ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(223)ピルグリムのアロハシャツ(2) [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は週末の土曜日なので、
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、先週末の続きとして
「ピルグリムのアロハシャツ」の
第2弾をお送りします。
前回は
「メイドインジャパンの
ピルグリム」でしたが、
今回は、
「メイドインカリフォルニアの
ピルグリム」を
探してみました。
まず最初のシャツを
ご紹介する前に、
前回ご紹介できなかった
「メイドインジャパンの
ピルグリム」から
スタートしましょう。
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d187611279
前回ご紹介した中にも入っていた
「『シングルニードル』の
記載がある」織ネームです。
レーヨン製で、
左胸にポケットが1つ付く
という特徴も同じですね。
特筆すべきは、
デッドストックで、
ペーパータグが付いている
ところでしょう。
この紙タグはしっかり記憶に
とどめておきましょう。
それでは今週の本題、
「メイドインカリフォルニア」を
ご紹介します。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v816148702
頭だけ大文字で、
あとは小文字の
「Pilgrim」で、
そのあとに
「SPORTSWEAR」が
続く、三角の織ネームです。
素材はレーヨンで、
プリントは抜染という、
1940年代末~50年代初頭の
プリント生地が使われています。
したがってこの織ネームは
「1940年代末~50年代初頭」に
使われていたと
筆者は推測します。
丸い文様は
何が描かれたものなのか
ちょっとわかりません。
アロハシャツと呼ぶには
やや語弊があるかもしれません。
ボタンは白の
尿素ボタンでしょうか?
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1073589422
これも、ペルシアあたりの
中央アジア風の柄なので
アロハシャツとは
呼びにくいシャツです。
これも上のと同じ
三角の織ネームが
付けられています。
レーヨンを抜染したところも
共通していて、
同じ年代の製品だと推測します。
ボタンはこれも、
白の尿素ボタンです。
そしてこちらも
同じ織ネームです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1053987687
こちらはレーヨンではなく
コットンのシアサッカー地です。
織ネームがレーヨン抜染の
タイプと同じなので、
同じ年代と考えられます。
実際、シアサッカーという素材の
シャツは、なぜか、
1950年前後の一時期だけ
発売されたと筆者は考えており、
そのこととも符合します。
柄はシダの葉のような、
これまたハワイっぽくない
モチーフです。
ボタンは白の
尿素ボタンです。
こちらは織ネームだけですが
参考までにご紹介しておきます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1036339879
三角の織ネームで、
「ピルグリム・
スポーツウェア」という表記は
共通しますが、
ヤシの絵と、「メイド・イン・
カリフォルニア」の文字が
加わるところが違います。
付けられていたシャツが
どんなものだったのかは
不明ですが、
おそらく、同じ年代の、
レーヨン抜染の
プリント生地だったのでは
ないでしょうか。
さらにはこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u452715453
上のものと似た織ネームですが、
「メイド・アンド・
『スタイルド』・イン・
カリフォルニア」
となっているところが
異なります。
和風な竹の柄で、
金色のプリントを
使っているところから、
筆者は1950年代半ば~
末頃の製品だと推測します。
裏がパイルになった
通称ビーチシャツは
ちょうどその頃流行したと
思われます。
素材はコットンで、
ボタンは大きな透明の
プラスチックボタンです。
続いてはコットンのシャツです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1051896654
前回ご紹介した「ヤシと楕円」の
「メイド・イン・ジャパン」と
同じデザインですが、
「メイド・アンド・
『スタイルド』・イン・
カリフォルニア」と
なっていて少し違います。
柄は菊のご紋のような
和風なモチーフです。
素材はコットン、
ボタンは透明な
プラスチックボタンです。
1950年代後半頃の
製品でしょうか?
最後はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1051858536
上のと同じ織ネームですが
色が赤なのが異なる点です。
柄は、夜に松明を灯して
漁をする人々が描かれています。
素材はコットン、
ボタンは透明な
プラスチックボタンでしょうか?
