ハワイの新聞記事から その40 1960 エルシー・ダースの芸術的才能（４）

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、ホノルル・アドヴァタイザー紙の1960年の記事を翻訳しています。
話題はテキスタイル・デザイナーのエルシー・ダースについてです。
相変わらず回りくどい表現が多いですが、ご了承ください。






『エルシー・ダースの芸術的才能（４）
　文／ペギー・マッケンジー

　人々は、「ディオール」と言う時と同じ尊敬の念をもって
ため息交じりに言う。

「それはまさにエルシー・ダースの服だ」と。

　ダースの服を着ることは夢かと思うばかりの素晴らしい体験になるはずだと、
私は、４年間、証拠を蓄積した結果、疑いの余地なく明言するに至った。

　私は、カラカウア通りにあるダースの店にどっしりと腰を下ろして、
そこで起きる出来事をじっくり観察しながら、ある日の午後を過ごした。

エルシー・ダースは美形の女性であり、
容姿の面から見て印象的で個性を発揮している。

それはちょうど、仕事面から見て
彼女のデザインが印象的で個性を発揮しているのと似ている。

彼女が、あるいは他の誰かでもかまわないが、
癇癪をおこすところを想像できないような、
率直で、 気まぐれではないタイプの人である。』




全体の文章が長いため、前置きのような部分が長く続いており、
なかなか核心に至らない（と筆者が思う）、読みにくい文章になっています。
もうしばらく辛抱してお読みください。



（次回に続く）

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