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ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(256)色違いのアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]

本日は週末なので、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」を、
お届けします。

今回は
「色違いのアロハシャツ」、
をご紹介します。

「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ
(253)」で
「ロス・サザランド」のシャツを
ご紹介しました。

https://vintage-aloha-shirt.blog.ss-blog.jp/2023-04-01

その際
「1950年代末~60年代初頭の
もの」という筆者の推測を
述べました。

今回取り上げるシャツも、
色合いや素材などから見て、
それに近い時期のものだと
思われます。

こちら ↓ です。

スクリーンショット 2023-04-05 121920.jpg

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スクリーンショット 2023-04-05 121830.jpg

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1086777048

日本刀の鍔(つば=刀剣の柄と
刀身との間に挟んで、
柄を握る手を防護する部位)
と、家紋を散らした
柄になります。

背景のギザギザの太帯を
見ると、
ボーダーパターンであることが
わかります。

素材はコットンサテン、
プリントはオーバープリント、
ボタンはプラスチック製で、
ブランドは
「トロピカーナ」になります。

ボタンがプラスチック製なので
1960年代初頭の製品かも
しれませんが、
落ち着いた色合いや
コットンサテンという素材から
「1950年代末のプリント生地を
1960年代初頭に製品化した」
という可能性が高いと
筆者は考えます。


さて、このシャツの色違いが
こちらになります。

スクリーンショット 2023-04-01 221749.jpg

(筆者コレクションより)

上のシャツが色落ちしただけ
かもしれませんが、
異なる配色のようにも見えます。

面白いのは、同柄なのに
織ネームが違うことです。

スクリーンショット 2023-04-01 221829.jpg

上の方が古く、
下の方が新しいことは
製品の比較からわかっています。

同柄なのに織ネームが違う理由は
推測するしかありませんが、
1)織ネームを切り替える時期
(1960年代初頭?)に
作られた製品だった
あるいは
2)この柄がロングセラーで
数年にわたって生産され
販売されていた
のどちらかではないでしょうか?


そしてこの柄には
ショップの織ネームが
付けられたものも存在します。

Royal.jpg

スクリーンショット 2022-08-21 200553.jpg

(過去のヤフオク出品物)

グリーン系の配色なので
イエロー系の上のシャツとは
明らかに異なる配色
(色落ちや汚れではない)です。

この「ロイヤル・メンズ・
ショップ」については
詳しいことはわかりませんが、
筆者が調べた限りでは
1942年(第二次世界大戦中)に
「ハワイアン・スポーツ・
シャツ」(柄は不明)を
販売していたことが
わかっています。

織ネームは古そう
(1950年代風)なのですが、
ボタンがプラスチック製なので
やはり1960年代初頭頃の
製品だと思います。


今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。



(次回に続く)

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