロハシャツ」と
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。

まず最初はこちら ↓ から。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1095129683

鳥居と松の木の柄です。

織ネームは読みにくいですが
「ファーニリー・インク」と
書かれているのでしょうか?
マイアミのリンカーン・
ロードにある(あった)
お店の名前のようです。

両裾にポケットが付いた
「マイアミ・タイプ」です。

素材はレーヨン、
ボタンは大きめの
花形のメタルボタンです。

かなり高値で終了しました。




続いてはこちらになります。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1095411196

藁ぶき屋根の家と滝、
帆掛け船などが描かれた
日本の風景柄です。

ブランドは「アロハシャツ」で、
日本製です。
「ペニーズ・メイド・
イン・ジャパン」などと同時代の
1950年代後半頃の製品だと
推測します。

素材はレーヨン、
ボタンはプラスチック製です。

なかなかの高値で
終了したようです。


さてこの柄には色違いが
いくつかありますので
ご紹介しておきます。

ALOHA SHIRTS.jpg

(筆者コレクションより)

こちらは上のものより、
柄がくっきり出ていますね。

そしてもう1つ。

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(過去のヤフオク出品物より)

こちらは木々などが、
水色で描かれていて
また印象が異なります。



最後は新出品の変わり種です。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1095961937

ヨットと、
盆栽のような形の木の柄です。
珍しい柄だと思います。
筆者は初めて見ました。

織ネームは、古いタイプの
「カタリナ」です。
1940年代のものだと推測します。

素材はコットン、
ボタンは朱色の尿素系です。


今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(275)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回も、
「新出品のアロハシャツ」を
ご紹介します。

まず最初はこちら ↓ から。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1095537825

アロハタワーと
ロイヤルハワイアンホテル、
月下美人やハイビスカスなどの
花が描かれています。

ブランドは「シルバー・オブ・
ハワイ」で、日本製です。
このブランドでは、
ハワイの名所が
描かれることが多いようです。

素材はレーヨン縮緬、
ボタンは竹ボタンになります。


続いてはこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1095388991

スズメと竹が描かれた
和柄です。
「ペニーズ・メイド・イン・
ジャパン」にありそうな
モチーフですね。

ただしペニーズと違って
素材はレーヨン縮緬で、
ブランドも「フェルン」という
耳慣れないものです。

この織ネームは
筆者も見たことがなく、
そのデザインも
現代のもののようにも見えるので
現行品の可能性もあります
(あるいはヴィンテージだが
 織ネームだけあとから付けた
 可能性もあります)。

ただ出品者さんが栃木の有名店
「ROUTE44」さんなので
「1950年代製」という説明を
信じてもよいでしょう。
(いま同店のHPを見に行ったら
 ごく最近閉店したようです。
 筆者も以前、店舗で
 購入したことがあるので
 とても残念です)

ボタンはココナッツ製です。



最後はこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s1095234356

タパの模様と葉っぱを
大きく組み合わせた、
迫力のある
ボーダー・パターンです。

非常に珍しい柄で、
筆者は初めて見ました。

「カメハメハ」の、緑字の
織ネームが付いているところから
(またタパの模様から見ても)
1940年代末頃の
製品だと推測されます。

素材はコットン、
ボタンはココナッツ製です。

確かに珍しい柄ですが、
コットン製であることを考えると
出品価格は正直、ややお高い
ような気もします・・・。



今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その406 1937年 ワットムルス~エルシー・ダースはデザイナーであり、教師でもある(5) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
エルシー・ダースや
その他の店員に関する記事を
翻訳しています。

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イースト・インディア・ストアの新しいビル.jpg

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『ワットムルス~
エルシー・ダースは
デザイナーであり、
教師でもある(5)

 ワットムルスに長く勤めている
また別の社員は、
サミュエル・ガブリエルである。

彼は1923年に社員になった。

サムはフィリピン島で
生まれたが、
3歳の時ハワイにやって来た。

10年前、サムは
我々がよく知っている
ハワイ人のレイ・セラーの
1人と結婚し、
今では5人の子供の
立派な父親である。

彼は常に微笑みを
浮かべており、
たゆまぬ努力家である。』

****************************

この記事は今回で終わりです。
次回からはまた別の記事を
翻訳していきます。
お楽しみに。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その405 1937年 ワットムルス~エルシー・ダースはデザイナーであり、教師でもある(4) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
エルシー・ダースや
その他の店員に関する記事を
翻訳しています。

