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ハワイの新聞記事から その401 1937年 ワットムルス~各地の販売代理店がその土地の商品調達を手助けしてくれる(3) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1937年のホノルル・
アドヴァタイザー紙掲載の、
イースト・インディア・
ストアの歴史をまとめた記事を
翻訳しています。

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イースト・インディア・ストアの新しいビル.jpg

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『ワットムルス~
各地の販売代理店が
その土地の商品調達を
手助けしてくれる(3)

 同社は3人の共同経営者で
構成されている。

インド(訳者補足:現在は
パキスタン)シンド州
ハイデラバードの
J・ワットムル氏、
彼の息子で横浜事務所の
準支配人である
ラムチャンド・ワットムル氏、
そしてホノルルのビジネス界で
よく知られた常駐支配人である
G・J・ワットムル氏の
3人である。

 イースト・インディア・
ストアには支店と代理店が、
シンド州ハイデラバード、
香港、広東、上海、北京、神戸、
横浜、ジャワ、コロンボ、
そしてエジプトにあり、
東洋の選りすぐりの商品を
リーズナブルな価格で調達する
買付設備を備えている。』

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横浜の山下町(横浜港の近く)に
駐在事務所があったことが
分かっています。

上の新聞記事と同じ特集の中に
横浜事務所の広告も
掲載されていたからです。

yokohama branch.jpg

その内容は以下の通りです。

「横浜・山下町153番地の
輸出業者ワットムル兄弟は、
イースト・インディア・
ストアと、ホノルルの壮麗な
新ワットムル・ビルのオーナーに
お祝いの言葉をお贈りします。」


そこに準支配人として
駐在していたのは、
J・ワットムル氏の息子の
ラムチャンド・ワットムル氏で
あったことが上の記事から
わかります。


この記事の翻訳は
今回で終わりです。

次回をお楽しみに。




(次回に続く)

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