ピルグリムにも
いろいろな織ネームがあり、
年代も様々なので、
筆者なりの推測も交えて
年代を考察してみました。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけた
ヴィンテージアロハシャツ」
をお届けします。
今回は、先週末の続きとして
「ピルグリムのアロハシャツ」の
第2弾をお送りします。
前回は
「メイドインジャパンの
ピルグリム」でしたが、
今回は、
「メイドインカリフォルニアの
ピルグリム」を
探してみました。
まず最初のシャツを
ご紹介する前に、
前回ご紹介できなかった
「メイドインジャパンの
ピルグリム」から
スタートしましょう。
こちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d187611279
前回ご紹介した中にも入っていた
「『シングルニードル』の
記載がある」織ネームです。
レーヨン製で、
左胸にポケットが1つ付く
という特徴も同じですね。
特筆すべきは、
デッドストックで、
ペーパータグが付いている
ところでしょう。
この紙タグはしっかり記憶に
とどめておきましょう。
それでは今週の本題、
「メイドインカリフォルニア」を
ご紹介します。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v816148702
頭だけ大文字で、
あとは小文字の
「Pilgrim」で、
そのあとに
「SPORTSWEAR」が
続く、三角の織ネームです。
素材はレーヨンで、
プリントは抜染という、
1940年代末~50年代初頭の
プリント生地が使われています。
したがってこの織ネームは
「1940年代末~50年代初頭」に
使われていたと
筆者は推測します。
丸い文様は
何が描かれたものなのか
ちょっとわかりません。
アロハシャツと呼ぶには
やや語弊があるかもしれません。
ボタンは白の
尿素ボタンでしょうか?
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1073589422
これも、ペルシアあたりの
中央アジア風の柄なので
アロハシャツとは
呼びにくいシャツです。
これも上のと同じ
三角の織ネームが
付けられています。
レーヨンを抜染したところも
共通していて、
同じ年代の製品だと推測します。
ボタンはこれも、
白の尿素ボタンです。
そしてこちらも
同じ織ネームです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1053987687
こちらはレーヨンではなく
コットンのシアサッカー地です。
織ネームがレーヨン抜染の
タイプと同じなので、
同じ年代と考えられます。
実際、シアサッカーという素材の
シャツは、なぜか、
1950年前後の一時期だけ
発売されたと筆者は考えており、
そのこととも符合します。
柄はシダの葉のような、
これまたハワイっぽくない
モチーフです。
ボタンは白の
尿素ボタンです。
こちらは織ネームだけですが
参考までにご紹介しておきます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n1036339879
三角の織ネームで、
「ピルグリム・
スポーツウェア」という表記は
共通しますが、
ヤシの絵と、「メイド・イン・
カリフォルニア」の文字が
加わるところが違います。
付けられていたシャツが
どんなものだったのかは
不明ですが、
おそらく、同じ年代の、
レーヨン抜染の
プリント生地だったのでは
ないでしょうか。
さらにはこちら。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u452715453
上のものと似た織ネームですが、
「メイド・アンド・
『スタイルド』・イン・
カリフォルニア」
となっているところが
異なります。
和風な竹の柄で、
金色のプリントを
使っているところから、
筆者は1950年代半ば~
末頃の製品だと推測します。
裏がパイルになった
通称ビーチシャツは
ちょうどその頃流行したと
思われます。
素材はコットンで、
ボタンは大きな透明の
プラスチックボタンです。
続いてはコットンのシャツです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1051896654
前回ご紹介した「ヤシと楕円」の
「メイド・イン・ジャパン」と
同じデザインですが、
「メイド・アンド・
『スタイルド』・イン・
カリフォルニア」と
なっていて少し違います。
柄は菊のご紋のような
和風なモチーフです。
素材はコットン、
ボタンは透明な
プラスチックボタンです。
1950年代後半頃の
製品でしょうか?
最後はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1051858536
上のと同じ織ネームですが
色が赤なのが異なる点です。
柄は、夜に松明を灯して
漁をする人々が描かれています。
素材はコットン、
ボタンは透明な
プラスチックボタンでしょうか?
ピルグリムにも
いろいろな織ネームがあり、
年代も様々なので、
筆者なりの推測も交えて
年代を考察してみました。
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
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