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ハワイの新聞記事から その95 1966 ハワイの衣料品産業を後押ししたバイヤー(6) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、1966年に『ホノルル・スターブリトゥン紙』に掲載された、
シアーズのバイヤー、ジャネット・ルヴァイン女史の引退に関する記事を
翻訳しているところです。



ルヴァイン退職.jpg

ハワイの衣料品産業を後押ししたバイヤー(6)
文/ホープ・デニス
(ホノルル・アドヴァタイザー紙ファッション・エディター)

 「戦時中、衣料品メーカーが手に入れられた唯一の布地は
無地のルアナ・クロスでした。

彼らはその布地にハンドブロック・プリントで柄を入れ、
前ボタン留めのドレス、スラックス、スーツ、丈の長いハウスコートなどを
作っていました。」

 「彼らメーカーが現在どれほど遠くまで来たか
(訳者補足:どれだけ発展したか)を見ると感慨深いです。」と、
発展の各段階をメーカーたちと共に歩んできたジャネット・ルヴァインは要約した。

 引退後の計画について尋ねたところ、
ルヴァイン女史は素敵な、そして愛情のこもった笑みを浮かべてこう言った。

「何もしないのはいけないのかしら? 
それこそが、これまで私が決して時間を費やしてこなかったことなんですよ。」

 土曜日、ザ・ウィロウズが、功労表彰のルアウの場所である。

そのルアウには、メーカーとマーチャンダイジングとファッションの
各コミュニティに属する人たちが、
それらの分野にこれまで長い間多大な貢献をしてきた
一人の女性に敬意を表して参加する。』



ジャネット・ルヴァインが、アロハシャツを含むハワイアン・ファッションの発展に
どれほど大きな貢献をしたかがよくわかる新聞記事でした。

「品質にうるさかった」と書かれているところからも、
ダメ出しがかなりきつい女性だったことが想像されますね。


今回でこの新聞記事の翻訳は終わります。
次の記事をお楽しみに。



(次回に続く)

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