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ハワイの新聞記事から その66 1939 ハワイの衣料品産業(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

前回から、『ホノルル・アドヴァタイザー紙』に掲載された、
1939年の記事を翻訳しています。
内容は、ハワイの衣料品産業に関する文章です。




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ハワイの衣料品産業(2)
文/ローナ・アーレン

 米国本土での、ハワイのスポーツウェアに対する需要は、
これまで市場を研究してきた複数の会社重役たちによれば、
単なる一過性の流行ではなく、
国中の店々に確固とした売場があるような、
ファッション上の有力な勢力なのである。

「本土での、ハワイのスポーツウェアの人気は、
非常に高いところにまでは十中八九届かないでしょうが、
現在のレベルは維持するだろうと私は信じています。」と、
ハワイのあるメーカーの人は言った。

「比較的大きな店のほとんどが、
ハワイ調のものの在庫はスポーツウェア売場に必要であると現在感じており、
彼らは将来もきっと、そう感じ続けるでしょう。」

 一方、ハワイ在住者やハワイ来訪客の消費はどうかと言えば、
ハワイのこの生まれたばかりの産業の拡大には際限がないのである。』




戦後の、1940年代末頃に、
米国本土でハワイブームがあったという話は聞いたことがありますが、
1939年というかなり早い時期に、
本土でもハワイ調の服はかなり人気があったという話は、少々意外です。
まだハワイのメーカーはそれほど育ってはいなかったはずだからです。

カメハメハやカハラが、それなりに本土に進出していたということなのかもしれません。

この後の文章で詳述されることでしょう。




(次回に続く)

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