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ハワイの新聞記事から その322 1956年 ハワイアントグス~手捺染の生地がファッションを刺激する(5) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙掲載の、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事の第12回、
ハワイアントグスを
翻訳中です。

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『シリーズ ハワイの
ファッション産業(12)
~ハワイアントグス
手捺染の生地が
ファッションを刺激する(5)

 ハワイアントグスの
ビジネスの大部分は
手捺染されたレーヨン生地を
使ったものであるが、
同社はまた、
手捺染のシルク生地で
服を作ってもいる。

シルク・プリント生地の
各柄を使って服が作られ、
各柄につき1つの店だけに
割り当てられている。

 ハワイアントグスは
高級なシルクを使って、
古代ポリネシアの
彫り物職人である
トゥフナのタパの
現代版を製作し、
地元のとある店で
販売されるのである。』

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ハワイアントグスは
レーヨンだけでなく
シルクの手捺染生地も
よく使っていた、
と書かれています。

実際、1950年代後半には
シルクの生地が、
同社だけでなく
広く使われていました。
一種の流行のような感じです。

ところで上の記事に出てくる
「トゥフナ・タパ」というものが
どのような柄なのかは
ちょっと定かではありませんが、
1950年代後半のこの時期に、
タパ柄が比較的よく出回っていた
ということは言えそうです。

ヤフオクでタパ柄を見つけたので
ご紹介しておきます。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1074104465

素材はシルクではなく
コットンですが、
1950年代後半頃の
製品だと思われます。



(次回に続く)

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