リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その85 1945年~1950年代半ばの男性服(7) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]
元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。
現在は、「1945年~1950年代半ばの男性服」について語られています。
『第5章「1945年~1950年代半ば
:クラシック・シルキーズ(古典的レーヨン羽二重)
男性服(7)
(続)
1950年の本土の多くの刊行物は、
シスコ社が生産したデューク・カハナモクのアロハシャツを紹介している。
デュークは、アーサー・ゴッドフリーと一緒に写った1950年の、ある宣伝写真の中で、
1954年の映画『地上より永遠に』でのちに有名になるアロハシャツを着ていた。
このシャツは、デュークの名前のライセンス契約にまつわる混同のため、
他の本ではこれまで間違って年代特定されてきた。
デューク・カハナモクは自身の名前の使用許可を三度認可した。
その二度目になって、つまり1950年になってはじめて、
モンゴメリー・クリフトがのちに着たシャツに、
デュークの名前が付けられたのである。
そしてデューク・カハナモク・ブランドのシャツの、本土発売の宣伝写真は、
ニューヨーク・ポスト紙とデイリー・コンパス紙に掲載されたのだが、
それがはっきりとこのシャツを1950年1月と年代特定している
(著者注:ビショップ博物館学芸員デソト・ブラウンへのインタビューより引用)。』
「アーサー・ゴッドフリーと一緒に写った1950年の、ある宣伝写真」というのが、
どの写真なのかは不明ですが、ゴッドフリーと一緒に写った写真はいくつかあり、
例えば、こちら ↓ もそのひとつです。
(https://photos.outriggercanoeclubsports.comより引用)
ほかにも、ジョン・ウェインと一緒に写った写真 ↓ などもあります。
(イーベイ出品物より引用)
いろいろなアロハシャツを着ているので、
年代がわかるものも多そうですね。
(次回に続く)
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。
現在は、「1945年~1950年代半ばの男性服」について語られています。
『第5章「1945年~1950年代半ば
:クラシック・シルキーズ(古典的レーヨン羽二重)
男性服(7)
(続)
1950年の本土の多くの刊行物は、
シスコ社が生産したデューク・カハナモクのアロハシャツを紹介している。
デュークは、アーサー・ゴッドフリーと一緒に写った1950年の、ある宣伝写真の中で、
1954年の映画『地上より永遠に』でのちに有名になるアロハシャツを着ていた。
このシャツは、デュークの名前のライセンス契約にまつわる混同のため、
他の本ではこれまで間違って年代特定されてきた。
デューク・カハナモクは自身の名前の使用許可を三度認可した。
その二度目になって、つまり1950年になってはじめて、
モンゴメリー・クリフトがのちに着たシャツに、
デュークの名前が付けられたのである。
そしてデューク・カハナモク・ブランドのシャツの、本土発売の宣伝写真は、
ニューヨーク・ポスト紙とデイリー・コンパス紙に掲載されたのだが、
それがはっきりとこのシャツを1950年1月と年代特定している
(著者注:ビショップ博物館学芸員デソト・ブラウンへのインタビューより引用)。』
「アーサー・ゴッドフリーと一緒に写った1950年の、ある宣伝写真」というのが、
どの写真なのかは不明ですが、ゴッドフリーと一緒に写った写真はいくつかあり、
例えば、こちら ↓ もそのひとつです。
(https://photos.outriggercanoeclubsports.comより引用)
ほかにも、ジョン・ウェインと一緒に写った写真 ↓ などもあります。
(イーベイ出品物より引用)
いろいろなアロハシャツを着ているので、
年代がわかるものも多そうですね。
(次回に続く)
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