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ハワイの新聞記事から その73 1939 ハワイの衣料品産業(9) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、『ホノルル・アドヴァタイザー紙』に掲載された、
1939年の記事を翻訳しています。
内容は、ハワイの衣料品産業に関する文章です。



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ハワイの衣料品産業(9)
文/ローナ・アーレン

 このメーカーが最近創作した新しいファッションの中には、
肩ひものない水着がある。

その水着には、ラップ・スカートとしても着られそうな、
共布のスカートが付いている。

そしてこの水着は王族柄のコットン地で作られている。

 王族柄のコットン地を使ったサロン・スーツもまた、
肩ひもなしのお洒落な新型になっている。

短いフレア・スカートとジッパー開閉式のボディス
(訳者補足:前をホックで留めるか紐で締めあげる袖なしの胴衣)が付いた
ワンピースの水着は、神秘的な形状ゆえに、
シリーズに付け加えられた中では最も人気のあるものの1つである。

 カラ・クロス、またはコットン、またはシルクを使った
バドミントン・スーツもまた新型である。

このとても短い服には、シャツと、プリーツ入りショートパンツが付属している。』



今回も少し補足しておきます。

「ボディス」というのは一般に
「前をホックで留めるか紐で締めあげる袖なしの胴衣」のことで、
このような ↓ デザインの服になります。

250px-Bodice_(PSF).jpg

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9
(ウィキペディアより引用)

この絵にある「前面の開閉部」が「ジッパー式になっている」ということのようです。



(次回に続く)

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