ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(189)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は週末なので、恒例の
「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回は「新出品のアロハシャツ」をご紹介します。
良いものがいろいろ出品されていますよ。
まず最初はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1056684228
カタリナの帆掛け船柄です。
素材がシルクと言うところが、カタリナとしては珍しいと思います。
ボタンは貝ボタンでしょうか?
なかなかいい柄です。
同じカタリナから、もう1着。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1057047080
抽象的な模様が並んだ、不思議な柄で、
何が描かれているのか、よくわかりません。
旗のようなものが並んでいるのは「国際信号旗」という旗のようにも見えますが、
違うような気もします。
このカタリナの織ネームはかなり古いもので、
1930年代か40年代のものだと思います。
素材はコットン、ボタンは尿素ボタンでしょうか?
両胸に付いたポケットはフラップ付きです。
柄としてはあまりそそられませんが、希少性と歴史性で価値が高いでしょう。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1056707324
「デューク・カハナモク」の比較的有名な柄、競馬とヤシの木の柄です。
「カイルアレース」という名が付けられた柄で、1950年に発売されたものです
(新聞広告=アンドレードの広告だったと記憶=で確認済みです)。
デール・ホープ氏の洋書「THE ALOHA SHIRT」P124にも色違いが掲載されており、
彼も「カイルアレース」と「1950年」を指摘しています(出典は同じ広告でしょう)。
織ネームは、正方形のデューク・カハナモクで、
これは、シスコ社製カハナモクでは一番古い(1950年代初頭に使用)タイプになります。
やっかいなのは、サンサーフがこの正方形の織ネームを使っていることですが、
この柄は確かサンサーフ製のカハナモクではまだ復刻されていなかったと思います。
素材はレーヨン、プリントは抜染、ボタンは貝ボタンになります。
そしてこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d1057003659
かつて存在した「江戸城天守」と、「二重橋」や松を描いた、非常に珍しい柄です
(江戸城天守の模型は、こちら ↓ 。
https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/edojou.html
宮内庁のHPより引用)。
筆者はこの柄を初めて見ました。
ブランドは「ハレハワイ」、素材はレーヨン縮緬で、ボタンは竹ボタンです。
1950年代半ば頃の製品でしょうか?
(出品者さんが引用している書籍では1940年代と記載されていますが、
ブランドがハレハワイであることから1940年代ではないと思います)
ほかにもいい柄がたくさんあって、もっとご紹介したいのですが、
続きは次回にご紹介します。
お楽しみに。
(次回に続く)
「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回は「新出品のアロハシャツ」をご紹介します。
良いものがいろいろ出品されていますよ。
まず最初はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1056684228
カタリナの帆掛け船柄です。
素材がシルクと言うところが、カタリナとしては珍しいと思います。
ボタンは貝ボタンでしょうか?
なかなかいい柄です。
同じカタリナから、もう1着。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1057047080
抽象的な模様が並んだ、不思議な柄で、
何が描かれているのか、よくわかりません。
旗のようなものが並んでいるのは「国際信号旗」という旗のようにも見えますが、
違うような気もします。
このカタリナの織ネームはかなり古いもので、
1930年代か40年代のものだと思います。
素材はコットン、ボタンは尿素ボタンでしょうか?
両胸に付いたポケットはフラップ付きです。
柄としてはあまりそそられませんが、希少性と歴史性で価値が高いでしょう。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1056707324
「デューク・カハナモク」の比較的有名な柄、競馬とヤシの木の柄です。
「カイルアレース」という名が付けられた柄で、1950年に発売されたものです
(新聞広告=アンドレードの広告だったと記憶=で確認済みです)。
デール・ホープ氏の洋書「THE ALOHA SHIRT」P124にも色違いが掲載されており、
彼も「カイルアレース」と「1950年」を指摘しています(出典は同じ広告でしょう)。
織ネームは、正方形のデューク・カハナモクで、
これは、シスコ社製カハナモクでは一番古い(1950年代初頭に使用)タイプになります。
やっかいなのは、サンサーフがこの正方形の織ネームを使っていることですが、
この柄は確かサンサーフ製のカハナモクではまだ復刻されていなかったと思います。
素材はレーヨン、プリントは抜染、ボタンは貝ボタンになります。
そしてこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d1057003659
かつて存在した「江戸城天守」と、「二重橋」や松を描いた、非常に珍しい柄です
(江戸城天守の模型は、こちら ↓ 。
https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/edojou.html
宮内庁のHPより引用)。
筆者はこの柄を初めて見ました。
ブランドは「ハレハワイ」、素材はレーヨン縮緬で、ボタンは竹ボタンです。
1950年代半ば頃の製品でしょうか?
(出品者さんが引用している書籍では1940年代と記載されていますが、
ブランドがハレハワイであることから1940年代ではないと思います)
ほかにもいい柄がたくさんあって、もっとご紹介したいのですが、
続きは次回にご紹介します。
お楽しみに。
(次回に続く)
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