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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その185 1980~90年代の女性服(2) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は、「1980~90年代の女性服」についてです。



『第9章「1980~90年代:ハワイの文化復興とレトロ・スタイル

 女性服(2)

 (以下引用部分)
  カアフマヌ協会の会員たちは、
 最も偉大なハワイ女性でありカメハメハの妻であるカアフマヌを
 尊敬している。

 彼女は、女性を否定するカプ(禁忌)を撤廃し、
 女性が食べてよいと決められたものだけを食べるという習慣を撤廃した、
 ハワイで最初の女性解放運動(1819年)を先導した人物である。

 のちに彼女は、有能な手腕で、鉄の意志をもって、
 政府を統治した。(続)』




カアフマヌについては、ウィキペディアの記述を引用しておきます。


200px-Queen_Kaahumanu.jpg

カアフマヌ(Kaahumanu, 1768年3月17日 - 1832年6月5日)は、
ハワイ王国を統一したカメハメハ1世が寵愛した王妃。
・・・
カメハメハ1世の死後、副王として
カメハメハ2世およびカメハメハ3世のクヒナ・ヌイ(摂政)を務める。
1819年、カメハメハ2世の母ケオプオラニとともに
ハワイ王国における土着信仰として尊重されていた禁令制度、
カプ(タブー)を撤廃した。
タブーの廃止は自由を享受した人々が増えた反面、
従来の階層構造、社会経済を支えていた秩序の崩壊につながった。
(引用終わり)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8C



現代的な感覚を持ち合わせた、意志の強い女性だったのでしょう。



(次回に続く)

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