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ハワイの衣料品製造業の歴史 その121 1942年 戦争中の、本土からの紳士服 [ファンダバーク著ハワイの衣料品製造業]

ファンダバーク教授の本『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳をお届けしています。
現在は、戦中・戦後編の章を、少しずつ翻訳しているところです。


『1942年 戦争中の、本土からの紳士服

   戦争の間中ずっと、小売りでの衣料品の値付けや賃金に影響を与える、
  さまざまな規制があった。
  ハワイの衣料品の小売価格に影響した第1の規制が、
  1943年のホノルル・アドヴァタイザー紙の次のような記事の中に
  言及されている。

    ”政府は昨日、紳士服の小売価格を一定にし、
   ハワイ準州全域の規制を発令した。そして価格統制局は
   「その規制が平均的な紳士服の予算を下げるだろう」と語った。”

    ”価格管理局は次のように語った。
   「ハワイ準州の紳士服の価格は常識から大きく外れてきたわけではない」。
   そのためこの規制の効果は、申し訳程度に引き下げたあと、
   主に物価を安定させることになるだろう。”

    ”この規制が、スーツ、コート、スポーツウェア、下着、帽子、
   ネクタイ、シャツ、その他男性用のあらゆるアイテムの価格を
   左右することになる。
   なお、靴はすでに別扱いとなっている。” 』



(次回に続く)

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