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イースト・インディア・ストアの新しいビル.jpg

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『ワットムルス~
エルシー・ダースは
デザイナーであり、
教師でもある(4)

ローラ(訳者補足:イースト・
インディア・ストアの
最古参社員ローラ・ヘメオン)
には二人の魅力的な若い娘、
バーバラ・アンと
ベティ・ジーンがいるが、
その娘たちは
自分たちの母親と同じくらい
イースト・インディア・
ストアにも関心を持っている。

ローラは
顧客やその購入品のことを
何年分も覚えており、
ホノルルで来店しただけなのに
自分たちの購入品や
素材の好みを
ローラが覚えていてくれることを
信頼しているような、
本土の顧客たちの注文にも
頻繁に応じている。』

****************************

戦前のハワイと言えば、
まだそれほどポピュラーな
観光地ではなかったはずですが、
すでに1937年には、
本土からハワイを訪れたのちに
本土に帰っていった人が、
本土の自宅からイースト・
インディア・ストアに
メール・オーダーしていたことが
記述されています。

ハワイ調の服や雑貨を
本土で手に入れるのは
難しい時代だったでしょうから
それなりの上得意客が
いたのかもしれませんね。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その404 1937年 ワットムルス~エルシー・ダースはデザイナーであり、教師でもある(3) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
エルシー・ダースや
その他の店員に関する記事を
翻訳しています。

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イースト・インディア・ストアの新しいビル.jpg

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『ワットムルス~
エルシー・ダースは
デザイナーであり、
教師でもある(3)

 イースト・インディア・
ストアの最古参社員は
ローラ・ヘメオン女史であり、
多くの地元住民や旅行者には
「ローラ」として
親しまれている。

彼女は、旧姓のローラ・
シルヴィアとして、
ブレイズデル・ホテル内にあった
旧店舗に勤めるようになり、
それ以来現在まで、
ほぼ切れ目なく働いている。』

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ブレイズデルホテル2.jpg

(ブレイズデル・ホテルの外観)

****************************

エルシー・ダースの話は
前回までで終わり、
今回からは、
また別の写真の話に
移ったようです。

もう少し情報が
欲しかったですね。
残念です。



(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その403 1937年 ワットムルス~エルシー・ダースはデザイナーであり、教師でもある(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
エルシー・ダースに関する記事を
翻訳しています。

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スクリーンショット 2023-06-12 230754.jpg

(1950年頃のエルシー・ダース)

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『ワットムルス~
エルシー・ダースは
デザイナーであり、
教師でもある(2)

 彼女(訳者補足:エルシー・
ダース)はこれまで、
ロウシルクにハンドブロック・
プリントされた
自身のハワイアン・デザインで
全国的な名声を得てきた。

多くのデザイン学校や大学が
彼女のハワイアン・デザインを
とても面白いと考えており、
それらの生地の完全なセットを
自分たちのテキスタイル・
コレクションに加えてきた。

スポーツウェア売場や
子供服売場、
ハワイアン売場での
特別な飾りつけが
ダース夫人によって
全てなされた結果、
それらの売場は
色やデザインにおいて
滅多にないほど
魅力的になっている。』

****************************

前回の翻訳部分に、
エルシー・ダースは
イースト・インディア・
ストアの社員であると
書かれていましたが、
具体的にどういうことなのか
ちょっと不明でした。

今回の記事を読むと
それは、テキスタイル・
デザインだけでなく、
売場の装飾デザインも
行っていたのだと
わかりました。

なるほど、それも広い意味での
デザインの仕事だったのですね。




(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その402 1937年 ワットムルス~エルシー・ダースはデザイナーであり、教師でもある(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

今回から新たに、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
エルシー・ダースに関する記事を
翻訳していきます。

****************************

スクリーンショット 2023-06-12 230754.jpg

(1950年頃のエルシー・ダース)

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『ワットムルス~
エルシー・ダースは
デザイナーであり、
教師でもある(1)

 イースト・インディア・
ストアの全社員の中で
おそらく最もよく
知られているのは、
テキスタイル・デザイナーであり
陶芸の教師でもある
エルシー・ダースであろう。

