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ハワイの新聞記事から その10 1940年 キングスミスのワイキキ新店舗(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

今回から数回にわたって、
キングスミスについての話題をお届けします。
まずは1940年の新聞記事からです。


『キングスミスのワイキキ新店舗の
 シンプルさと美しさが称賛される(1)

 地元に根差した店キングスミスの、
カラカウア通りのワイキキ支店が、
この1カ月、何千もの観光客の目に触れてきた。

そして同店は、そのモダンなデザインと建築のシンプルさに対して
多くの賛辞を受けてきた。

 入口のひさし、それは同種のものではホノルル初であるが、
そのひさしから建物の背面部にいたるまで、
店舗建築における最新のあらゆるアイデアが、その建物を、
買物するのに快適で便利な場所にするために役立てられている。』


King-Smith.jpg



キングスミスについては、これまで何度も取り上げてきました。

アロハシャツの誕生に大きな役割を果たし、
また「アロハシャツ」という商標を最初に登録したことでも知られる、
伝説の店舗でありブランドです。

ホノルルのダウンタウンに店舗を構え、
キング通りとスミス通りの角(正確には少しずれていますが)にあったため
この名前が付けられました。

1930年代にアロハシャツでかなり儲かったのでしょうか、
1940年にワイキキにも支店を出すまでになったわけです。
そのワイキキ店について新聞で取り上げられたのが、
今回の記事ということになります。

この記事の他にもさまざまな資料があるので、
そのような当時の資料を紐解いて、
キングスミスの歴史をしっかりまとめておこうと思っています。

こうご期待。



(次回に続く)

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