ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(173)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は翻訳の方はお休みして、
週末恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回は「新出品のアロハシャツ」を取り上げます。
良いものがたくさん出品されているので、簡単にご紹介します。
まず最初はこちらから。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1052187411
陰影をつけて立体感を出した花と、線描で描かれた葉っぱという、
面白い組み合わせの柄です。
このようにデザイン化された描き方は珍しいと思います。
色合いも、紺地に白だけというシンプルさです。
ブランドはカリフォルニアの「カリフェイム」。
この織ネーム ↓
はよく見かけますが、この織ネーム ↓
は珍しいのではないでしょうか?
筆者は初めて見ました。初期のものなのかもしれません。
大きな襟と、両胸のフラップ・ポケットなどから、
1940年代末頃の製品ではないかと推測します。
素材はレーヨン、プリントは抜染で、
ボタンはベークライトでしょうか?
長袖というところもレア度が高いです。
さて、次はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1051074348
大きく描かれたアロハタワーが印象的な柄です。
ダイヤモンドヘッドや、横に並んで波に乗るサーファーたちは、
絵葉書から出てきたような絵ですね(実際、絵葉書を模写したのでしょうが)。
ちなみに『Hawaiian Shirt Designs』に色違いが掲載されています。
ブランドは「リーフ」ですが、
このブランドのことはほとんどわかっていません。
素材はレーヨン縮緬、プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。
そしてこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1051237317
メニュー柄の一種で、非常に有名な柄です。
サンサーフからも復刻が出ていますね。
ブランドは「カハナ・マニュファクチャリング」。
このブランドは、アロハシャツの製造期間が短かったのか、
あるいは会社自体の存続期間が短かったのか、その理由はよくわかりまぜんが
1950年前後の数年のものしか見かけません。
つまり非常にレアなのです。
ハワイのブランドなのに両方の胸にポケットが付いているところも面白いです。
素材はレーヨン、プリントはオーバープリントで、
ボタンはココナッツボタンです。
ちょっとお高めの出品価格ですが、いい柄だし珍しいので、
適正価格だと言えるでしょう。
最後はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1051158934
シンプルな単色のバックパネル・パターンです。
人力車と塔の、中国風の絵(イラスト)が描かれています。
専門書にもおそらく掲載されていないであろう、珍しい柄になります。
このような中国風の柄は、1950年代初頭頃に多く見られます。
その頃、流行したでしょうか?
七分袖で、前合わせが逆になっており、
両サイドの裾に深いスリットが入っているところなど、
女性物の特徴を備えています。
ブランドは「サンファッションズ」。
素材は(コットン・レーヨンと記載されていますが)
コットンのように見えますね。
ボタンはココナッツボタンです。
なかなか珍しいヴィンテージ・アロハシャツがいろいろ出品されています。
楽しくなってきますね。
それでは今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
週末恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回は「新出品のアロハシャツ」を取り上げます。
良いものがたくさん出品されているので、簡単にご紹介します。
まず最初はこちらから。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1052187411
陰影をつけて立体感を出した花と、線描で描かれた葉っぱという、
面白い組み合わせの柄です。
このようにデザイン化された描き方は珍しいと思います。
色合いも、紺地に白だけというシンプルさです。
ブランドはカリフォルニアの「カリフェイム」。
この織ネーム ↓
はよく見かけますが、この織ネーム ↓
は珍しいのではないでしょうか?
筆者は初めて見ました。初期のものなのかもしれません。
大きな襟と、両胸のフラップ・ポケットなどから、
1940年代末頃の製品ではないかと推測します。
素材はレーヨン、プリントは抜染で、
ボタンはベークライトでしょうか?
長袖というところもレア度が高いです。
さて、次はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j1051074348
大きく描かれたアロハタワーが印象的な柄です。
ダイヤモンドヘッドや、横に並んで波に乗るサーファーたちは、
絵葉書から出てきたような絵ですね(実際、絵葉書を模写したのでしょうが)。
ちなみに『Hawaiian Shirt Designs』に色違いが掲載されています。
ブランドは「リーフ」ですが、
このブランドのことはほとんどわかっていません。
素材はレーヨン縮緬、プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。
そしてこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1051237317
メニュー柄の一種で、非常に有名な柄です。
サンサーフからも復刻が出ていますね。
ブランドは「カハナ・マニュファクチャリング」。
このブランドは、アロハシャツの製造期間が短かったのか、
あるいは会社自体の存続期間が短かったのか、その理由はよくわかりまぜんが
1950年前後の数年のものしか見かけません。
つまり非常にレアなのです。
ハワイのブランドなのに両方の胸にポケットが付いているところも面白いです。
素材はレーヨン、プリントはオーバープリントで、
ボタンはココナッツボタンです。
ちょっとお高めの出品価格ですが、いい柄だし珍しいので、
適正価格だと言えるでしょう。
最後はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1051158934
シンプルな単色のバックパネル・パターンです。
人力車と塔の、中国風の絵(イラスト)が描かれています。
専門書にもおそらく掲載されていないであろう、珍しい柄になります。
このような中国風の柄は、1950年代初頭頃に多く見られます。
その頃、流行したでしょうか?
七分袖で、前合わせが逆になっており、
両サイドの裾に深いスリットが入っているところなど、
女性物の特徴を備えています。
ブランドは「サンファッションズ」。
素材は(コットン・レーヨンと記載されていますが)
コットンのように見えますね。
ボタンはココナッツボタンです。
なかなか珍しいヴィンテージ・アロハシャツがいろいろ出品されています。
楽しくなってきますね。
それでは今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
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