ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(395)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。
こちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1128668758
濃茶色の海と、
緑のヤシや木々、
水上スキーをする若者たち、
銛と網で魚を捕る人々、
ヨットや藁ぶきの家などが
描かれたハワイの風景柄です。
古着屋さんなどでも
比較的よく見る柄だと思って
専門書をざっと見てみましたが
見つかりませんでした。
掲載がなさそうです。
ブランドはハワイの「オルオル」、
素材はレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。
さて、この柄には
色違いがいくつかあります。
一番よく見かけるのは
「ロイヤルハワイアン」で、
こちらです。
(過去のヤフオク出品物より)
素材はレーヨン縮緬、
ボタンは竹ボタンです。
縮緬ということは
オルオルより
少し古いのかもしれません。
もう一つ、こちらです。
(筆者コレクションより)
こちらは織ネームが
欠損していて
ブランドがわかりませんが
おそらく上と同じ
「ロイヤルハワイアン」
(なぜならロイヤルハワイアンに
多い、大きめの
古銭ボタンだから)で、
素材はレーヨン縮緬、
ボタンは古銭ボタンです。
そしてもう一つはこちら。
(筆者コレクションより)
こちらは「ペニーズ
メイドインジャパン」です。
素材はレーヨン、
ボタンはプラスチック製です。
全部同じ柄の色違いなのですが、
実はよく見ると、彫りが微妙に
違うのがわかります。
ということはプリントした年代が
少しずつ違うということであり、
いわば「バージョン違い」
ということでしょう。
水上スキーの部分を
上から順番に比べてみます。
↑ オルオル
↑ ロイヤルハワイアン
↑ 織ネームなし
↑ ペニーズメイドインジャパン
炎の形が微妙に違いますし、
さざ波や水しぶきも違いますね。
私が見た限りでは、
ロイヤルハワイアンと
織ネームなしが
彫りが丁寧なので、
2つはほぼ同じくらい古く、
1950年代半ば、
その次がオルオルで、
1950年代後半、
最後は彫り方が一番雑なペニーズ
メイドインジャパンで、
これが一番新しい1950年代末頃と
推測します。
今度手に取って、
じっくり見比べてみたいと思います。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
ヴィンテージアロハシャツ」
の企画。本日は
「新出品のアロハシャツ」
をご紹介します。
こちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1128668758
濃茶色の海と、
緑のヤシや木々、
水上スキーをする若者たち、
銛と網で魚を捕る人々、
ヨットや藁ぶきの家などが
描かれたハワイの風景柄です。
古着屋さんなどでも
比較的よく見る柄だと思って
専門書をざっと見てみましたが
見つかりませんでした。
掲載がなさそうです。
ブランドはハワイの「オルオル」、
素材はレーヨン、
プリントはオーバープリント、
ボタンは竹ボタンです。
さて、この柄には
色違いがいくつかあります。
一番よく見かけるのは
「ロイヤルハワイアン」で、
こちらです。
(過去のヤフオク出品物より)
素材はレーヨン縮緬、
ボタンは竹ボタンです。
縮緬ということは
オルオルより
少し古いのかもしれません。
もう一つ、こちらです。
(筆者コレクションより)
こちらは織ネームが
欠損していて
ブランドがわかりませんが
おそらく上と同じ
「ロイヤルハワイアン」
(なぜならロイヤルハワイアンに
多い、大きめの
古銭ボタンだから)で、
素材はレーヨン縮緬、
ボタンは古銭ボタンです。
そしてもう一つはこちら。
(筆者コレクションより)
こちらは「ペニーズ
メイドインジャパン」です。
素材はレーヨン、
ボタンはプラスチック製です。
全部同じ柄の色違いなのですが、
実はよく見ると、彫りが微妙に
違うのがわかります。
ということはプリントした年代が
少しずつ違うということであり、
いわば「バージョン違い」
ということでしょう。
水上スキーの部分を
上から順番に比べてみます。
↑ オルオル
↑ ロイヤルハワイアン
↑ 織ネームなし
↑ ペニーズメイドインジャパン
炎の形が微妙に違いますし、
さざ波や水しぶきも違いますね。
私が見た限りでは、
ロイヤルハワイアンと
織ネームなしが
彫りが丁寧なので、
2つはほぼ同じくらい古く、
1950年代半ば、
その次がオルオルで、
1950年代後半、
最後は彫り方が一番雑なペニーズ
メイドインジャパンで、
これが一番新しい1950年代末頃と
推測します。
今度手に取って、
じっくり見比べてみたいと思います。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)