ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(154)新出品のアロハシャツ&色違いのアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
週末の日曜日なので翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回も「新出品のアロハシャツ」を取り上げます。
真冬ではありますがスペシャルなものが出品されています。
まず最初はこちら ↓ です。たびたびご紹介している、あの出品者さんが
またまたすごいのを出品されています。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1038337041
カメハメハの「モンステラ・ボーダー」です。
濃い紺色(黒?)の地に、モンステラの葉と花穂が、ボーダーパターンで描かれ、
抜染でプリントされた非常に有名な柄になります。
織ネームは「緑字のカメハメハ」です。
そしてボタンは(竹ボタンのように見えますが)薄い茶色のココナッツボタンです。
濃い地色に抜染で描かれたボーダーパターンのヴィンテージアロハシャツは、
非常に人気が高く、価格も高くなります。
出品価格は適正と言ってよいでしょう。
次はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c1038492790
パイナップルとヤシの木が描かれた、比較的有名な柄になります。
専門書にも掲載されていたと思います。
ブランドは「マイラン」です。
ボタンは(画像ではややわかりにくいですが)、
白の尿素ボタンだと思います。
プリントは抜染ですね。
さて、この柄の色違いを2つご紹介しましょう。
最初はこちらです。
(筆者コレクションより)
白地に、黄色のパイナップルと、オレンジ色のヤシ、という色違いです。
白地なので、抜染ではなくオーバープリントですね。
織ネームは上のと同じ「マイラン」で、
ボタンも同じ、白の尿素ボタンです。
そしてもう1つはこちらです。
(筆者コレクションより)
薄い黄色地に、オレンジ色のパイナップルと、オレンジ色のヤシ、という色違いです。
黄色地なので、こちらも抜染ではなくオーバープリントですね。
ブランドは「ボンド」になります。
ボタンは薄い黄色の尿素ボタンです。
地の色が変わると、それぞれ違った印象になっていて、見比べると面白いですね。
最後の新出品はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1038260225
生成地に、茶色の古銭が描かれた柄です。
素材はコットンサテンで、オーバープリントです。
1950年代末~60年代初頭頃の製品だと思います。
織ネームは「リバティハウス」で、製造は「ハワイアンカジュアルズ」になります。
そしてボタンは、戦士の横顔が彫りこまれたメタルボタンです。
実は筆者は、同じ柄で同配色の、長袖版を持っていますが、
織ネームが微妙に違うので、ご紹介しておきます。
(筆者コレクションより)
同じ「リバティハウス」×「ハワイアンカジュアルズ」なのですが、
「ワイキキショップス」ではなく
「カイルア・ダウンタウン・ワイアラエ」となっています。
当時のリバティハウスには複数の支店がありましたが、
「ワイキキショップス」は観光客向けの店舗、
「カイルア、ダウンタウン、ワイアラエ」は、それぞれ地元民向けの店舗、
だったのではないかと筆者は想像しています。
それぞれで多少品揃えが違ったでしょうが、このシャツの場合、
半袖は「リゾート着」として観光客向けに作られ、
長袖は「普段着」として地元民向けに作られた、と考えれば、
同じ柄なのに織ネームが違うことにも納得がいくのではないでしょうか。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回も「新出品のアロハシャツ」を取り上げます。
真冬ではありますがスペシャルなものが出品されています。
まず最初はこちら ↓ です。たびたびご紹介している、あの出品者さんが
またまたすごいのを出品されています。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1038337041
カメハメハの「モンステラ・ボーダー」です。
濃い紺色(黒?)の地に、モンステラの葉と花穂が、ボーダーパターンで描かれ、
抜染でプリントされた非常に有名な柄になります。
織ネームは「緑字のカメハメハ」です。
そしてボタンは(竹ボタンのように見えますが)薄い茶色のココナッツボタンです。
濃い地色に抜染で描かれたボーダーパターンのヴィンテージアロハシャツは、
非常に人気が高く、価格も高くなります。
出品価格は適正と言ってよいでしょう。
次はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c1038492790
パイナップルとヤシの木が描かれた、比較的有名な柄になります。
専門書にも掲載されていたと思います。
ブランドは「マイラン」です。
ボタンは(画像ではややわかりにくいですが)、
白の尿素ボタンだと思います。
プリントは抜染ですね。
さて、この柄の色違いを2つご紹介しましょう。
最初はこちらです。
(筆者コレクションより)
白地に、黄色のパイナップルと、オレンジ色のヤシ、という色違いです。
白地なので、抜染ではなくオーバープリントですね。
織ネームは上のと同じ「マイラン」で、
ボタンも同じ、白の尿素ボタンです。
そしてもう1つはこちらです。
(筆者コレクションより)
薄い黄色地に、オレンジ色のパイナップルと、オレンジ色のヤシ、という色違いです。
黄色地なので、こちらも抜染ではなくオーバープリントですね。
ブランドは「ボンド」になります。
ボタンは薄い黄色の尿素ボタンです。
地の色が変わると、それぞれ違った印象になっていて、見比べると面白いですね。
最後の新出品はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1038260225
生成地に、茶色の古銭が描かれた柄です。
素材はコットンサテンで、オーバープリントです。
1950年代末~60年代初頭頃の製品だと思います。
織ネームは「リバティハウス」で、製造は「ハワイアンカジュアルズ」になります。
そしてボタンは、戦士の横顔が彫りこまれたメタルボタンです。
実は筆者は、同じ柄で同配色の、長袖版を持っていますが、
織ネームが微妙に違うので、ご紹介しておきます。
(筆者コレクションより)
同じ「リバティハウス」×「ハワイアンカジュアルズ」なのですが、
「ワイキキショップス」ではなく
「カイルア・ダウンタウン・ワイアラエ」となっています。
当時のリバティハウスには複数の支店がありましたが、
「ワイキキショップス」は観光客向けの店舗、
「カイルア、ダウンタウン、ワイアラエ」は、それぞれ地元民向けの店舗、
だったのではないかと筆者は想像しています。
それぞれで多少品揃えが違ったでしょうが、このシャツの場合、
半袖は「リゾート着」として観光客向けに作られ、
長袖は「普段着」として地元民向けに作られた、と考えれば、
同じ柄なのに織ネームが違うことにも納得がいくのではないでしょうか。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
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