ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(169)パレオ柄のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日もGWの連休なので、翻訳はお休みして、
再び「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
前回、ウルトラセブンに出てきたアロハシャツをご紹介しましたが、
そのとき改めて「パレオ柄のアロハシャツ」の面白さ/美しさを再認識したので、
今回は「パレオ柄のアロハシャツ」に絞って探してみました。
まず最初はこちらになります。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1047889277
グリーン地の、パイナップル柄のパレオ柄です。
パイナップルと、大きな葉っぱ(モンステラでしょうか?)と、
風車のような模様(花を表現しているのでしょうか?)が描かれています。
ありふれた柄のようにも見えますが、
簡略化されたデザインが意外にも美しく、
なかなか完成度の高いパレオ柄に仕上がっているように思えます。
「メイドインハワイ」の織ネームが付いていますが、
それほど古いタイプの織ネームではありません。
ボタンは厚みのある木製ボタンで、
サーフラインなどに使われているのと同類のもののように見えます。
素材は説明がないため不明ですが、
年代的にはおそらくコットンとポリエステルの混紡ではないかと想像します。
個人的には好きなタイプです。
さて次です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1047886456
ハイビスカスが大きく描かれ、その間を流れるような曲線でつないだ、
シンプルなパレオ柄になります。
ハイビスカスの柄というのは、
こだわりのあまり感じられない安物のアロハシャツによく見られるモチーフですが、
これは紙一重で、カッコよく仕上がっているように感じられます
(あくまでも個人的な感想ですが・・・)。
何が違うのでしょう。不思議ですね。
織ネームは「メイドインハワイ」、素材はコットンで、
ボタンはココナッツボタンです。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q270121621
大きな立体的な花と、桜の文様のような平面的な花、
そして間を結ぶ茎のような曲線が描かれています。
伝統的なパレオ柄の系統に属するデザインと言えるでしょうか?
ブランドは「ホロホロ」、素材はコットンサテンで、
ボタンは透明なプラスチックボタンです。
胸に一文字型のポケットが付くタイプは、年代的には比較的新しく、
1970年代頃の製品でしょう。
そして最後に、終了してしまっていますが、こちらをご紹介しましょう。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1000504227
花と葉っぱがうまくデザイン化された柄です。
余白はあまりなく、モチーフがきっちり詰め込まれています。
茎のような曲線があまりないのも特徴的ですね。
「ヤングメンズ・コーナー」と書かれた織ネームが付けられています。
聞いたことのないブランドです。
日本のものでしょうか?
特筆すべきはヘンリーネックタイプというところです。
これは、1960年代の後半の一時期にのみ作られた、特殊なデザインで、
サーフ・カルチャーと関係があるようです。
素材はおそらくコットンで、ボタンは透明なプラスチックボタンになります。
グリーン、ブルー、レッドと、色目も、パレオ柄の中でも代表的なものが
目につきました。。
ほかには、ブラウンやネイビー、イエローなどのパレオ柄も存在しています。
単色のコットン製パレオ柄は、デザインの力に大きく左右されるためか、
良柄と陳腐な柄とがはっきり分かれるような気がします。
古着屋さんやヤフオクでもあまり高額ではないため、
入門編としてはおすすめだと思います。
自分のセンスを信じて、ぜひ良柄を探してみてください。
(次回に続く)
再び「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
前回、ウルトラセブンに出てきたアロハシャツをご紹介しましたが、
そのとき改めて「パレオ柄のアロハシャツ」の面白さ/美しさを再認識したので、
今回は「パレオ柄のアロハシャツ」に絞って探してみました。
まず最初はこちらになります。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1047889277
グリーン地の、パイナップル柄のパレオ柄です。
パイナップルと、大きな葉っぱ(モンステラでしょうか?)と、
風車のような模様(花を表現しているのでしょうか?)が描かれています。
ありふれた柄のようにも見えますが、
簡略化されたデザインが意外にも美しく、
なかなか完成度の高いパレオ柄に仕上がっているように思えます。
「メイドインハワイ」の織ネームが付いていますが、
それほど古いタイプの織ネームではありません。
ボタンは厚みのある木製ボタンで、
サーフラインなどに使われているのと同類のもののように見えます。
素材は説明がないため不明ですが、
年代的にはおそらくコットンとポリエステルの混紡ではないかと想像します。
個人的には好きなタイプです。
さて次です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1047886456
ハイビスカスが大きく描かれ、その間を流れるような曲線でつないだ、
シンプルなパレオ柄になります。
ハイビスカスの柄というのは、
こだわりのあまり感じられない安物のアロハシャツによく見られるモチーフですが、
これは紙一重で、カッコよく仕上がっているように感じられます
(あくまでも個人的な感想ですが・・・)。
何が違うのでしょう。不思議ですね。
織ネームは「メイドインハワイ」、素材はコットンで、
ボタンはココナッツボタンです。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q270121621
大きな立体的な花と、桜の文様のような平面的な花、
そして間を結ぶ茎のような曲線が描かれています。
伝統的なパレオ柄の系統に属するデザインと言えるでしょうか?
ブランドは「ホロホロ」、素材はコットンサテンで、
ボタンは透明なプラスチックボタンです。
胸に一文字型のポケットが付くタイプは、年代的には比較的新しく、
1970年代頃の製品でしょう。
そして最後に、終了してしまっていますが、こちらをご紹介しましょう。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1000504227
花と葉っぱがうまくデザイン化された柄です。
余白はあまりなく、モチーフがきっちり詰め込まれています。
茎のような曲線があまりないのも特徴的ですね。
「ヤングメンズ・コーナー」と書かれた織ネームが付けられています。
聞いたことのないブランドです。
日本のものでしょうか?
特筆すべきはヘンリーネックタイプというところです。
これは、1960年代の後半の一時期にのみ作られた、特殊なデザインで、
サーフ・カルチャーと関係があるようです。
素材はおそらくコットンで、ボタンは透明なプラスチックボタンになります。
グリーン、ブルー、レッドと、色目も、パレオ柄の中でも代表的なものが
目につきました。。
ほかには、ブラウンやネイビー、イエローなどのパレオ柄も存在しています。
単色のコットン製パレオ柄は、デザインの力に大きく左右されるためか、
良柄と陳腐な柄とがはっきり分かれるような気がします。
古着屋さんやヤフオクでもあまり高額ではないため、
入門編としてはおすすめだと思います。
自分のセンスを信じて、ぜひ良柄を探してみてください。
(次回に続く)
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