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本日発売の、雑誌『Begin』9月号で、ご紹介いただきました [紹介されたメディア]

ここ最近は、ファンダバーク教授の本『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳を
お届けしておりますが、
本日は「臨時ニュース」をお届けすることとし、
『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳はお休みさせていただきます。

その臨時ニュースというのは、タイトルにある通り、
「本日発売の、雑誌『Begin』9月号で、ご紹介いただきました」。

P67からの「ヴィンテージ大研究」という特集の中で、
「シャヒーンズ・オブ・ホノルル」のヴィンテージアロハをお勧めしました。

begin_2009_feature_07.jpg

こちらが表紙。

begin_2009_cover.jpg

ぜひご一読ください。


この特集をご覧になったのがきっかけで、
検索して、当ブログをご訪問くださった方がいらっしゃると思いますので、
今回は急遽、紙面で語りつくせなかった「シャヒーンズ」の魅力を
お伝えすることにします。

「シャヒーンズ」は、コットンものが多いのが特徴で、
その点で、王道の「レーヨン抜染アロハ」とは大きく異なります。
しかしながら、奇抜な柄、不思議な柄が多いのも特徴で、
個人的には、そこが魅力なんです。

以下、筆者コレクションより、いくつかご紹介します。

PICT0051_R.JPG

「バード・オブ・パラダイス」という名前が付いた柄です。
柄の名前がわかるものも、シャヒーンズには多いです。

DSCN5905_R.JPG

この柄はロングセラー(長期間生産していた)だった人気の柄のようで、
レインスプーナーからも復刻されています。
(レインスプーナーとコラボして、ダブルネームで商品を発売しているようです)


DSCN5941_R.JPG

シャヒーンズ最初期の柄の1つで、1952年頃のものになります。


057_R.JPG

こちらは、以前、当ブログでご紹介したことがあったと思います。
1950年代後半の柄で、「茶碗と箸」の柄です。
ハワイとは全く関係なさそうな、
そのためアロハシャツと呼んでいいのか微妙な柄です。
しかし「これぞシャヒーン!」と言いたくなる、
他のブランドでは絶対に作らなさそうな柄です。
そんなところがクセになる、通好みの柄ですね。
(着てかっこいいかというと、微妙なものがあります・・・)

これには色違いがあります。

シャヒーンズ 色違い.jpg
シャヒーンズ 色違い 2.jpg

筆者は社長のアルフレッド・シャヒーン本人にインタビューしたことがあるのですが、
(詳しくは拙著『ヴィンテージ・アロハシャツ』参照)
その時、彼は、ひと柄に付き、3つくらいは色違いを作っていたようです。
(人気柄だと、もっと多くの色違いがあったかもしれません)


DSCN6961_R.JPG

これも1950年代半ばの柄で、レインスプーナーで復刻されています。
この柄には色違いで茶系もあります。


ほかにもご紹介したい柄はいろいろあるのですが、
この辺で終わりにしておきます。



(次回に続く)


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