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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その158 1970年代の男性服(4) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は、「1970年代の男性服」についてです。



『第8章「1970年代:民族の祝賀

 男性服(4)

(続)トリ・リチャードの25周年と、
リバティ・ハウスの新しい男性服売場のオープンとを祝うために、
モート・フェルドマン(トリ・リチャード社長)と
リバティ・ハウスの宝飾品売場は、
2万5000ドルのアロハシャツ1着を売り出した。

それはシルク製の長袖のシャツで、
手捺染による派手な葉っぱ柄であった。

ラペル(訳注:下襟)にはダイヤモンドと金が着けられ、
金のボタンにはダイヤモンドがセットされており、
唯一無二のシャツであった。』




このスペシャルなアロハシャツのことは知りませんでした。
ダイヤモンドと金が使われているために非常に高価ですが、
シャツ自体は、シルク製で長袖、
プリントは手捺染によるもので、柄は派手な葉っぱ柄、
とのことです。

誰かが買ったのでしょうが、
コレクターズアイテムとして、どこかに眠っているのでしょうか?
ぜひ見てみたいものです。
当時の新聞を探せば、シャツの写真が出ているかもしれませんね。




(次回に続く)

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