ハワイの新聞記事から その287 1953年 ナリイ・ファッションズ～おしめの裏地が付いたマロが繁盛ビジネスへと成長（４）

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1953年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された
ナリイ・ファッションズに
関する記事を翻訳しています。

****************************

『ナリイ・ファッションズ～
おしめの裏地が付いたマロが
繁盛ビジネスへと成長（４）

　夫のガフニー氏が
重要な役割を担うように
なったのはこの頃
（訳者補足：会社を
ピア・セブンに移転した
1952年３月頃）である。

ハワイを故郷にする
決心をした、
第二次世界大戦の
海軍退役軍人の頭に、
ハワイ調の子供服には
需要があるのではないか
という思いが
ちらっと浮かんだ。

そこで彼は
妻を手伝うためにロナルド・
フォン・ホルト牧場での
仕事をやめ、
現在はナリイ社の
生産部門に関わっている。

　ガフニー夫妻は、
まず２部屋から始め、
その後自社の床面積を
徐々に拡張して、
今では20人の従業員を
抱えている。

ガフニー夫人は
販売管理と販売促進に
時間を取られているが、
彼女の仕事は
依然として子供服の
デザインなのである。』

****************************

この記事に出てくる
「ロナルド・
フォン・ホルト牧場」
というのは、
パニオロ殿堂入りした、
ロナルド・フォン・ホルトが
作った牧場のようです。

彼についての説明が
あったので
引用しておきます。

****************************




ロナルド・K・フォン・ホルト

就任年: 2000

カフア牧場 | ハワイ

ロナルドは1922年に
オアフ レイル アンド ランド
カンパニーで
キャリアをスタートさせ、
ホヌリウリ、パレフア、
エワ平原の牧草地で
牛と馬を管理していました。
1928 年、彼はパートナーの
アサートン リチャーズと共に
カフア ランチを
設立しました。
ロナルドは、カフア牧場の
管理に加えて、オアフ島の
ワイアルアにある土地も
所有していました。
彼はハワイ牛飼い協会の
設立に尽力し、
1953 年に亡くなるまで
積極的にカフア牧場を
運営していました。
息子のポノは、
コハラのポノホロ牧場の
マネージャーとして
伝統を受け継いでいます。

https://www-hicattle-org.translate.goog/paniolo-hall-of-fame/inductees/ronald-k-von-holt?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

（The Hawaii Cattlemen’s
Council, Inc. (HCC) の
HPより引用）

****************************


（次回に続く）

タグ：ハワイの衣料品産業 アロハシャツの歴史 ヴィンテージ・アロハシャツ ナリイ・ファッションズ コンスタンス・ガフニー ロナルド・フォン・ホルト