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ハワイの新聞記事から その78 1939 ハワイの衣料品産業(14) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、『ホノルル・アドヴァタイザー紙』に掲載された、
1939年の記事を翻訳しています。
内容は、ハワイの衣料品産業に関する文章です。



ハワイの衣料品産業(14)
文/ローナ・アーレン

 ハワイの風物のシルエットを背景にした、
様々な色の斜めのストライプ柄は、
パリジャン・スタイルにハワイのモチーフを上手に組み合わせた
ハイファッションになっている。

この柄の布地を使って、
水着と、それとお揃いのビーチ・コートのセットのような、
魅力的なアンサンブルが作られている。

 前面が下までボタン留めで、背中側が腰まで肌が露出している
ボレロ・ジャケットの付いたスラックス・スーツは、
このメーカーが創作したお洒落な新型スタイルの1つである。

トップセイル・クロス(訳者補足:詳細不明)を使った新しいショートパンツ、
これはアロハシャツと一緒に着るものであるが、
そのショートパンツもまたこのメーカーの、
また別のお洒落な新型スタイルである。

 カメハメハ・ガーメント社は125台の機械を備え、
150~175人の従業員に雇用を提供している。』




上の文章に出てくる
「前面が下までボタン留めで、背中側が腰まで肌が露出している
 ボレロ・ジャケットの付いたスラックス・スーツ」
というのは、この写真の服 ↓ のようです。

pins p8.jpg


写真では背中側が見えませんが、
肌が露出している(腰まで大きくえぐれている)ところを想像するなら、
確かに当時としてはかなり斬新なデザインの服だったと思います。




(次回に続く)

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