ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(104)メニュー柄 [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
今回は週末なので、翻訳はお休みして、
週末恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回のテーマは「メニュー柄」です。
昔から人気が高く、古着屋さんでも高額で売られているヴィンテージの1つが
「メニュー柄」になります。
メニュー柄というのは、かつて就航していたハワイ航路の豪華客船マトソンラインの
メニューに使われていた絵をアロハシャツの柄にしたものを指します。
アロハシャツになったメニューには2つのシリーズがあります。
最初にまず、メニューそのものをご紹介しておきましょう。
1つ目は、1930年代に活躍したフランク・マッキントッシュが描いたものです。
ヤフオクで探すと、いくつか出てきました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h535998369
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f228923087
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u440034687
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p781070915
日付で言うと、1940年代のものが多いようです。
2つ目は、ユージン・サベージが描いたものです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e516123189
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j474368611
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m239397690
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v539582158
前置きが長くなりましたが、
これらの絵を使った「メニュー柄」をヤフオクで探してみました。
まずマッキントッシュのほうから。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e501177425
色合いが美しく、現存数が非常に希少なため、さすがに高額出品で、
マニア限定と書かれています。
織ネームは欠損しており、ブランドは不明です。
続いてはこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f512115532
ウクレレの柄ですね。
織ネームは「メイドインカリフォルニア」になります。
同じ柄の色違いも出ています。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p779181153
こちらは、「メイドインホノルル」の「ミス・ハワイ」の
織ネームが付けられています。
「ミス・ハワイ」というのはカメハメハ・ガーメント社の女性向けブランドですが、
この織ネームは非常に古そうなものです。筆者も初めて見ました。
ただ、そうは言っても、生地はレーヨンの抜染なので、
1940年代後半頃の製品でしょうか?
一方のサベージのほうも見てみましょう。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x776736784
ブランドはカメハメハです。
この柄は、1951~52年にかけて、
レーヨン、ナイロン、コットンの3種類が作られたのですが、
こちらはナイロン製になります。
同じ柄のスカートも出品されていました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q451222595
ブランドは、カメハメハの「ミス・ハワイ」です。
上の「ミス・ハワイ」の織ネームとは違うものになります。
素材はナイロンとはっきり記載されています。
サベージのメニュー柄は、上の製品が作られた1951~52年のあとの、
1950年代半ば頃に、レーヨン壁縮緬製でも作られました。
そちらは、パリ・ハワイアンなどの織ネームが付いています。
ただ、残念ですが、現在ヤフオクでは出品されていないようです。
楽天のお店にありました(が、現在は完売)ので、
そちらをご紹介しておきます。
https://item.rakuten.co.jp/kazzin/10001134/
さすがにどれもいい柄で、欲しくなりますね。
それでは今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
週末恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回のテーマは「メニュー柄」です。
昔から人気が高く、古着屋さんでも高額で売られているヴィンテージの1つが
「メニュー柄」になります。
メニュー柄というのは、かつて就航していたハワイ航路の豪華客船マトソンラインの
メニューに使われていた絵をアロハシャツの柄にしたものを指します。
アロハシャツになったメニューには2つのシリーズがあります。
最初にまず、メニューそのものをご紹介しておきましょう。
1つ目は、1930年代に活躍したフランク・マッキントッシュが描いたものです。
ヤフオクで探すと、いくつか出てきました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h535998369
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f228923087
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u440034687
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p781070915
日付で言うと、1940年代のものが多いようです。
2つ目は、ユージン・サベージが描いたものです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e516123189
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j474368611
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m239397690
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v539582158
前置きが長くなりましたが、
これらの絵を使った「メニュー柄」をヤフオクで探してみました。
まずマッキントッシュのほうから。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e501177425
色合いが美しく、現存数が非常に希少なため、さすがに高額出品で、
マニア限定と書かれています。
織ネームは欠損しており、ブランドは不明です。
続いてはこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f512115532
ウクレレの柄ですね。
織ネームは「メイドインカリフォルニア」になります。
同じ柄の色違いも出ています。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p779181153
こちらは、「メイドインホノルル」の「ミス・ハワイ」の
織ネームが付けられています。
「ミス・ハワイ」というのはカメハメハ・ガーメント社の女性向けブランドですが、
この織ネームは非常に古そうなものです。筆者も初めて見ました。
ただ、そうは言っても、生地はレーヨンの抜染なので、
1940年代後半頃の製品でしょうか?
一方のサベージのほうも見てみましょう。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x776736784
ブランドはカメハメハです。
この柄は、1951~52年にかけて、
レーヨン、ナイロン、コットンの3種類が作られたのですが、
こちらはナイロン製になります。
同じ柄のスカートも出品されていました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q451222595
ブランドは、カメハメハの「ミス・ハワイ」です。
上の「ミス・ハワイ」の織ネームとは違うものになります。
素材はナイロンとはっきり記載されています。
サベージのメニュー柄は、上の製品が作られた1951~52年のあとの、
1950年代半ば頃に、レーヨン壁縮緬製でも作られました。
そちらは、パリ・ハワイアンなどの織ネームが付いています。
ただ、残念ですが、現在ヤフオクでは出品されていないようです。
楽天のお店にありました(が、現在は完売)ので、
そちらをご紹介しておきます。
https://item.rakuten.co.jp/kazzin/10001134/
さすがにどれもいい柄で、欲しくなりますね。
それでは今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)