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ハワイの新聞記事から その75 1939 ハワイの衣料品産業(11) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、『ホノルル・アドヴァタイザー紙』に掲載された、
1939年の記事を翻訳しています。
内容は、ハワイの衣料品産業に関する文章です。



ハワイの衣料品産業(11)
文/ローナ・アーレン

 ある興味深いビジネスのやり方は、
ワイキキ・ファッションズの(訳者補足:というブランドの服を販売する)小売店、
ドック・ショップのやり方である。

このメーカーは、ハワイで独占的に販売する店を
自社で運営している唯一の会社なのである。

 その工場と店舗は、5番埠頭の、W・A・ラムゼイズの上階に構えており、
非常に広い場所を占めている。

 この工場は、2つの全く異なるラインを作っている。

1つはハワイで販売するための製品、
もう1つは米国本土で販売する製品である。

また、スポーツウェアだけでなくドレスも作っている、ハワイで唯一の会社でもある。

ハワイでの販売用に作られた服は
本土からの輸入品よりも輸入品らしく見える一方、
本土での販売用に作られた服は
着想も生地も明らかにハワイ調なのである。

そして輸出用の服は、
注文品の積み荷が先方に受け取られるまでハワイで展示されることはない。』




(次回に続く)

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