ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(192)色違いのアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
本日は日曜なので翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回は「色違いのアロハシャツ」を取り上げます。
本当に偶然なのですが、同じ出品者さんの出品物が3つも重なっていました。
まず最初はこちらからです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w1055094414
夜、松明を灯して漁をしている人と、
松明を灯して水上スキーをしている男女が描かれています。
暗いところと、明かりに照らされて黄色くなっているところが
うまく描き分けられていますね。
ブランドは「ロイヤルハワイアン」、素材はレーヨン縮緬、
ボタンは古銭ボタンです。
さてこの柄の色違いがこちらです。
(筆者コレクションより)
同じロイヤルハワイアンで、織ネームも生地の素材もボタンも、
ヤフオク出品物と同じです。
ただし、色合いのニュアンスが少し異なります。
単なる撮影上の色被りなのかもしれませんが・・・。
拡大して比べてみましょう。
↓ ヤフオク出品物
↓ 筆者コレクション
同じ色なのか、色違いなのかは、この画像だけでは判別できませんでした。
次です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k1057009516
松の木の庭園と、石燈籠が描かれています。
ブランドは「アリイロレ」、素材はレーヨン縮緬です。
ボタンはプラスチックのネコ目ボタンですが、これは交換されたものだと思います。
アリイロレ(と、兄弟ブランドのキロハナ)の場合、
たいていココナッツボタンか竹ボタンだからです
(時代が新しいアリイロレに古銭ボタンが付いていることもあります)。
これの色違いがこちらです。
(筆者コレクションより)
ブランドは同じ「アリイロレ」、素材も同じレーヨン縮緬です。
ボタンは竹ボタンになります。
これも、燈籠の部分を拡大してみました。
↓ ヤフオク出品物
↓ 筆者コレクション
以前にイオラニのところで述べたことがありますが、
レーヨン縮緬のヴィンテージ・アロハシャツの場合、
ブルー系とブラウン系の色違いというのが、一番よく見られるパターンです
(ほかに、イエロー系やレッド系などもありますが・・・)。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o1057016270
戦士の盾を並べた柄だと思うのですが、定かではありません。
素材はレーヨン、プリントはオーバープリントで、
ボタンは竹ボタンになります。
ブランドは「ロイヤルハワイアン」ですが、
上のタイプより古い織ネームが付いています。
1940年代末頃のものだと思います。
ただ、たとえ40年代のものだとしても、
それだけで25万円という価格はいささか高すぎます。
以前、この柄の色違い(ブランドはリバティハウス)を
販売しているお店がありましたが、確か5~6万円でした。
柄の地味さ(そそられる派手さがありません)から言ったら、
2~3万円くらいではないかと、個人的には思います。
さて、こちらの色違いです。
(筆者コレクションより)
ブランドは同じ「ロイヤルハワイアン」で織ネームも同じ古いタイプ、
素材は同じレーヨンで、ボタンも同じ竹ボタンです。
最後はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1054365323
サーフィンとカヌーをする人々と、
ヨット(あるいは帆掛け船)と、交差したサーフボードを
縦と横に並べて「タパ」っぽくアレンジした、
なかなか面白い柄です。
(オーソドックスなタパ柄の特徴として、
「縦と横に模様を反復すること」があります。
また、筆者は勝手に「X字タパ」と呼んでいるのですが、
Xの文字のような模様が要素としてよく出てきます。
前回ご紹介したこちら ↓ などを見ればわかるでしょう)。
ブランドは不明で織ネームは「メイドインカリフォルニア」、
素材はコットンで、ボタンは白の尿素ボタンになります。
これの色違いがこちらです。
(筆者コレクションより)
ブランドは「ホアロハ」で、ボタンは竹ボタンです。
竹ボタンと言うところがハワイのブランドらしいところです。
そして、画像はないのですが、ブルー系の色違いで「カハラ」のものもあります。
カハラはカリフォルニアのブランドと同じプリント生地を使うことが時々あり、
この場合も本土のプリントメーカーから仕入れた同じ生地だったのでしょう。
ちなみにホアロハのシャツはカハラ製だと推測します。
今回はこの辺で。
