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ハワイの新聞記事から その328 1956年 アパレル・センター・ビルには7つの衣料品会社が入居している(5) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は「アパレル・
センター・ビル」を紹介する、
1956年のホノルル・
スターブリトゥン紙の記事を
翻訳しています。

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『アパレル・センター・ビルには
7つの衣料品会社が
入居している(5)

 この建物のように
いくつかのメーカーが
集まった場所は、
メーカーにとって、
またクライアントにとっても
便利なように、
米国本土では多くの都市で
作られてきたのであり、
経済や効率性に
影響を及ぼすような
売上高を増やすことによって、
こうした都市の衣料品産業の
成長を促すと言われている。

 ちなみにこの建物は、
アイランド・ウェルディング
(訳注:溶接のこと)社によって
工事監督された。』

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今回の記事は
建物の話が大半だったため、
有益な情報はあまり多くは
ありませんでした。

しかしながら、
パシフィック・スポーツウェア
(ブランドは
「ハワイアンサーフ」)と
ハワイアントグスと
トロピカーナ・スポーツウェアが
同じ建物に入っていた
という事実は大変興味深いです。

hawaiian surf.jpg

tropicana.jpg

s-DSCN7642(1).jpg

(筆者コレクションより)


顔を合わせることも
多かったでしょうし、
情報交換もしたでしょう。

ちなみに、
パシフィックとトロピカーナは
オーナーが日系で、
ハワイアントグスは
中国系でした。

前回の新聞記事
(シリーズ ハワイの
ファッション産業(12))で、
ハワイアントグスは
日本製のレーヨンやシルクの
プリント生地を
よく使っていたことが
書かれていましたが、
パシフィックや
トロピカーナとの交流から
そのような傾向が、
もしかしたら生まれたのかも
しれませんね。
全くの想像ですが。


この記事はこれで終わりです。
次回をお楽しみに。



(次回に続く)

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