SSブログ

ハワイの新聞記事から その173 1968 ムサシヤ・リミテッドはまだある(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

今回は引き続き、
ムサシヤ・ザ・シャツメーカー閉店の記事の続報をお届けします。




『ムサシヤ・リミテッドはまだある(2)

 その当時(訳注:1930年代前半)、
キング通りにあるムサシヤ・リミテッドは
現在の大きさの約3分の1であった。

同店は主に布地、キモノ、ハッピ・コート、スリッパ、日本の漆器を販売し、
シャツやパジャマを作っていた。

また、現在もまだ売られているのは、
3月の伝統的なひな人形、
5月の武者人形やこいのぼり、
7月のお盆用の提灯である。

 1933年に紳士・男児売場が拡張され、
女児や婦人の既製服の売場が新しく加えられた。

また座布団(クッション)や布団(キルト)、
そして非常に多くの人が旅行するようになった戦後には鞄も、売られていた。

 ムサシヤ・リミテッドのウィンドウォード支店は1958年にオープンし、
1966年にはアラモアナ・センターに支店が、
ちなみに同店は布地と日本製品を販売しているのであるが、オープンした。』




A68 ムサシヤの建物.jpg

Musashiya.jpg

この写真に写っている手前の通り(リバー通り)に面した店舗は
「ノース・キング通り185番地」なので、
この記事が書かれた1968年にはムサシヤ・リミテッド本店は
「179番地から185番地まで」の4店舗分を占めていたことになります。


上の文章に、ひな人形も扱っていた(当時も現在=1968年も)と書かれていますが、
1950年にこんな広告がありました。

1950年ムサシヤ.jpg

この広告を見ると、179番地は布地売場、185番地は紳士服売場と
分かれていたようです。



(次回に続く)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。