ハワイの新聞記事から その162 1984 ジョージ・ブランジエへのインタビュー（29）

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は引き続き、1984年に行われた、
カハラ共同創業者ジョージ・ブランジエへのインタビューを、
文字に起こしたものを翻訳しています。





『ジョージ・ブランジエへのインタビュー（29）
インタビュー／ケン・プラット

ケン・プラット：クラブは多くの助けを必要としていました。

1939年に、25年間の定期社債、そう呼んでもよいでしょう、を発行するという
定款を通過させ、あなたは何年にもわたって前払い金を支払うことになります。

1939年のことだったと思いますが、それから1960年まで続きました。

ジョージ・ブランジエ：私はパドル・テニスのコートに、
350ドル、400ドル、450ドルを、確かに前払いしました。

ケン・プラット：あなたはまた、1944年に、
10年の一括償還社債を取得しましたね、私は記録からそう理解しています。

そうしてくれる人がたくさんいなかったら、
クラブは存在しなくなったのではないかと思います。

ウォルター・「マック」、すなわちウォルター・マクファーレンの仕事がなければ、
当時のクラブは本当に大変なことになっていました。

ジョージ・ブランジエ：まあ、私はそれをこのように理解しています。

パドル・テニスのコートの半分のためのお金を私が支払うことができるのなら、
彼らがいる困難な場所から彼らを助けるために
そのお金をクラブに預けることができるでしょうと。

ケン・プラット：はい、お金は出たり入ったりしています。

ついに100万ドルを超えたのは60年代後半だったと思います。

ジョージ・ブランジエ：はい。

ケン・プラット：そして、純営業成績でさえ約70,000ドルであり、
それ以来、クラブは非常に好調でした。

ケン・プラット：ジョージ、会費について少しだけお話しするのは
面白いかもしれません。

たとえば、あなたが参加したときの会費はどのくらいでしたか？

参加するには、入会金にいくらかかりましたか？

ジョージ・ブランジエ：元々？

ケン・プラット：ええ、元々。1935年に遡って。

ジョージ・ブランジエ：35ドルでした。

そして会費は月額1.75ドルだったと思います。

あのころは、冷水シャワー付きの古い木造の小屋がありました。

ケン・プラット：ああ、はい。

ジョージ・ブランジエ：あなたは覚えていますか？

ケン・プラット：ええ。

ジョージ・ブランジエ：魅力的なものはありませんでした。

サーフボード用のロッカーはありました。

しかしタオルすらもらえませんでした。

私たちは自分のタオルを用意しなければなりませんでした。

そして魅力的なものは何もありませんでした。それは絶対です、保証します。

遅い時間に来たときは、
というのも仕事が終わったあとにサーフィンに行ったからなのですが、
ときどきロイヤル・ハワイアン・ホテルのライトに案内されたりしていましたよ。

ケン・プラット：（笑い）

ジョージ・ブランジエ：暗い色のボードだと非常に怖かった。

なぜなら、一度ボードを失うと二度と見えないからです。』




（次回に続く）

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