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ハワイの新聞記事から その318 1956年 ハワイアントグス~手捺染の生地がファッションを刺激する(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在、1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙掲載の、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事を
お送りしています。

前回第11回はラウハラ・
スポーツウェアに関する
記事でしたが、
今回からは、第12回の、
ハワイアントグスです。

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s-DSCN7642(1).jpg

(1950年代前半頃の織ネーム
~筆者コレクションより)

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『シリーズ ハワイの
ファッション産業(12)
~ハワイアントグス
手捺染の生地が
ファッションを刺激する(1)

編集者注:これは、
ハワイ衣料品メーカー組合に
属する会社に関する
シリーズ記事の第12回である。

 手捺染されたレーヨン・
ブロードクロスを使った
ハワイ調の服は
ハワイアントグスだけの
特製品である。

同社は小規模の
衣料品メーカーであるが、
その製品は他社と同等の
水準を持っている。

 この会社は、
クリフォード・ウォング
夫妻によって所有され
経営されているのであるが、
1947年にダウンタウンの
とある場所で創業し、
最近になって、
マカロア通り1528番地の
アパレル・センターにある
新本社に移転してきた。』

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ハワイアントグスは
1947年に創業したそうですが
ハワイの服飾メーカーとしたら
比較的早い方ですね。

また、最近になって
マカロア通りの
アパレルセンターに
移転してきたという
情報も重要です。

この建物は
小規模の服飾メーカーが
いくつも入っていたことで
知られる「名所」だからです。

ちなみに、
クリフォード・ウォング氏は
戦前に存在した
「ウォングス・プロダクツ」と
関係があるのかないのかは
はっきりとはわかりません。



(次回に続く)

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