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ハワイの新聞記事から その11 1940年 キングスミスのワイキキ新店舗(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、キングスミスのワイキキ支店についての話題です。
1940年の新聞記事の翻訳になります。


『キングスミスのワイキキ新店舗の
 シンプルさと美しさが称賛される(2)

King-Smith.jpg

 建築家クロード・スティールは、
明かりや換気装置、そして自然な色合いを、
できるかぎり最良の方法で使うために、
審美的な効果を生むための美的デザインと、
形状の効率性とを両立させるという
非常に現代的な新機軸をこれまでも用いてきた。

 その結果として生まれたのが、
ラインを痛快なまでに省略し、
より古い時代の建築が持つ重々しい装飾を無くし、
そして、前面にあるリズミカルで半円形の入口のひさしによって
より特色を出すという、
全体としてはバランスをとっている、
そんな新種のビルなのである。』



1つの文が長いため少々読みにくい記事になっています。
申し訳ありません。
そして、キングスミスというお店の紹介ではなく、
建物の美しさを愛でる記事になっています。
少しの間、我慢してくださいね。

さて、建築家クロード・スティールという人は、
ハワイにいくつかの建築を残した人のようで、こちら ↓ で紹介されています。

https://sah--archipedia-org.translate.goog/Architects/Claude-Stiehl?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
(建築史家協会のサイトより引用)

HI-01-OA74-001.jpg
ハワイバプテストアカデミー、セイクリッドハーツコンベント 1938年ホノルル

HI-01-OA124-002.jpg
チャーチオブザクロスローズ 1934年ホノルル

ほかにもワットムルビルディングも設計しているそうです。

プロフィールを引用しておきます。

「クロード・スティール(1902–1959)は、
 1930年代にハワイを代表する地域の建築家の1人でした。
 彼はアーマーインスティテュートのシカゴ建築学校を卒業し、
 カリフォルニア州モンテシトのジョージワシントンスミスで働いた後、
 CWディッキーからの求人のおかげで1929年にハワイに来ました。
 Stiehlは1932年に自分の事務所を開設しましたが、
 1940年にオークランドに戻りました。
 ハワイでの数年間、彼は
 Sacred Hearts Convent(OA74)、
 Watamull Building(1937; 1166 Fort Street Mall)、
 マノアのKawaiahao Mission(取り壊された)などの数多くの素晴らしい住宅を
 デザインした。」


この記事はまだ続きます。



(次回に続く)

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