ハワイの新聞記事から その161 1984 ジョージ・ブランジエへのインタビュー（28）

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は引き続き、1984年に行われた、
カハラ共同創業者ジョージ・ブランジエへのインタビューを、
文字に起こしたものを翻訳しています。





『ジョージ・ブランジエへのインタビュー（28）
インタビュー／ケン・プラット

（中略）

ケン・プラット：さて、あなたが最初に新しいクラブに引っ越したとき、
つまり、カピオラニ公園ではなくワイキキのカラカウア通りにあった方ですが、
あなたはパドル・テニスのコートを入れることに興味がありませんでしたか？

あなたとケイとで。

ジョージ・ブランジエ：はい、私はパドル・テニスのコートを
置きたかったです…。

あなたは今、新しいクラブについて話しているのですよね？

ケン・プラット：はい、バレーボールのコートがあった方のクラブです。

ジョージ・ブランジエ：ああ、わかりました。ここではなくね。

ケン・プラット：ええ、ここではありません。

ジョージ・ブランジエ：ええと、ハロルド・ケイですね。

あなたは彼を覚えていないと思いますが。

ケン・プラット：私は彼のことをよく覚えていますよ。

地元の弁護士で、クラレンス・クックの娘の１人と結婚しましたよね。

私はあの家族をよく知っていました。

ジョージ・ブランジエ：ハロルドと私は
素晴らしいパドル・テニスのプレーヤーで、
モアナ・ホテルの隣にある新しいクラブには十分なスペースがありました、屋上に。

ケン・プラット：はい。

ジョージ・ブランジエ：私たちは見積もりをとりました。

そこにパドル・テニスのコートを配置し、
ワイヤーメッシュを上まで張って、
ボールがその建物、つまり更衣室の建物とオフィスの建物の、
カラカウア・アベニュー側に落ちないようにしたのです。

私たちはバレーボール選手に「うんざり」していました。

正確な年代を思い出せませんが、かなり昔のことで、1941年か42年でした。

ハロルドと私はそれぞれ我慢していました…。

ケン・プラット：それはハロルド・ケイのことですよね？

ジョージ・ブランジエ：はい。

そのコートを構築するのに、それぞれ400ドルか450ドルあたりだったと思います。

それから私たちはまたうんざりしました。

ハロルドが何をしたかはわかりませんが、
当時のクラブは少しお金が足りませんでした。

ケン・プラット：はい、大変な時期でしたね。

ジョージ・ブランジエ：だから私は彼らに言いました。

私が出す400ドルを前払い金として保管しておいてくださいと。

ケン・プラット：ええ。

ジョージ・ブランジエ：しかし、私は
パドル・テニスのコートを手に入れられませんでした。

ケン・プラット：あなたは自腹を切っていましたね？』



専門的な話が続いたので、途中を省略しました。



（次回に続く）

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