彼女は1925年以来
ホノルルを生活の場としており、
ここ数年はホノルル・
アカデミー・オブ・アーツと
連携して陶芸のクラスを
教えている。

彼女が最初に美術を学んだのは
ポートランド美術学院であり、
その後は
カリフォルニア大学である。

1934年から35年にダース夫人は
ミネソタ大学と
ミネアポリス美術大学で
デザインと陶製彫刻を
学ぶために
東部で1年を過ごした。』

****************************

エルシー・ダースは
イースト・インディア・
ストアのG・J・ワットムルの
妻エレンの妹であり、
そのつながりで、1936年頃に、
ハワイ柄のテキスタイル
(主にカーテンなどの生地)を
デザインし、イースト・
インディア・ストアから
発売しています。

筆者はこれまで、
彼女はフリーランスの立場で
デザインしていたのだと
考えていましたが、
上の記事では、
「社員として勤めていた」
ように書かれています。

また1925年に
ハワイに来たことや、
ホノルル・アカデミー・
オブ・アーツで陶芸のクラスを
教えていたことなどは
今回初めて知りました。



(次回に続く)

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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(274)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回も、
「新出品のアロハシャツ」を
簡単にご紹介していきます。

まず最初はこちら ↓ から。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1094250428

「デューク・カハナモク」の
パイナップル柄です。

エンジ地に白の抜染プリントで
パイナップルが描かれています。

素材はレーヨン、
ボタンは貝ボタンです。


続いてはこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1095039969

バティックのようなプリントで
花とホタテ貝が描かれています。
アロハシャツと言うのは
やや気が引けますが、
ヴィンテージ・アロハシャツでも
有名な、「ペンリー」の
織ネームが付けられているので、
まあ、大目に見てください。

素材はシルク又はレーヨン、
ボタンは貝ボタンです。



そしてこちらです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1094137479

タパ模様の地に、
パイナップルが描かれています。

メーカーは「ロイヤル・
ハワイアン」で、
素材はコットン、
ボタンは竹ボタンです。

長袖というところが
珍しいですね。



最後はちょっと珍しいものを
見つけたので、
ご紹介しておきます。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1055383212

ハイビスカスの花と
モンステラの葉を
縦に並べたボーダー・
パターンの柄です。

紺地に白のパレオ柄で、
ボーダー・パターンに
なっているところや、
素材がコットンサテンと
いうところなどから、
パッと見て、
「ロイヤル・ハワイアン」
あたりのもの ↓ (参考)

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1095312090

(ヤフオク出品物より引用)

かと思いましたが
違いました。
実は「松坂屋百貨店」の
織ネームが付けられています。

年代的には1960年代半ばの
製品だと推測します。
当然日本製でしょうね。

ボタンは小さめの
貝ボタンのようです。

なかなか珍しいシャツでは
ないでしょうか?



今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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ハワイの新聞記事から その401 1937年 ワットムルス~各地の販売代理店がその土地の商品調達を手助けしてくれる(3) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙掲載の、
イースト・インディア・
ストアの歴史をまとめた記事を
翻訳しています。

****************************

イースト・インディア・ストアの新しいビル.jpg

****************************

『ワットムルス~
各地の販売代理店が
その土地の商品調達を
手助けしてくれる(3)

 同社は3人の共同経営者で
構成されている。

インド(訳者補足:現在は
パキスタン)シンド州
ハイデラバードの
J・ワットムル氏、
彼の息子で横浜事務所の
準支配人である
ラムチャンド・ワットムル氏、
そしてホノルルのビジネス界で
よく知られた常駐支配人である
G・J・ワットムル氏の
3人である。

 イースト・インディア・
ストアには支店と代理店が、
シンド州ハイデラバード、
香港、広東、上海、北京、神戸、
横浜、ジャワ、コロンボ、
そしてエジプトにあり、
東洋の選りすぐりの商品を
リーズナブルな価格で調達する
買付設備を備えている。』

****************************

横浜の山下町(横浜港の近く)に
駐在事務所があったことが
分かっています。

上の新聞記事と同じ特集の中に
横浜事務所の広告も
掲載されていたからです。

yokohama branch.jpg

その内容は以下の通りです。

「横浜・山下町153番地の
輸出業者ワットムル兄弟は、
イースト・インディア・
ストアと、ホノルルの壮麗な
新ワットムル・ビルのオーナーに
お祝いの言葉をお贈りします。」


そこに準支配人として
駐在していたのは、
J・ワットムル氏の息子の
ラムチャンド・ワットムル氏で
あったことが上の記事から
わかります。


この記事の翻訳は
今回で終わりです。

次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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