次回もヤフオク出品物をご紹介します。
お楽しみに。
(次回に続く)
恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回は「色違いのアロハシャツ」を取り上げます。
本当に偶然なのですが、同じ出品者さんの出品物が3つも重なっていました。
まず最初はこちらからです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w1055094414
夜、松明を灯して漁をしている人と、
松明を灯して水上スキーをしている男女が描かれています。
暗いところと、明かりに照らされて黄色くなっているところが
うまく描き分けられていますね。
ブランドは「ロイヤルハワイアン」、素材はレーヨン縮緬、
ボタンは古銭ボタンです。
さてこの柄の色違いがこちらです。
(筆者コレクションより)
同じロイヤルハワイアンで、織ネームも生地の素材もボタンも、
ヤフオク出品物と同じです。
ただし、色合いのニュアンスが少し異なります。
単なる撮影上の色被りなのかもしれませんが・・・。
拡大して比べてみましょう。
↓ ヤフオク出品物
↓ 筆者コレクション
同じ色なのか、色違いなのかは、この画像だけでは判別できませんでした。
次です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k1057009516
松の木の庭園と、石燈籠が描かれています。
ブランドは「アリイロレ」、素材はレーヨン縮緬です。
ボタンはプラスチックのネコ目ボタンですが、これは交換されたものだと思います。
アリイロレ(と、兄弟ブランドのキロハナ)の場合、
たいていココナッツボタンか竹ボタンだからです
(時代が新しいアリイロレに古銭ボタンが付いていることもあります)。
これの色違いがこちらです。
(筆者コレクションより)
ブランドは同じ「アリイロレ」、素材も同じレーヨン縮緬です。
ボタンは竹ボタンになります。
これも、燈籠の部分を拡大してみました。
↓ ヤフオク出品物
↓ 筆者コレクション
以前にイオラニのところで述べたことがありますが、
レーヨン縮緬のヴィンテージ・アロハシャツの場合、
ブルー系とブラウン系の色違いというのが、一番よく見られるパターンです
(ほかに、イエロー系やレッド系などもありますが・・・)。
続いてはこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o1057016270
戦士の盾を並べた柄だと思うのですが、定かではありません。
素材はレーヨン、プリントはオーバープリントで、
ボタンは竹ボタンになります。
ブランドは「ロイヤルハワイアン」ですが、
上のタイプより古い織ネームが付いています。
1940年代末頃のものだと思います。
ただ、たとえ40年代のものだとしても、
それだけで25万円という価格はいささか高すぎます。
以前、この柄の色違い(ブランドはリバティハウス)を
販売しているお店がありましたが、確か5~6万円でした。
柄の地味さ(そそられる派手さがありません)から言ったら、
2~3万円くらいではないかと、個人的には思います。
さて、こちらの色違いです。
(筆者コレクションより)
ブランドは同じ「ロイヤルハワイアン」で織ネームも同じ古いタイプ、
素材は同じレーヨンで、ボタンも同じ竹ボタンです。
最後はこちらです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l1054365323
サーフィンとカヌーをする人々と、
ヨット(あるいは帆掛け船)と、交差したサーフボードを
縦と横に並べて「タパ」っぽくアレンジした、
なかなか面白い柄です。
(オーソドックスなタパ柄の特徴として、
「縦と横に模様を反復すること」があります。
また、筆者は勝手に「X字タパ」と呼んでいるのですが、
Xの文字のような模様が要素としてよく出てきます。
前回ご紹介したこちら ↓ などを見ればわかるでしょう)。
ブランドは不明で織ネームは「メイドインカリフォルニア」、
素材はコットンで、ボタンは白の尿素ボタンになります。
これの色違いがこちらです。
(筆者コレクションより)
ブランドは「ホアロハ」で、ボタンは竹ボタンです。
竹ボタンと言うところがハワイのブランドらしいところです。
そして、画像はないのですが、ブルー系の色違いで「カハラ」のものもあります。
カハラはカリフォルニアのブランドと同じプリント生地を使うことが時々あり、
この場合も本土のプリントメーカーから仕入れた同じ生地だったのでしょう。
ちなみにホアロハのシャツはカハラ製だと推測します。
今回はこの辺で。
次回もヤフオク出品物をご紹介します。
お楽しみに。
(次回に続く)
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