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ハワイの新聞記事から その21 1987年 『ザ・ハワイアンシャツ』が出版される(4) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

以下は1987年4月の新聞記事の翻訳です。
洋書『ザ・ハワイアンシャツ』の話が中心です。


『『ザ・ハワイアンシャツ』が出版される(4)
 文/ロン・ロンク(アート・ライター)

 他にも起こったことがある。

ここ数年、お気に入りのヴィンテージ・ハワイアンシャツを
額に入れて飾るコレクターが出てきているが、
それはファブリック・ペインティングのようなものかもしれない。

その話がスティールに戻り、
今度は彼の方が、自身の本に掲載されたシャツの柄に基づいた
セリグラフ・プリントを数枚作ることにした。

 これまでのところ、彼は4種類の柄をプリントした。

3柄は1940年代の、黒、青、エビ茶地の
クラシックなハイビスカス柄である。

4番目のシャツは紺地のもので、
ヤシの木の林越しにダイヤモンドヘッドが描かれている。』




まず、「4番目のシャツ」として紹介されているのは
「紺地のもので、ヤシの木の林越しにダイヤモンドヘッドが描かれている」
という説明から、シスコ社の「デュークカハナモク」ブランドの、
あの有名な柄(本ではP48に掲載)で間違いないでしょう。

こちら ↓ です。

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https://bayson.exblog.jp/26996000/
(北九州市小倉北区にある古着屋BAYSONさんのBLOGより引用)


織ネームも、こちらと同じ「正方形タイプ」
(年代が古いです)が掲載されているようです。



また、「ハイビスカス柄」というのは、
『ザ・ハワイアンシャツ』のP32下段に掲載されている柄のことでしょう。

この柄の、しかもエビ茶地というのは、ちょうど先日このブログでご紹介した、
こちら ↓ のシャツと同じものではないでしょうか?

133200310.jpg

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c750067652


こちらのシャツには織ネームが付いていませんが、古着屋さんなどでは
「メイドインカリフォルニア」の三角タグなどが付いているのをよく見かけます。
本に掲載されているのも「メイドインカリフォルニア」のようです。




(次回に続く)

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