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ハワイの新聞記事から その179 1930 ムサシヤ・ザ・シャツメーカーが会社組織にする(5) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、1930年のホノルル・スターブリトゥン紙に掲載された、
ムサシヤ・ザ・シャツメーカーの記事をご紹介しています。



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『1930年 リバー通り沿いの有名なシャツメーカーが会社組織にする(5)

 当時、孝一郎は、その店が、
ホノルルにある何百もの似たような店の1つにすぎないと思い込んでいた。

まもなく彼は、自分が借金の中に頭まで浸かっていて、
独立したシャツメーカー兼ビジネスマンとしての自分の短いキャリアが
終わろうとしていることに気付いた。

 最大の貸主は広告を出したらいいとアドバイスし、
チャールズ・R・フレイザー社を推薦した。

ジョージ・メレンは、当時はまだ同社の社員であったが、
元新聞マンの優れた書き手であり、
見込みのありそうなストーリーがあるぞと感づいたのである。

それは1920年5月のことであった。

 メレンはストーリーを1つ見つけ、
見込みのある依頼人のニーズを分析し、
話をさらに続けて、日本語交じりで話すような宮本独自の英語のスタイルで
そのストーリーを語った。

こうして最初のムサシヤの広告が
1920年5月24日のホノルル・スターブリトゥン紙に掲載された。

メレンはストーリーを、週に1回、ホノルル・スターブリトゥン紙で、
6年間はフレイザー社の社員として、
そして1926年4月1日からはフレイザー社の後任である
メレン・アソシエイツの総支配人として語り続けた。

そのストーリーはまだ続いている。』




(次回に続く)

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