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ハワイの新聞記事から その27 1987 アロハシャツの創造者たち(4) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

以下はホノルル・アドヴァタイザー紙の1987年の記事の翻訳で、
話題はキングスミスのチャン兄妹についてです。


『アロハシャツの創造者たち(4)
 文/ロン・ロンク(ホノルル・アドヴァタイザー紙 アート・ライター)

 「ファッション・デザインはそれまでずっと私の関心事でした。」と彼女は言う。
「父がまだ服の商売をしていた時、私は頻繁に店に下りていき
 (訳者補足:当時の住居は店の上にあった)、
 父が売るためのスウェットシャツの背中に絵を手描きしていたものです。

 最も人気があったのはダイヤモンドヘッドの風景でした。」

 ハワイ大学に通う間にミラード・シーツにも出会った。

彼はカリフォルニアの著名な画家で、
夏期講習で教えるために大学に来ていたのである。

彼はエセルにアートの勉強を続けるようにと励まし、
カリフォルニアのシュイナード美術学校に進むために、
2年間の奨学金と500ドルの生活費がもらえるよう手配してくれた。

さらにエセルは、画家ユック・マズレット・ルキエンス
(訳注:版画家・画家・美術教育者)から、
そしてその後ハワイ大学美術学部長からも推薦状をもらった。』



この記事は、まだしばらく続きます。



(次回に続く)

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