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ハワイの新聞記事から その371 1997年 キングスミス~エセル・チャン・ラム(82歳)は早い時代にアロハシャツをデザインした(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
キングスミス・スポーツウェアと
同社のデザイナーだった
エセル・チャン・ラムに関する、
1997年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳しています。

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エセル・チャン.jpg

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『キングスミス・スポーツウェア~
エセル・チャン・ラム(82歳)は
早い時代にアロハシャツを
デザインした(2)

 アロハシャツは、
キングスミス・
スポーツウェアによって
製造されたものである。

ちなみに同社はもとは、
創業者であり
エセルとエラリーの父でもある
チャン・カム・チャウにちなんで
C・K・チャウ商会と
名付けられていた。

 そして同社の近くで交差する
キング通りとスミス通りに
ちなんで改名されたのである。

 エセルはプナホウ高校に通い、
1936年にハワイ大学マノア校を
家政学の学位を取って卒業した。

 大学ではまた、
ドローイングとペインティングと
彫刻の授業も受けた。

 アロハシャツが
最初に登場した時までに、
エセル・ラムは、
より実用的な服を
装飾するということ、
すなわち、
父親の服飾ビジネスで、
スウェットシャツの背中に
ハワイの風景を
ペイントするということを
すでにやっていたのである。』

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エセルは、アロハシャツの
テキスタイル・デザインを
行う以前に、
「スウェットシャツの背中に
ハワイの風景をペイントする」
ということをやっていた、
という話は初めて知りました。

ハワイ土産として
観光客に売るのに
ちょうどよかったのでしょう。

大量にプリントするのではなく
1着1着ペイントするので、
リスクもロスも少なくて
済むというわけです。
なかなか良いアイデアですね。

古着で存在するかどうかは
わかりませんが、
ぜひ見てみたいものです。



(次回に続く)

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